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昨日の夜は、梶尾真治の小説『サラマンダー殲滅』を読み返しておりました。
神鷹静香は、テロ組織の爆弾テロで夫と愛娘を喪った。
そのショックで茫然自失していた彼女を立ち直らせたのは、復讐への想いだった。
静香は戦士となることを決意し、壮絶な訓練に挑む。
しかし……。
梶尾真治の作品は、叙情的なSFとドタバタコメディーのSFで有名ですが、この『サラマンダー殲滅』はSFエンターテインメント大作。
映像を仕事にしている人が読んだら多分、この作品の映像化に挑戦したくなるようなでも映像化なんて無理だぁ~と叫んでしまうような、そんな迫力のあるシーンが満載の作品です。
第一部のラストシーンは圧巻であります。
この『サラマンダー殲滅』は、SFで文章の力をまざまざと見せつける作品の一つであります。
面白いですよ。
お勧めであります。
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