
今日は特にやることもなかったのだがいい天気だったので、高校に行った。制服に着替えるとやはり気が引き締まる様であった。毎日通っていた道であるが懐かしい気持ちになると同時に、夏休み明けに始めて学校に行く時の様な楽しい気分になった。学校に着いても特にやる事がなく、図書室に向かった。とり合えず赤本を見た。それからはまたやる事がなかったので運動場に出た。体育の授業はやっていないようであった。運動場には同じクラスである染手&染手が1人でサッカーの練習をしていた。自分はとり合えず鉄棒でケンスイをしてみた。染手&染手が1人で走っていた。自分は誰もいない運動場を見て校舎の写真を撮ろうと思った。最近日記を書き始めてからは毎日のようにデジカメを持ち歩いているのである。今日は学校に行って何か嬉しかったけど、やっぱり学校は友達がいて初めて学校なのだと思った。卒業したくないと思った。
自分は高3であるが今まで1人しか付き合った事がない。彼女とは10ヶ月と言う短い時間しか付き合っていなかったし、手も繋いだことがなかったが1度もケンカをすることも無く仲がよかったと思う。彼女とは自分が吉本に行くと言って別れたのである。昨日は同じクラスの友達とチャットで初めて付き合った子の話をした。自分には非常に懐かしく感じられた。ふと彼女の事が気になり机を探っていると、当時自分が中学3年生の時につけていた日記が出てきた。小学校の時とは違い、誰かに読んでもらう為に書いたものではなく、自分が個人的に書いていたものであり、文面は非常にフランクな口語体であった。友達と遊んだ事も沢山書いてあったが、日記の4割ぐらいはまだ付き合う前の彼女の事ばかり書いてあった。何を言った時にウケたなどが書いてあって今思うとほぼストーカーであった。日記を読んで更に彼女が懐かしく感じられた。今日は日記にもなるだろうと思い、勇気を振り絞って久しぶりに彼女の家に電話をかけてみた。最初電話に出たのは、彼女の妹であった。自分が付き合っていた時は小学校2年生であったが、もう今年の春で6年生になるらしい。実に時が経つのは早いものである。最初彼女に「久しぶり」と声をかけると「どちらさまですか?」と聞かれたが、自分が名前を名乗ると少し笑いながら「久しぶり」と答えてくれた。本当に久しぶりに彼女と話をした。2年ぶりぐらいであろうか。しかし変に余所余所しくはなったりしないで、普通に会話をすることができた。30分ほど会話を楽しんだ。何か嬉しかった。自分は日記を書いていなかったらこんなに大胆な行動はとっていなかったと思う。今日は改めて日記を書いていてよかったと思った。別に彼女とまたやり直したいとか言うワケではないが、彼女には夢である教師になって欲しいと思った。