こたつでウトウトしていていると元相方から連絡がありました。
元相方は西脇1お洒落でイカツイBARであるステッピングストーンにいるとの事でラシーンでステッピンに向かいました。
ステッピンには元相方と笑うと黒人みたいな顔になるいつもの友達と、久々に出会うこうちゃんと、この日初めて会うピロシ(自分がこの日に付けたあだ名)と言う青年がいました。
こうちゃんは元相方と昔ハードコアのバンドを組んでいたメンバーです。中学も高校も違うので、そんなに遊ぶ事は無かったですが自分はこうちゃんが好きです。
ピロシはデボネアの旧車に乗るシャイボーイ。人見知りが酷く、この日も皆とあまり喋っていませんでしたが、西脇に帰り始めてから社交的になった自分が話かけるとよく喋っていました。ピロシも「喋りやすい」と言っていました。
多分自分が元シャイボーイなだけにシャイな人の気持ちが普通の人より分かるからだと思います。
そんなこんなで飲んでいたのですが、ステッピンから歩いて行ける程家が近い坂口氏も呼びました。
坂口氏はスグにやって来ました。
そんなこんなで自分はラシーンに乗って来たのに飲む事になりました。
西脇の民はアホなのでスグテキーラを一気しようと言い出します。なので皆テキーラを一気飲みする事になりましたが、何でか自分だけスピータス?とか言う酒でした。
因みにアルコール度数はまさかの95%です。
皆で乾杯をし、一気をしました。
スピータスは口に入れた途端に注射器の味がし、口がしびれました。口がしびれて少しヨダレが垂れました。
飲んだ瞬間に胸辺りが熱くなり、自分は「あーそらガソリンで車が走る訳やわ」と何かやんわり悟りました。
しかしやはり酒を飲まないだけで酒に強い自分は全く酔いません。
普段から酒を飲まない、笑うと黒人みたいになる友達と自分以外は皆酒が良い感じに周っていました。
黒人と坂口氏は戦争と宗教の話で意気投合して2人で何やら難しい事を話合っていました。
酒の入ったこうちゃんは店に置いてあるアコースティックギターを急に手に取り即興で今の社会に対するメッセージ性がある様な無い様なが歌を歌い始めました。
何か面白かったです。
ステッピンは元々ハードコア的なジャンルを中心としたライブハウスで、ハードコアとは関係ありませんがそのライブハウスとしての名残もあり店内にはターンテーブルとシンセサイザーなんかが置いてあります。
最初みんなでワイワイとターンテーブルをいじっていましたが、自分が元ハウスDJの坂口氏に「坂口氏回してや」と言うと彼は一端家に帰り沢山のレコードを持って帰って来ました。
そしてガッツリDJプレイを始めました。
基本的にどんな音楽も聴く自分はノリノリでした。
少しターンテーブルを触れるこうちゃんも、ドラムとパーカッションだけの渋い民族系の音楽をかけたりと客は自分達だけですが盛り上がりました。
自分は同級生のお兄ちゃんであるステッピンのマスターに「マスターもターンテーブルとか出来ないんですか」と聞くと、「俺はアンチDJやからな」と言いました。
いやはや全くターンテーブル完備の西脇1のオサレBARのマスターのセリフとは思えません。
因みに何で自分がマスターにこんな事を聞いたかと言うとマスターのビジュアルは良い意味でホームレスみたいで確実にレゲエが好きなビジュアルだからです。
そんなこんなで酒の入った元バンド仲間の相方と、こうちゃんは昔ピリピリした感じで解散したバンドの時の事をお互いに謝ったりして腹を割って話していました。何か良いお酒だと思いました。
そんな楽しい夜も4時には店を閉めるとの事で、自分達は唯一酒の入っていない黒人の運転で家まで送ってもらいました。
デジカメで写真を撮っていたので写真は無しです。