今日は昨日に引き続き、オスプレイの配備と米軍艦載機の低空飛行訓練の中止を求めるよう、安中市に要請書を提出しました。
渋川市でもそうだったんですが、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについては、県からは特別に知らされていることはないらしく、どちらの市長もマスメディアが報道している範囲のことは知っている、といった様子でした。
榛東村にある自衛隊駐屯地は、地位協定によって米軍が一時使用できることや、自衛隊の訓練空域をこれまでも米軍機が使用してきたこと、オスプレイの飛行訓練で米軍がその空域を使用すると言った場合、日本政府は拒否するつもりはないことなどをお話しすると、岡田市長は「そんなことが許されるんですか。独立国家とは思えない」と述べました。
日米安保条約を盾に、これまでも米軍がいいように日本の上空を使用してきました。現在だってそうです。安中市の上空は、渋川市ほどではありませんが、それでもときどき飛行訓練の爆音は聞こえます。もし、オスプレイが榛東村に配備されるようなことになれば、群馬の上空を、超低空で飛び交う可能性も否定できません。市民の命と財産を守る立場として、地方自治体からも声を上げてほしいと要請すると、岡田市長は、「部内でも検討したい。資料も参考にさせていただく」とのことでした。
話題は変わって、民自公3党で、結局消費税増税法案が参議院で可決されました。自民党の支離滅裂も極まれり。オスプレイやTPPに見られるアメリカいいなりの姿勢といい、消費税増税のゴリ押し可決にみられる財界優先の姿勢といい、民主・自民・公明の3党が、国民の方を向いていないことは明らか。
これからの政治を、このままにするのか、民意の反映される政治にするのか、その選択のときは近い?