16日、群馬県労働者後援会総会が開かれ、私も行ってきました。
こういう集まりに行くといつも思うのですが、若い人たちの参加がもっと必要だなあ...。
講演には紙智子参議院議員が演壇に立ち、TPPの問題を中心に、次の参院選で日本共産党の5つの議席を何としても獲得して、今の日本の政治、日本の在り方が変えられようとしている政治に待ったをかけ、国民が安心して暮らせる日本をつくろうと語りました。
紙智子さんと言えば、日本共産党の農林・漁業局長として、活躍。TPPの問題をめぐっては、それこそ国会論戦で先頭に立って、アメリカいいなりの貿易で日本の農業が破壊されていることに、ずっと意見してきた議員です。
また、16日と言えば、その前日に安倍首相がTPPへの参加表明の意思表示をした翌日。もっともホットな話題を、その道に最も詳しい人から話してもらえる機会となりました。
自民党の「公約違反」についても指摘。7割の自民党議員が「TPPへの参加反対」を表明していたのに、いざというときになると、「安倍首相に一任」という言葉で逃げているといいます。
また、紙さんは、「首相がアメリカへ行く前に、『6つの問題を全部クリアしなければ参加はないんですね』と確認をした。農水相は『その通りだ』と答弁したが、安倍さんはついに最後までごまかした。結果、『例外なき関税撤廃は参加の前提でない』という確認がとれたという、その1点だけで参加表明にいたった。」とも。
また、TPP参加を巡って、体制側は農業と工業とを分断させ、対立させようとしているとも話し、「ことは農業だけの問題ではありません。労働力を巡っても、保険や医療を巡っても、深刻な問題がある」と、TPPへの参加を何としても断念させると決意を語りました。
TPPに参加するということは、国の在り方が変わる問題だと紙さんは指摘。先日ここで書いた憲法を守れるかどうかという問題とともに、国の在り方が問われる問題です。
おとなしくなんかない、安倍自民・公明政権に、参院選で「NO」の態度をキッパリと示し、国民のみなさんこそが主人公となる国づくりへ第一歩を踏み出しましょう。