糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

原発なくせ 高崎でも

2012-08-24 | 日記

 

 首相官邸前で毎週金曜日に行われている原発ゼロ行動に呼応するように、高崎でも金曜日に始まりました。

 今日は私も家族連れで参加。午後6:30開始だったのですが、私たちが駅前に着いたのが7時すぎでした。参加者が順番にマイクを握って、思いを表明するようなこともやってました。

 ある男性が、「なぜ高崎でもこんなことをやるのか。それは自分に責任を感じているからだ。福島の原発事故を知る前にこうしたことをやってこなかった自分に責任を感じている」と思いを語っていました。

 日本共産党の酒井ひろあき群馬県議の姿も。群馬4区のはぎわら貞夫予定候補ともお会いしました。

 このロータリーの広場には50人~60人くらいいたでしょうか。

 

 やがて、7:45くらいからでしょうか。シュプレヒコールが始まりました。

 終了時間まで、「再稼働反対」「原発止めろ」とシュプレヒコール。鳴り物をならす人、こぶしをあげる人...。

 

 目の前に首相官邸があるわけでも原発があるわけでもありません。

 それでも、「何かしたい」「意思表示したい」という思いで、みなさん集まり始めたんですね。

 

 全国に飛び火しているこの運動。政治を動かす大きな力を感じます。


オスプレイ富岡市と甘楽町に

2012-08-23 | 日記

 お盆前に渋川市長、安中市長にオスプレイの配備中止と、米軍艦載機の低空飛行訓練の中止を求める要請を行いました。この流れで、今日は富岡市と甘楽町におじゃましました。

 これまで要請で面会した首長はみなさん、「国・県からの情報はなく、報道で知る範囲」というのが共通しています。まあ、そうでしょうね。

 

 今回、これまでの資料をより補完するうえで貴重な資料を入手していました。わが党の塩川てつや衆院議員が、防衛省に資料請求をしたもので、米軍の低空飛行訓練の際、住民から寄せられた苦情について、防衛省が米軍に確認し、米軍が飛行事実を認めた件をまとめたものです。自衛隊が管轄する空域を、米軍艦載機が自由に飛び回っているという証拠になります。見れば、富岡市民の苦情も結構あるんです。

 

 日本って、ここまで米国に対してモノが言えないのかと思ってしまいます。こういう話をすると、甘楽町長は「国がアメリカに対してモノが言えないのが悪い」とおっしゃいました。

 ただし、アメリカに対してモノが言えないのと、領土問題で中国、韓国とうまくいかないのは事情が別。全部をいっしょくたにして「弱腰外交」と批判するのはあたらないと思います。

 

 ところで、今日は富岡市役所に集合だったのですが、ちょっと早めに到着したので、市役所の近辺をちょっとぶらり。なかなか素敵な町並みでした。

 

 


あきらめないぞ

2012-08-22 | 日記

 渋川市内で街頭に宣伝に出ました。ちょっと離れた場所で聞いていた方がいらしたので、演説を終えてから駆けよると、快く握手。

 「もう、消費税たまんないよ。先生(え?わたしのこと?)にがんばってもらわないと。おれたちが嫌だと思ってても、通っちゃうんだもの」と、激励なのかご意見なのか。まあ、激励と受け取り、がんばりますと答えてお別れしました。

 

 また、ある住宅街で演説をしていたら、通りかかるクルマの中から手をふってくれる方が。こういう反応が住宅街のような場所であるととても励まされます。

 世論調査では、消費税増税成立後も「増税反対」が過半数。あきらめられませんよ。

 原発ゼロの問題でも、2030年までの原発ゼロ支持が多数派。野田首相も原発ゼロを視野に入れるとか入れないとか。マニフェスト破りで重大な国民不信を招いている政党の言葉。本気で「ゼロ」を目指すなら、まず大飯原発を即刻停止すべき。

 首相官邸前の抗議行動も広がり、続いています。これもあきらめられません。

 

 TPP参加反対の首相官邸前行動が、昨日から毎週火曜日に行われるという「しんぶん赤旗」の記事を読みました。今、国民のみなさんが、声をあげ、行動する事で政治が動く事が実感できる、とても重要なときではないでしょうか。

これもやっぱりあきらめられない。

 前を向いて、前進めざして、がんばります。

 


「ダメ」という言葉

2012-08-21 | 雑想

 否定的な言葉を投げつけると、ときに人を傷つけることがありますよね。子育ても、「ほめて育てる」のが良いという話もあります。

 子育ての方針には各家庭での考え方もあるでしょう。しかし、やっぱり考えてみたい。

 なぜこんな話を突然持ち出したのかというと、最近の自分の「ダメさ」を感じているからでして。はい。あ、といっても、誰かを傷つけたことを思い知らされたとか、そういう出来事が直接的にあったというわけではありません。多分。

 というのは、「ダメ」という言葉、単に否定的な意味だけでなく、強制や排他的な意味することもありますよね。「~しないとダメ」とか、「~できないとダメ」などという言い方です。これ、私自身が無自覚に結構な頻度で使っていることを、街頭宣伝のときに感じたんです。

 「日本共産党はなんでも反対」なんて、ひところは揶揄...というより攻撃の材料ですかね、されたことがありました。今でもそうおっしゃる方がたまにいらっしゃるようです。まあ、賛成できない、反対すべき政策には「反対」と言わざるを得ないので、この攻撃自体に意味がないのですが、日本共産党も、「前向きな表現」を心がけるようにしています。

 しかし、「~しないとダメ」と言うのでは、あまり前向きではないなあと思うのです。「それ以外は認められない」という感じで、自分の発した「ダメ」という言葉に、自分が傷ついたりして。

 党支部のみなさんや後援会、支持者のみなさんと語りあうときに、もしかして、今まで自分がそういう物言いをして、みなさんのやる気をそいだり、くじいたりしたんじゃないだろうか、などと考えたりしました。

 おとなが相手でも、人間の成長という点で、子育てと同じだと思います。別に「上から目線」のつもりはありません。子育てだって、子どもの感じることに共感することから、一緒に成長する立場に立てるのだと思います。

 わりと気楽に「ダメ」って言ってる自分。もうちょっと気をつけたいものです。


元気の素

2012-08-20 | 日記

 今日の午前中は、高齢の党員と一緒に、その方のお知り合いのお宅に「しんぶん赤旗」をおすすめに行きました。

 消費税増税法案が参議院で可決、成立したことであきらめの気分があったり、「民主も自民もダメだと思うけど、さてどうしようか」という思いでいる方もそれなりにいらっしゃるようです。無理もないことだと思いますが、それでも前を向きましょう。

 

 消費税増税が施行されるのは2年後です。この2年間に、「近いうちに」解散・総選挙、そして来年には参院選と、国政選挙が2回あるんですよ。この選挙で、増税推進勢力に厳しい審判を下していただき、国会での力関係を変えることで、施行を止めることも不可能ではありません。

 約3年前に、多くの有権者が「今度は民主党に」とやって政権交代を実現した力が、主権者国民にはあります。

 なんて話や、訪ねた家の方の近況のやりとりなどしながら、「赤旗」をおすすめすると、みなさんするっと承諾してくださいました。今の政治への関心もさることながら、その党員の方との長年にわたってできた信頼関係も大きい。あらためてベテラン党員さんの馬力を見せられました。

 この党員、元村議(いまは町になってますが)で、私を連れ回すあいだ、まるで自分の選挙をやるかのようなハッスルぶり。この間も、自分の軽自動車を宣伝カーに仕立てて、独自に宣伝カーを走らせているのだとか。

 

 群馬5区に(比較的)若い候補者が名乗りをあげたことが、一部のご高齢のベテラン党員に多いに刺激を与えているようで、暑い中、私を連れ回してくださるときにも、ずいぶんがんばってくださいます。心から敬意を表したい。