蟹が仰け反るくらい暴れていた。鈴木の恋が随分煮詰まっていたりもした。甲斐達事務所上層部の争いの理由は引き続き謎だが、何やら甲斐を恨んでるらしい凄腕弁護士も登場。致命的な資料隠蔽に秘書が関わっていたような?? 大手事務所でもひっくり返りかねない案件の資料の事務所による精査や情報共有というのは現実でも担当弁護士の面子の問題になるからあまりやらないものなのかな? と思ったりもした。
1話だけ載せるっ! 天才バカボン的な話でくるかと思ったら意外とホームドラマと大学を舞台にした青春ドラマが半々くらいの加減だった。ベースはコメディ。主人公である父が何気に賢いのと娘ののんびりペースが独特のバランスだ。ガッキーは女優から守護霊的な存在にステップアップしていたっ。見えるっ、後光がっ! 大学生や専門学校生をメインにした青春ドラマは今後増えそうな予感。生々しくなり過ぎない何かしらの工夫は必要になってくるだろうけど。メイン人物7人くらいで回るし、学部や学科の設定が強いし、役者の年齢が少し上がるから無理が少なくなったり選択肢増えたり、あとはこの世代だと既に十代後半で篩に掛けられた生き残り組だから地力や知名度のアドバンテージが高校生世代よりかはありそうだしね。まぁ高校生ドラマが全く作られないと上がつかえ過ぎて、新しい人が出てこれない問題も発生しそうだが。そっちは青春ホラーとか青春サイコスリラーとかの単館系映画でリカバーするのもありかもしれない。スィーツ物はよっぽど売れてる人でもハードル高くなってきてるからもう『選ばれし者』案件だ。まずコロナがデストロイ過ぎるが・・・。話が激しくズレてしまったが、腰が重い永野とガッキーの久し振りのドラマ、押さえておこうっ!
ツッコミ所も激しいが、延々と超近距離劇画演技合戦とお祭りワッショイ展開がつづく為、トリップ感がある。主人公側も違法上等でガンガン攻める。最後に出てきた謎の海外資本も祭の最後にデカい御輿が現れるようなもので、理屈ではないっ。『半沢直樹』というお祭り。それがこのドラマの骨子なのだろう・・・。