微妙に現実を掠った、制作チーム的な『だったらいいな』という夢のフィクション芸能界で、さらに劇中劇を作ったり作ろうとする人々の物語。意外とオジサンチームではなく自主映画を作ろうとする若手チームが縦線だった。まぁそれでいてクローズアップされるのはあくまでオジサン達ではあったが。あと犬。犬熱演。犬頑丈過ぎ。事前のダメージ描写の加減がオカシイぞ？？ 全体としては追悼作でもあった。生きてる人々の方が銀河鉄道に乗ってどっか行っちゃったけど。意外とCG作る予算持ってた濱田岳でもあった。金太郎マネーか？ ああいう感じならいっせーのーせで１００人撮らなくても別々にハリボテセットでも撮れるじゃん？ というか撮ってるじゃん？？ ラストは遠藤憲一の不倫ENDだった・・。なぜかホッコリした感じで纏められていたがっ。蛙の石は芳根京子も見付けられるに違いないっ。私は昔、田舎で親族と山に蕨を取りに行った時に（何か蛇みたいな石だな）と思って近付いたらとぐろを巻いたマムシで「うっはぉおおうっ？！」と私史上、最大のジャンプ力でそのマムシを飛び越えて逃げたことがある。冷静に考えるとマムシと気付いた時点で引き換えせばいいだけなのになぜか飛び越えてしまったぜっ。錯覚と勢いって怖いよねっ！
