花のないこの時期、休みの日になるとどこへ行こうか悩んでしまう。そこでアッとひらめいたのが、多摩動物公園。いわゆるTamaZooだ。冬の動物園はなかなかお勧めの場所だ。寒いので子供連れやカップルが比較的少ないとか、また空気が乾燥しているので動物のフンの匂いがあまりしないなど、結構いいところが多いのだ。といってもそれ以外は思いつかないのだが……。まぁそんなわけで車で行ったのだが、何時も停めている京王の駅のそばの駐車場が1200円と高いので今回はやめて探したら、その先(といっても100mも離れていない)に600円の安いところを見つけ運よくそこに止めることができた。こういうプチ発見はとても嬉しいのだが、反面どうして今まで気づかなかったのかと変に損した気分になるのはどういうわけだろう。
寒いのですぐそばの昆虫館へ。巨大な温室ドームは季節知らずのチョウや虫たちが飛び回っている。
一番多く目立つのはオオゴマダラ。沖縄地方でみられる大型のマダラチョウだ。
同じマダラチョウの仲間、アサギマダラ。
カバタテハ
ナガサキアゲハ
キチョウ
イシガケチョウ
スジグロカバマダラ
バッタもいる
ここのお勧めは何と言ってもハチドリ。広い音質なので探すのは難しいが、耳を澄まして甲高い鳴き声に注意していると探すことができる。
ホバーリング
そのほか、闇の中で光るグローワームやハキリアリのコロニー、世界一巨大な昆虫オオコノハギスなどこのゾーンだけで一時間半以上も楽しめた。
そのほかはざっと目だったものだけ一部ご紹介
生まれて9か月のチーター
フラミンゴ
これも去年の11月に生まれたばかりのモウコノウマ”ハーン”
オランウータン
急に集団で吠え出したオオカミ
相変わらず人気のレッサーパンダ。この中の一頭は鯖江市西山動物園(福井県)から繁殖のため一月13日に来たばかりのシュンシュンらしいのだが、どれがそれか残念ながら判別できなかった。
すぐ近くにはこれも人気のユキヒョウがいた
コアラのミライ、おなかの袋に去年6月に生まれた子供がいるとのことだが、残念ながら姿を現さなかった。
そのほかに、山雀やコゲラ、アオゲラ、モズ、エナガなど野鳥も見られて楽しめた一日だった。