野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

乾徳山を登る

2012-09-18 | 探鳥

   

 6年ぶりに乾徳山を登ってきた。意識的に登りの速度を緩めて、何とかてっぺんまで辿り着けたが、夏バテの取れない身には、1200mの標高差はきつかったァー。

 コースは前回と同じ8の字を描くコース。

 

 道祖神にビーチサンダルとはどういう意味

 

乾徳山の名を持つ寺

 

一個で6体道祖神とはなんと合理的な

 

 乾徳公園から歩いて10分ほど、乾徳神社。

 

30分ほどの歩きで登山口へ

 

 

 陽のささない深い森をジグザグに高度を上げていく。錦晶水を過ぎたところでリスを発見。素早い動きでとれたのは3カット。そのうち何とか見られたのはこれだけ。向こうもびっくりしたのか、それにしても野生の生き物は素早い。

 

 登り始めて2時間弱、国師ヶ原に着いた、明るい薄の原を風が過ぎていく。

 

先ほどまで鳴き交わしていた親子連れの3頭のシカが姿を見せた。

 

 前方に乾徳山頂上が見える、あと一息だ。

 

頭上にはもう紅葉を見ることができる

 

 ハクサンフウロ

 

ヤマトリカブト

 

 月見岩が見えてきた。

 

 

 コウリンカ

 

 

 

 今の時期には高原はこの花がたくさん咲き誇っている、ウメバチソウ

 

 マルバタケブキ

 

 国師ヶ原を過ぎると岩場が続く。。そして頂上前には最後の砦大岩の鎖場が現れる。

 

 登りきると視界が一気に開ける。雲を従えた富士山が岩の向こうに少しだけ頂を見せている。

 

 

 

岩場にバッタ、何者と言いたげな眼差しには言いようのない愛嬌がある

 

 頂上付近の岩場にはピンク色のホツツジが咲いていた

 

 ひとりっきりの頂上。

 

 暫くの間360度の展望を独り占めした。3時間を超える登りの苦労も忘れ、暫し秋のさわやかな風に吹かれた、至福の時だった。