6年ぶりに乾徳山を登ってきた。意識的に登りの速度を緩めて、何とかてっぺんまで辿り着けたが、夏バテの取れない身には、1200mの標高差はきつかったァー。
コースは前回と同じ8の字を描くコース。
道祖神にビーチサンダルとはどういう意味
乾徳山の名を持つ寺
一個で6体道祖神とはなんと合理的な
乾徳公園から歩いて10分ほど、乾徳神社。
30分ほどの歩きで登山口へ
陽のささない深い森をジグザグに高度を上げていく。錦晶水を過ぎたところでリスを発見。素早い動きでとれたのは3カット。そのうち何とか見られたのはこれだけ。向こうもびっくりしたのか、それにしても野生の生き物は素早い。
登り始めて2時間弱、国師ヶ原に着いた、明るい薄の原を風が過ぎていく。
先ほどまで鳴き交わしていた親子連れの3頭のシカが姿を見せた。
前方に乾徳山頂上が見える、あと一息だ。
頭上にはもう紅葉を見ることができる
ハクサンフウロ
ヤマトリカブト
月見岩が見えてきた。
コウリンカ
今の時期には高原はこの花がたくさん咲き誇っている、ウメバチソウ
マルバタケブキ
国師ヶ原を過ぎると岩場が続く。。そして頂上前には最後の砦大岩の鎖場が現れる。
登りきると視界が一気に開ける。雲を従えた富士山が岩の向こうに少しだけ頂を見せている。
岩場にバッタ、何者と言いたげな眼差しには言いようのない愛嬌がある
頂上付近の岩場にはピンク色のホツツジが咲いていた
ひとりっきりの頂上。
暫くの間360度の展望を独り占めした。3時間を超える登りの苦労も忘れ、暫し秋のさわやかな風に吹かれた、至福の時だった。