野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

雨の湿生花園

2014-04-27 | 植物園

 

 4月の下旬ではミズバショウには遅かったようだ。しかも雨が降りやまず、肌寒い陽気だった。こんな条件の時に訪れるのは、よほどの花好きに決まっている。花も少なかったが人も少なく、静かにゆっくりと園内を回ることができたの良しとしよう。

 豆桜と山桜が見ごろだった。

 

 

9時の開園間もない時刻、しかも雨模様なので来園者は数えるほどだった。

 

ノウルシが雨に濡れて綺麗だ。

 

 

イカリソウも雨滴を垂らして可憐に咲いている。

 

 

ツチグリ

 

オオバキスミレも雨に打たれ花びらを萎ませている。

 

コブシの花

 

やっと咲き始めたシラネアオイ

 雨に濡れた葉が瑞々しい

 

 

ヒトリシズカやスミレも今日は虫やチョウが訪れることはないだろう

 

 

 にこやかに笑顔を振りまくシロバナエンレイソウ

 

この雨ではカタクリもやはり花弁を閉じている。

 

水路の向こうでキジがしきりに鳴いているが、姿は見せない。

 

水辺には春の陽を集めた黄色のリュウキンカが咲いている。

 

 

エゾノツガザクラ

 

池のほとりに咲くユキヤナギ

 

コシノコバイモは雨除けの傘をさしているようだ

 

つやつやと光る葉のイワウチワ

 

ヒメシャクナゲも水たまりの中で咲いている

 

 園内を回り終える頃になってやっと雨が止んだ。

 

 

この雨を恵みにして花たちは、芽をだし花を咲かし大きくなっていくのだろう。

この辺で。