箱根には何度も足を運んでいるが、ガラスの森美術館を訪ねたのは初めてだった。訪ねたのは4月下旬、祝宴の器展が始まってまもなくだった。
入館料は1500円だが、割引チケットで1400円となる。だがもっと安くしたいなら、近くの仙石原バス案内所で前売り券1200円を購入するとよい。
園内はベネチア風の建物が多く、一六世紀ごろにタイムスリップしたようないい雰囲気を出している。。
池の中にあるシャンデリアも野外展示品の一つ
カフェテリア。カンツォーネの生演奏を聴きながらパスタなどが食べられる。昼時は行列必至のようだ。
アチェロという店
さっそく館内に入ってみた。
私は全くの門外漢なのでガラス工芸、美術品のことを知りたい方はこちらの公式サイトから
レースグラスの角型酒器。17世紀の作で携帯用のワイン入れとして使われたとか。
一番期待していた「風にそよぐグラス」
展示中は固定されているので、揺れる様子は近くにあるビデオで見るしかない。
現代を代表するガラス工芸家の大平洋一氏のモダンベネチアングラス「ジュエルワイングラスシリーズ」から
1950年ごろベネチアで作られた貴婦人形花器
テラスから見える中庭の風景。バラッツォ・ドゥカーレシャンデリアの向こうに見える橋は光の回廊「コッリドイヨ」
19世紀の作でカワセミを模したもの
レースグラス蓋付杯
同じくレースグラス蓋付ゴブレット、16世紀ごろの作品
ドルフィン形脚リキュールグラス、19世紀ベネチア
グッゲンハイム杯(1875年)は祝宴の器展のパンフレットの表紙に使われている
館内では時間を決めてミニコンサートも催されていた。
ドラゴンステムワイングラス、一六,七世紀ごろの作品
カフェテラッツァ
現代ガラス美術館ものぞいてみた。こちらは奥がミュージアムショップとなっている。購買欲をそそる否が多いが、小物でも五千円位からなので私は踏み出せなかった。すぐ割れるしねぇ……。
リビオセグーゾの作品
「三つの恵み」。球体内部にある三つの気泡が光に反射して見る角度によって虹色に変化する
以上さわりの紹介まで。