野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

大井野鳥公園

2010-12-05 | 公園
 


 東京港野鳥公園を久しぶりに訪ねた。ここには無料の駐車場も付設されていて、私の住む多摩地区からも道が混んでなければ一時間と少しで来ることができる。今回は隣接する城南島公園も訪ねたかったので、初めて車で訪ねた。

 管理事務所、9時の開園には少し早く着きすぎたようだ。



 入口近くの案内板



 傍をジョウビタキの雌がうろちょろしていた。



 15分ほど待ってから入園、事務所の屋根の上で鳩が数羽歓迎してくれた。




 アケビが収穫されず大きく口をあけている



 芝生広場



 秋の柔らかい日差しを浴びたムラサキシキブ



 いそしぎ橋を渡ったところで道は二手に分かれていて、左の東淡水池に向かった。葦原の合間では渡って来たばかりのたくさんのカモたちが休んでいる。






 ホシハジロやキンクロハジロや少し離れた所にはハシビロガモも見える。



 近くには獲物を探すダイサギや羽根を乾かしているカワウやアオサギの姿もあった。

 東観察広場で、備え付けの望遠鏡を借りて暫くカモたちの表情を楽しんだ。



 そこから少し歩いて三階建てのネイチャーセンターへ向かった。ここにも望遠鏡は数台備え付けられていて、眼前の汐入の池の野鳥観察ができるようになっている。

 アオサギ



 中央には数本の杭が打たれ、カワウが羽根を乾かしている。



 ここから更に先には、二つの観察小屋が設けられている。









 岸辺で遊んでいるのはオオバンのようだ



 暫く望遠鏡で観察していたら、カワウの足元を動く小さな鳥を発見。どうやらイソシギらしい。






 池の向こうをひっきりなしに巨大な鳥が通っていく。ここは羽田空港に隣接している場所にある。鳥たちは聞き慣れているのかエンジン音にも無関心の様子だ。



 一時間ばかり観察して、再びいそしぎ橋を渡って今度は自然生態園を訪ねた。敷き詰められた落ち葉の上でキタテハが休んでいる。木の葉にまぎれていて危うく踏みそうになった。






 モスがキチキチと尾を振りながら鳴きだした。



 3号観察小屋は竹やぶの中にある。ここではカワセミや遠くの枝に止まっているオオタカを望遠鏡で見ることができたが、残念ながら私の200mm望遠レンズのカメラでは撮れなかった。



 枝に絡まった蔦がきれいに紅葉していた。




 合計2時間ほどの在園で、その後は予定していた城南島公園に向かった。


 対岸が羽田空港、右には誘導灯が見える。









 頭上すぐを3分置き位に飛行機が通り過ぎていく。




 芝生に座って売店で買い求めたパンと焼きそばをお昼にして食べた。対岸には東京タワーと建設中のスカイツリーが遠く小さく見えた。


 風もなくぽかぽかとした小春日和の中で、狭くなった視野を伸びやかにし、久しぶりに潮の香りをかぐことができた、今日は上々の良い1日だった。

 

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