ずっと使っていた望遠レンズ(300mm換算して450mm)を落として壊してしまった。それを機にパナソニックのFZ200を中古で購入してみた。一眼レフの画質は期待できないが、どうせそんなに大きく伸ばしてみるわけでもない。もちろん携帯性の良さは抜群で、望遠が600㎜まで伸ばせるのと、さらにはF値が2.8と明るいのがよい。そんなわけで休日の半日使って、練習がてら北本自然観察園に出かけてきた。
雪がまだ残っていて池の水も半分だけ結氷していた。
木の枝に止まっているのはシロハラ。今年は例年に比べあちらこちらでよく見られる。
雪の残る地面を一生懸命穿り返しては辺りを警戒している。
葦につかまっているのはジョウビタキの♂
白髪頭がかわいい剽軽な奴だ
体をプクリと膨らますと愛嬌もたっぷりだ
こちらは♀
くりくりっとした目が可愛い
14日に降った雪も一週間たち、だいぶ溶けてきたようだ
うず高く積もった枯草の間、忍者のように現れては消え、飛び回っているのはアオジ
口には何かの種を頬張っているようだ
そのそばで枯草が動いたと思ったらシメが顔を出した。
小太りな体と太く短い嘴、小首をかしげた仕草が何とも愛嬌者だ
真正面から
少し場所を変えた。雪解け水のたまった湿地帯でクイナを見かけた
久しぶりの対面、チャンスだったが警戒心が強くすぐ藪に入られてしまった。
キチキチキチっと鳴いているのはモズ
警戒心が強くなかなか近づかせてくれないモズでさえ、このカメラではここまで大きく撮れる。
原っぱに座って軽食を食べていたらカシラダカを見つけた。巧みな保護色と小さな体で、すぐ近くにいた群れに暫く気付かなかった。
気づいたら向こうも気付いたのか、かわいい目線をくれた。
アカゲラ
餌が見つからないのかしょっちゅう居場所を変えるので、とても撮るのが難しい
そうこうしているうちに遠くへ飛び去って行ってしまった。
ルリビタキの♀(それとも若い♂、どちらなのか自信はない)
5,6mぐらいまでの接近を許してくれた、うーん何とも可愛い。右足にリングを発見。
最後は小柄な体と、敏捷さでなかなかフレームに収めるのが難しかったヒガラ
道に降りて立ち止まったところでやっと少し近づけた。よく見かけるシジュウカラと似ているが、腹部の黒い縦線がない。体もシジュウカラより一回り小さく、短い冠羽がチャームポイント。
今日はこの辺で。