野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

西洋睡蓮で寿ぐ

2011-01-01 | 植物園
 明けてしまっので、とりあえず謹賀新年と言っておこう。

 暮れ間近、深大寺植物園で撮った睡蓮で、何もない平穏無事な新春を寿ぐことにした。









 蕾は悲しんでいるとは誰が言ったのか










 「この三朝 あさなあさなを よそほひし 睡蓮の花 今朝はひらかず」 土屋文明が見ていたのも
西洋スイレンだったのだろうか









 白色のスイレンは何時もどこかしら悲しげだ



 


 それでも二人でいられさえすれば、悲しみも寂しさも少しは和らいでくれる






 大きな葉を突き破って咲く、オニバスの花






 これはアマゾンユリという、コロンビアのアンデス原産の花



 奄美以西に分布するサガリバナは花と同時に実を付けていた、可愛い外見に似ずどれほど欲張りなんだろう。




 温かい温室から出ると、師走の寒気が身を突き刺してくる。見上げるとムクロジの実が風に揺れていた。



 未だ紅葉




 マメガキの実



 ハンカチの木の実、この実が欲しくていつも根元を丹念に探すのだが見つかった試がない



 十月桜の花はサクラの名に似つかわしくなく、大人しめに咲く



 年越しを待たずにロウバイも咲きだした。



 最後に初めて見たイチゴの木、ちょっと見にはアセビと変わらないような花だ。



 遅れてしまったが本年も宜しく。

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