明日はいよいよ投票日ですが、北陸地方は今日の夜から大雪で明日一日降り続けるらしいので、投票率はずいぶん悪くなるだろうと予想されています。
私は期日前投票を済ませてしまいましたが、投票に行く気がしないという人が多いのではないかと思います。投票したいと思う党も人もいない、そもそも関心がないという人も多いでしょう。民主党の海江田代表が言うように「しらけた選挙」なのかもしれません。
でもまるで他人事のようなその言い方には釈然としません。こんなにもしらけさせてしまった責任は自分たちにはないとでも言うのでしょうか。
2年前なぜ惨敗したのか、この2年間で自分たちをどのように振り返ったのか。なんかあんまり期待できません…期待されて政権の座についたわけではないにしろ、あまりにも醜態を晒し過ぎました。特に子ども手当の迷走ぶりは忘れられません。多くの人を混乱に陥れました。その場限りの政権公約をして、実行しないわけにもいかなくなり、なんら考えもないまま突き進んだ挙句の果て、国民に愛想をつかされ、またもや自公に政権を取られ…
自公政権はしきりに民主がいかにダメかを言いますが、そもそもそんなダメ民主が政権を担わなければいけなかったのは、なぜなのか。その辺を言ってからけなしてほしいです。ゲロとウンコしかないし、しかたなくウンコを選んだのに、ウンコは「選ばれた」と天狗になってみなの生活を破壊し、ゲロは反省するフリだけして、国民がウンコよりゲロのほうがまだマシかもと思ってゲロを選んだら、これまた「選ばれた」とド勘違いし、また「選ばれる」と高をくくり選挙に躍り出て、みんなしらけるのも無理はないです。
ただやはり、こうも思います。選択肢っていつもそんなにありましたっけ?ウンコとゲロと苦手な食べ物と大好物があったら、そりゃもちろん大好物を選べばいいですよ。けれども選挙だけじゃなく、人生においてはいつもだいたい、ウンコとゲロと他人の食べ残しと苦手なものばかりの一皿と大嫌いな食材の入った一皿とかじゃないですか?そんな選択肢しかなくたって、そのなかから少しはマシなものを選ぶしかないじゃないですか。日本にはろくな政治家がいない、というなら大した政治家のいる国に行ってすばらしい人生を送ればいいじゃないですか。しらけて選挙に行かないで、政治家が悪い、国が悪いと言ってたって、その悪い奴らには屁のカッパですよ。
争点が消費税だかアベカワモチだか知らないが、これまで何をしてきたのか、マニフェストやらいうものが(政権公約って言わなくなったね…)現実的なのか、実現させるだけの力量があるのか見て選べばいいじゃないですか。
あれしてあげますよ、これしてあげますよ、ってやつがいかに当てにならないかは、さすがに多くの人が学んだと思うな。
投票に行かない人が多ければ多いほど得をするやつがいるってことを考えてちゃんと行きましょうね。自分の直観でもいいと思いますよ。人相の悪い奴はダメだとか。かつて言ったあの言葉が許せないとか。鉛筆ころがしはダメだけど、神経を集中させて、「これだ」と決めたらそれでいいと思います。くれぐれも「~さんから頼まれたから」はやめましょう。その~さんがよほど信頼のおけるメンターとかだったら別だけど。