根本的にわからないときは、語源をたどるといいです。

2020年06月11日 | 社労士
社労士になったころ、「債権」という言葉がでてくると困りました。
戸惑いました。
よくわからないからです。
ちょっとした本には必ず「債権」が出てきました。
契約によって生じる、お金をもらう権利とか、労務を受け取る権利とか、仕事にひきつけてなんとか理解していましたが、よくわかっていないことには変わりありません。
通信教育で法学を学び、債権総論がでてきて、ようやく「!!」「そうだったのか!」と思いました。とはいえ、やはり、わかったには程遠いのです。
娘の本棚にドラえもんの漢字字典があったので、債権の「債」という字を調べてみました。
思いがけないことが書いてありました。

「債」とは。
元々は「お金の貸し借りが重なって起こる鋭い心の痛み」だったが、のちに、「普通の心の痛み」だけになったため、にんべんをつけて、元の意味を表すようになった。
そうです!

ちなみに、「責」とは。
先のとがったとげと、貝(お金をあらわす)を合わせたもので、「お金の貸し借りについて、とげでさすようにちくちくと責め苦しめることをいう。
だって!

責には、咎める、なじるの他、苦しめる、痛めつける、また、せがむの意味もあります。

こうやって漢字から意味をたどると、自己責任って怖い。

次回は、フルタイムとパートタイムのフル及びパートについて書きます。
fullと、wholeのどちらに対応してるのがパートなんだろう?ってはなし。
少なくとも、日本のパートタイマーじゃよくわからない。

以上。
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