先日石川県女性センターにて、リーダー養成講座に参加した、企業の女性幹部による取り組み発表会がありました。「女性力を活かそう」とのタイトルで、県内企業で活躍する女性3人が講座で学んだことを、どのように職場で活かすことができたのかといった体験発表だったのですが、ひとりで仕事をしていてテンション下がりぎみの私はおおいに元気・勇気づけられました。パリッとしたスーツや華やかなドレススーツ?で颯爽と発表する女性3人に、保育所から戻った娘を寝かせつけて、だんなとバットンタッチして着の身着のまま駆けつけた私は憧れと羨望で、身も心もラブラブとなってしまいました。発表後、「ステキでした~~、頑張ってください~」とちゃべちゃべ名刺を渡して、写真撮影の邪魔をしてしまいました…。
ところで、発表の後の質疑応答のとき、ある企業の男性社員の方から次のような質問がありました。
「“女性力”とあえて言っているのが気になる。わが社は男女差別などない。なぜわざわざ“女性”を強調しなくてはならないのか。みなさんの女性力とはどういうものですか」といったものだ。
発表者はこの難しい質問にがんばってこたえていました。
なぜ、あえて“女性”を強調するのかということだが、決まりきっている。女性センターという名称、女性管理職、女医、女社長などなど、だまっていたら男が中心になっているから、あえて“女性”と言っているのです。ポジティブアクションなんかで、女性を一定割合管理職などに就けようとすると、必ず男女両方から次のような意見がでます。“女性”というだけで管理職に抜擢というのはおかしい。実力でなるべきだ。
といった具合に。同じ実力の男と女がいれば、当然男が抜擢されるし、同じ実力のフリー女性と家庭のことをしなきゃいけない女性がいれば、フリー女性が抜擢されるのが当たり前の世の中じゃないのーーーーーーーっ!
男が男っていうだけで下駄をはかせてもらっていたのなら、女だって女っていうだけでハイヒール履いたっていいじゃない~と言ってる人もいるぞ。(もちろん女性)
もともと女性中心の世界では、男性がちょっとやると、すごーくもち上げられている。子育てをしない男がちょっと子どもをあやすと「イクメン」ともてはやされ、介護をしない男が介護をするはめになると「ケアメン」などと気の毒がられたり、ほめられたり…ケアメンはイクメンよりも深刻で、たしかにほめないとヤバイとは思う。子育ては嫁に丸投げできたけど、介護は拒否されたり、そもそも丸投げする嫁もいないというほんとに深刻な事態になっているようなので。でも、それだって女がやっていたときは、当然と思われていたよね!!
実はこの後、翌日ですが、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤さんのトーク&絵本ライヴを聞きに行きました。安藤さんは「イクメン」の第一人者で、バリバリ働いている奥さんをサポートしている立派なご主人です。そんな安藤さんですが、
「子どもの服のサイズを知っている」ことをドヤ顔で自慢していました。私的には約1時間半のトークの間みごとなほどドヤ顔だったと思います。
でもそれでいいと思います。安藤さんは3人のお子さんの保育所の送り迎えを10年間こなし、(この送り迎えには準備ってやつがちゃんと含まれてるんですよ!宅急便の荷物みたいに送り届けるだけじゃないんですよ!!)家事もこなし、年間何百回もイクメン講義をやっている、キングオブイクメンなんです。そんな安藤さんでも、「どうだ、オレってすごいだろ?」って言っているんです。男性にはどんどんドヤ顔で育児をやってもらえばいいんです。いちいち自慢されて腹が立つ?そんなら女性たちも、当然のことをしているなんて意識は捨てて、食事の準備や掃除、洗濯に対しもっとPRしましょうよ。謙虚さも悪くはないけど、いちいち自慢することも時には必要なのです。
最後になりましたが(ようやく)
わが町津幡町にも、イクメンの会ができるそうなのです!
「育児は協力するものではなく、“する”ものです」という
主催男性の力強い言葉がありました。応援します~~
ところで、発表の後の質疑応答のとき、ある企業の男性社員の方から次のような質問がありました。
「“女性力”とあえて言っているのが気になる。わが社は男女差別などない。なぜわざわざ“女性”を強調しなくてはならないのか。みなさんの女性力とはどういうものですか」といったものだ。
発表者はこの難しい質問にがんばってこたえていました。
なぜ、あえて“女性”を強調するのかということだが、決まりきっている。女性センターという名称、女性管理職、女医、女社長などなど、だまっていたら男が中心になっているから、あえて“女性”と言っているのです。ポジティブアクションなんかで、女性を一定割合管理職などに就けようとすると、必ず男女両方から次のような意見がでます。“女性”というだけで管理職に抜擢というのはおかしい。実力でなるべきだ。
といった具合に。同じ実力の男と女がいれば、当然男が抜擢されるし、同じ実力のフリー女性と家庭のことをしなきゃいけない女性がいれば、フリー女性が抜擢されるのが当たり前の世の中じゃないのーーーーーーーっ!
男が男っていうだけで下駄をはかせてもらっていたのなら、女だって女っていうだけでハイヒール履いたっていいじゃない~と言ってる人もいるぞ。(もちろん女性)
もともと女性中心の世界では、男性がちょっとやると、すごーくもち上げられている。子育てをしない男がちょっと子どもをあやすと「イクメン」ともてはやされ、介護をしない男が介護をするはめになると「ケアメン」などと気の毒がられたり、ほめられたり…ケアメンはイクメンよりも深刻で、たしかにほめないとヤバイとは思う。子育ては嫁に丸投げできたけど、介護は拒否されたり、そもそも丸投げする嫁もいないというほんとに深刻な事態になっているようなので。でも、それだって女がやっていたときは、当然と思われていたよね!!
実はこの後、翌日ですが、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤さんのトーク&絵本ライヴを聞きに行きました。安藤さんは「イクメン」の第一人者で、バリバリ働いている奥さんをサポートしている立派なご主人です。そんな安藤さんですが、
「子どもの服のサイズを知っている」ことをドヤ顔で自慢していました。私的には約1時間半のトークの間みごとなほどドヤ顔だったと思います。
でもそれでいいと思います。安藤さんは3人のお子さんの保育所の送り迎えを10年間こなし、(この送り迎えには準備ってやつがちゃんと含まれてるんですよ!宅急便の荷物みたいに送り届けるだけじゃないんですよ!!)家事もこなし、年間何百回もイクメン講義をやっている、キングオブイクメンなんです。そんな安藤さんでも、「どうだ、オレってすごいだろ?」って言っているんです。男性にはどんどんドヤ顔で育児をやってもらえばいいんです。いちいち自慢されて腹が立つ?そんなら女性たちも、当然のことをしているなんて意識は捨てて、食事の準備や掃除、洗濯に対しもっとPRしましょうよ。謙虚さも悪くはないけど、いちいち自慢することも時には必要なのです。
最後になりましたが(ようやく)
わが町津幡町にも、イクメンの会ができるそうなのです!
「育児は協力するものではなく、“する”ものです」という
主催男性の力強い言葉がありました。応援します~~
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