ホームレス・他人のこととは・思えない

2015年03月28日 | 日記
ホームレス川柳・路上のうたより

* パンの耳鳩にやるなら俺にくれ

* アルミ缶昔はすてた今拾う

* 指さされあんな大人になるなよと

* 仲間内会話のネタは常に飯

* 職探し自分の場合食探し

* 夜が明けて唯一の暖房陽だまりへ

* 百均も我が暮しには高級店

* 寒波来りゃ重ね着しても役立たず


ホームレスの人が販売している雑誌:ビッグイシューの裏表紙には

路上でしか、路上だからこそ、感じられる街の風景や喜怒哀楽があります。
家なき人の、家なき人による、人間みんなのための路上の川柳、とあります。

私には家がありますが、ホームレス川柳が身近に感じられます。

今の社会には、現状がどうであれ一直線にホームレス状態に陥ってしまう脆弱さがあるように思えます。

私は現状も厳しいのだけど、いろんなつながりがあるため、住む家もあり食事に困ることもありませんが、こういったものがいつ何時どのような理由で奪われるかわかりません。

貧困女子というのが話題になっていますが、その生活ぶりを見て、自分とあまり変わらないので困惑しました。たぶん、多くの人の生活がそうなんじゃないかと思うんです…いっしょにすんな!と言われそうですが、でも実際に所持金がどれくらいあるかに関係なく、貧相な食事をしている人は多いと思うんですよ。

あとですね、貧困とはほとんど関係ないですが、私は市販の食パンが嫌いです。添加物とかそういうことだけじゃなくて、パンの耳とかいって端っこのところが切り捨てられていて、その部分は川柳じゃあないですが、人間が食べるものではないと決めつけているところがいやらしいです。人間が食べないものを貧乏ゆえに食べなきゃいけないのを惨めに感じる人が多いようですが、そもそもパンの耳は人間の食べるものですよ!

脱脂粉乳だのとうもろこしだの、くず米だのを人間の食べるものではないとするのはただの体裁です。

体裁といえば、社会保険労務士というのも体裁の必要な仕事です…
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