タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

    揚げ雲雀:ヒバリ(鳴き続けながら、空高く舞い上がる)

2024-03-12 22:13:58 | 日記
揚げ雲雀:ヒバリ(鳴き続けながら、空高く舞い上がる)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
揚 げ 雲 雀』については、こんなんありました。

 

民話の部屋「とんとむかしあったとさ」

ひばりかねかし
『雲雀金貸し』

― 岩手県 ―
語り 井上 瑤
再話 六渡 邦昭

むかし、むかしの、大昔。
 あるところにヒバリがおって、金貸しを商売にしておったと。
 お日さまにお金を貸して、だいぶん日が経ったので、催促(さいそく)に行ったと。
 「いつかの銭(ぜに)コ、よこせ」
 そしたら、お日さまは、
 「そんなにせかすな、今にやるから」
 って、雲の中にかくれてしまったと。

 秋になって、ヒバリは、また、お日さまのところへ行って、
 「いつかの銭コ、よこせ」
 って言ったら、お日さまは
 「あとでやる、あとでやる」
 って、黒雲(くろくも)ひきよせて、雨をザアザアふらせた。

 
 ヒバリは、羽をぬらして、すごすご帰ったと。
 そのうちに冬になって、寒雪(さむゆき)がふる、寒風(さむかぜ)が吹く。ヒバリは、ぶるぶるふるえて、野っ原(のっぱら)の巣の中でちぢこまって、催促にも行けないでおった。
 間もなく正月がきて、ヒバリは、正月じたくにお金を使って、一文なしになったと。
 やっと春になって、寒雪もふらなくなり、寒風も吹かなくなったので、このときとばかりに、ヒバリは、空へのぼって行った。
 

「いつかの銭コ、よこせ」
 「貸した金、よこせ」
 って言ったら、お日さまは、
 「まあんだかえせん。まあんだかえせん」


 って、カンカン照らして、高く、高く、どんどん、どんどんのぼっていってしまったと。

※実際にも・・・「いつかの銭コ、よこせ」
 「貸した金、よこせ」
 って言ったら、お日さまは、
 「まあんだかえせん。まあんだかえせん」

と、繰り返ししゃべりながら 約※100m超(見えなく成るまで)は、舞い上がる。


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2 コメント

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Unknown (みゆきん)
2024-03-13 14:41:08
美空ひばりのひばりって…
これから取った?のかな~
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Unknown (Takaちゃん(^-^))
2024-03-14 03:49:48
頭良い! ご名答‼️ 検索掛けたらそんな説もあったよ!
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