廃 船
日本画(10号)
かつて、松江市八束町(牡丹の島)の 入江 の入り江には消波堤代りに、船としての役目を終えた、漁船が数十隻沈められ、「船の墓場」として、廃墟ファン が全国各地から写真撮影に押し掛けたものです。 当時はTVドラマの撮影地(ロケ地)にもなりました。 当時、松江に勤務していたことから、廃船群 のスケッチによく出掛けたものです。 そのスケッチブックと写真をもとに、日本画のモチーフとして描いた絵です。
当時は、廃墟ファンとして廃墟・廃船ウオッチで、長崎県の端島(軍艦島)等にも、スケッチの旅に出掛けていました。(懐かしい。)
廃れ行くものの美しさ(美)
廃墟、廃船、朽ちた空き家(過疎)、壊れた車、自転車等々・・・に、ノスタルジアを感じて描きました。
そうなんですよ。 この絵を描いた当時、何であれ、現役時代を目いっぱい頑張り、役目を終えたものに(退役)、そこはかとない美しさを感じていました。
次回はその流れで、全国シルバー展への出品作品「廃墟の春」をUPしますね。
麻乃さんは、まだまだ若いし~。 イケてると思う。
ここのところ、取り込み中なんで~・・・「廃墟ファン」つうのは、言わば美的感覚が鋭いってことかな~(笑)
廃船を日本画に 珍しいのでは?
日本画ならではの優しさが素敵ですね
素敵な絵見せて頂いてありがとうございます^^
廃れゆく我が身なれば尚のこと配船たちの美しさよ。(涙)
世の中広いね♪