混んでいる!
こんなに他人と近くて良いのだろうか?
困ったものだ。
両手の存在をわかりやすくしなくてはいけない。
かと言って吊り革に両手で吊り下がるわけにもいかない。
肩から下げたトートバックを胸前にずらして、そこに両手を組む事にした。
どうも落ち着かないが、仕方がない。
電車が揺れると足元がふらつく。
おすましした表情で両手をバックと一緒に高い位置に持っているのだがら重心が高いのだ。
ベストな体勢を想像しているうちに、中目黒についてしまった。
混んでいるのはここまで。
助かった、、、。