晴天の都内、交通量の減った道をするすると走る
毎年暮れになるとs124の出番がやってくる
こんなにお寺に似合う車はない
お寺のディテールに負けない普遍的デザインがあるからだと思う
それを眺めるのも楽しみのひとつ
今年一年無事に過ごせた事の感謝を報告をしに向かうに相応しいハンドリングを含めた乗り心地がひとつ
私の年末はこうしてゆっくり盛り上がっていく
ピークは紅白が『蛍の光』の合唱になり大円団を迎え金色の紙吹雪が飛んだ後の一瞬の静寂の後にやってくる
そう『ゆく年くる年』にスイッチした時の静謐で厳かで静寂な絵に全てがかかっている
それが雪に包まれたお寺や神社のシーンであったなら最上級だ、、、
言う事は何も、ない、、、
今年は多分一年前に被災した能登半島からの中継になるだろうと思う
全国民に地震と大雨による被害から立ち直っていない事を知ってもらう必要がある
倒壊した建物の公費解体でさえ来年秋ぐらいまでかかるそうだ
復興はまだまだ時間がかかるだろう
和翠塾と翠苑塾、ほしてrinkydinkstudioと各ライブハウスで募金を行なった事もまだ一年前のことなのに忘れかけている、、、
今年の『ゆく年くる年』は重要なものになると思う
重いけれど明るい希望の見える番組にしてほしい
来年は戦後80年
そして、起業して40年
節目の年だ
倒れずに40年やってこられた幸運に感謝すると同時に、それは平和な時代であるからこそ実現できた40年であった事を噛み締めたい
今この時も、戦地で命を落としている人々がいる
戦禍で亡くなる多くの人の無念さを思うと心が痛む
平和であれば自分の夢の実現に向けて全身全霊で喜怒哀楽を感じられる人生だったはずなのに、、、
戦争は穏やかに暮らしたいと願う人々の命と財産を奪う
自由でいたいと願う人々から自由を奪う
力ある者が力無い者から全てを略奪する
きな臭い気配が日本に近づいてきていると報道されている
どこまでが真実かは分からないけれど、戦後80年で一番高まっているし空気感、、、
来年はもっと高まるのだろう
音楽と書道を武器にして戦いたくはないけれど、それを使って警鐘ぐらいは私にも鳴らせる
今はこの文章含めて全世界に個人から発信できるから
核兵器廃絶
戦争反対
戦争をやめろ
葬送曲を演奏する前に、塔婆に筆で書く前に私にできる事をしなければ、子孫に自由を残してやれなくなる
来年も今やらなくちゃいけない事をやろうと思う2024年の暮れであります