10年後に残っている企業は6%。30年以上続く確率は、0.0021%
そんな破壊的な天文学的データもあるようですが、眉唾ものらしいです。
従業員4人以上の、零細企業も含めた企業生存率は
1年後の企業生存率 73%
5年 42%
10年 26%
20年 16%
30年 10%
あたりだそうです。
これなら
『起業するぞ!』と言う若者も、
『独立するぞ!』と言う中年の背中も、押ししてくれそうです。
しかし、このデータに騙されちゃいけません。
運良く個人事業から有限会社に、そして株式会社にして35年以上生き残って来た『運だけ経営者』としての経験では、やはりこれも眉唾のデータだと思います。
なぜなら、潰れる時はそれまで何十年経営してきたとしても、潰れる時は潰れる。
当たり前の話しのようですが、
起業して二年目の会社が潰れる確率と同じなのです。
潰れない会社はありませんが、潰れにくい会社はあります。
それは独占的な既得権を持つ会社です。
しかし『既得権ください』と言ってもらえるもんじゃありませんし(裏の世界もあるようですが)、独占的既得権を持っているところが簡単に手放すわけもありません。
そんな独占的既得権のない企業は、常日頃から、社内イノベーションを生み出す土壌を作っておかなければなりません。
それは一朝一夕に出来るものではありませんし、やる気で起業した一年目の企業の方が、歴史ある企業よりその点で有利です。
燃え上がったエネルギーの塊状態で起業してますからね!
その反面、歴史のある企業は、地元や信金、銀行などとの信頼関係が強い点で有利です。
そのどちらもをも持っている企業が、今コロナ禍を生き残り、コロナ後も社会に貢献していける企業として成長していくけるのだと思います。
しかし、『言うは易し』、であります。
イノベーションと言っても急には、、、
信頼関係も急に築けるわけでもなく、、、
私が考える解決方法は、経営者の決意とそれの情熱を多くのチャンネルで社内外に伝える事だと思うのです。
こんな私でさえ、このブログだけでなく、Twitter、Facebook、Instagramなどをそれぞれ複数使って、楽しみながら海外にも発信しています。
今時ですから私もzoom会議も行いますが、各現場に行きスタッフと膝突き合わせて(もちろんマスクしてソーシャルディスタンスとってますよ〰笑)、会社の現状説明と、部門ごとの目指すべき数値目標提示、そしてそれを達成すべき時期とその必要性を説いてまわっています。
そして最後に、『思いっきりやろう!』で締めくくります。
この『思いっきりやろう!』は、私の信条である、
『好きな事は思いっきりやる!』から来ています。
ま、私の場合、好きな事しかできないので、思いっきりやるもやらぬもないのですが、、、。
我が社で働いてくれているスタッフは、仕事が好きで集まった人達ではありません。
音楽が好きでそれを仕事にしたかった若者や、書道が好きでそれに関わる事を仕事にしたかった人たちが集まった社中のような会社なのです。
集まってくれた皆は、志を同じくする仲間と共に働く中で生まれ育まれた、仲間やお客様との強い絆を一人一人が持っています。
好きな事を思いっきりやっていたら、大切な仲間やお客様と強い絆ができた。
その絆を守るために、さらに思いっきりやる。
私の中では自然な流れですし、多分スタッフの皆はそう感じているはずです。
だからこそ、私は仲間の生活を守るために、思いっきりやれるのです。
足場は固めた。
時間も作った。
だから、一緒に思いっきりやろう!!!
朝から、熱いね、俺(^∇^)