書道塾に通ってくださる塾生と私に共通するところがあります。
それは子供の頃から、書道を通して自身を律してきた所です。
それぞれに仕上がりはまちまちかもしれませんが(笑)、楷書に規則性を持たせて美しい佇まいを創り出す様に、自身を律して決して人の道から外れず、間違いのない人生を送る意識を持っている事はとても素晴らしいことです。
同じ志しを持った同志と言っても良いでしょう。
自分の生き方に方向性を持たせている以上、そこに障害がある様な誘いはきちんと断るべきです。
いわゆる、『断る勇気』です。
人に嫌われたくない気持ちを優先させる事は、問題の棚上げや先送りです。
問題が棚に載せているうちに肥大化したり、先送りしているうちに雪だるまの様に巨大化してしまうものです。
嫌な事は断りましょう。
私の人生を端的に言い表すなら、それは
『断る人生』です。
嫌なことと好きな事が明確になっていたからでしょうか、嫌な事とどうでもいい事の誘いは明確に断ってきました。
好きな事に割くべき時間やエネルギーを奪われるからです。
誘ってきた相手の真意はどこにあるのか、
そこに正義や誠意、創造性はあるのか、
書道にはそこをしっかり見極める力があります。
それが書道力のひとつです。
和翠塾に多くの子供たちが通って来てくれています。
私も子供の頃に感じた事と同じ事を、和翠塾の子供たちも感じてくれているはずです。
それは書道塾にいる大人って、なんだかシャキッとしている、、、。
つまり、筋が通っている大人の醸し出す佇まいに敬意や憧れを持っているのです。
書道をお稽古する事で身についた書道力が、将来きっと役立ちます。
それを和翠塾に通う大人たちが証明しているのです。
良い書道塾には素敵な大人と、そんな大人を敬う子供たちがいるものなのです。
魅力的な誘惑や甘言があっても、決してダークサイドには踏み入れない姿勢が必要です。
書道をやっていたら、間違いで入金されても開き直ってネットカジノで使い込まなかったでしょうし、『儲かるセミナー』に参加して悪事に加担する事もなかったでしょうし、個人情報を鞄に入れたまま意識失うまで飲酒することもなかってでしょう。
例えが酷い?
確かに( ̄∇ ̄)
『君子危うきに近寄らず』を基本姿勢としましょう。
こう見えて、実は私もそうなんですよ〰
それでも輩は近寄って来る。
脇の甘さを見逃さず、近寄ってくる。
輩は意外に近くに居るものです、、、
輩の誘いはキッパリ断りましょう!