軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

1981年 軽井沢国際ロードレース 1

2019-04-09 18:04:32 | 日記

(軽井沢風越公園:1981年の軽井沢国際ロードレーススタート・ゴール地点)
古い話になりますが、1981(昭和56)年の確か6月頃ですが、軽井沢の現在風越公園総合運動場前をスタート・ゴールにした国際ロードレースが開催されました。
一周10㎞の周回コースでしたが、幅員が狭い農道やコーナーがたくさんあり、かなりテクニカルなコースでした。
当時は、アマチュアとプロの境目が厳然としてあっただけでなく、現在のようなチームの格付けもありませんでした。
当然エントリーはアマチュア登録の選手のみでした。
海外からはアメリカやニュージーランドのナショナルチームが、日本からは実業団と学連および、都道府県車連からの推薦選手がエントリーしていました。
目玉は当時の女子ロードレースの世界チャンピオン、レークプラシッド五輪スピードスケート銅メダリストのベス・ハイデン選手(USA)でした。
ベス選手の兄は1980年レークプラシッド五輪のスピードスケートで、短距離から長距離種目まで5種目で金メダル、自転車選手としても全米プロロードチャンピオン、そしてセブンイレブンチームからツール・ド・フランスにも出場(完走はならず)したエリック・ハイデン選手です。
彼は、現在整形外科医であり、文武双方に秀でた不世出の偉大なアスリートでした。
ベス・ハイデン選手が参加するということで、当時としてはかなり大勢の報道陣が集まっていました。
当時の日本では女子の自転車競技選手は一握りしかいません。
やっと女子のレースが始まったところでしたが、私の母校の先輩も女子の部に出走しました。
結果は言うまでもなく、ベス・ハイデン選手がぶっちぎり、独走で簡単に勝ってしまいました。
男子のレースやこの大会を巡るその他のお話は次回に紹介させていただきます。
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