
(佐久市臼田にある龍岡城址)
先週末、梅雨の晴れ間を利用して、佐久市臼田と群馬県南牧村の間にある田口峠を登りました。私の好きなコースの1つです。

スタートは函館のほかにはここ臼田にしかない星形城郭である五稜郭の龍岡城址です。

城のいわれが記載されています。藩主松平乗謨が、幕末になり、静岡県岡崎市から藩庁をこの地へ移転した際、西洋式城郭を築城したものです。

(当時の殿様の胸像がありました)
当時の藩主松平 乗謨(まつだいら のりかた)は、明治になり大給 恒(おぎゅう ゆずる)と名乗りました。
徳川幕府では、大番頭、若年寄、陸軍奉行、老中格、陸軍総裁と要職を歴任した後、維新後は日本赤十字社の設立に尽力されました。

自転車の形のしゃれたオブジェに愛車を重ねてみますが、このオブジェはトイレの裏にあります。

エアを入れていてトラブル発生。フレンチバルブの口金を折ってしまいました。注意しなければいけないのですが、これをやったのは高校生の頃以来です。口金は折れても空気は入りますがやはり管理はやりにくいのでチューブは交換します。注意しましょう。
エア漏れが少ないのが仏式バルブの良いところです。

頂上直下は勾配9%の表示ですが、全体的には楽なコースです。今日も一気に登りました。

「今日はのんびりと登ろうか」と思いましたがすぐにスイッチが入ってタイムアタックになりましたが、自己記録を大幅に更新です。

群馬側はつづら折りのカーブ、道幅も狭いブラインドコーナーも多いので下る人は注意してほしいです。

雨川ダム湖は相変わらずエメラルドブルーの水を湛えています。
とても良い走りができました!
~落車多発のツール・ド・フランス~

今年も黄色いリーダージャージーを争う世界三大スポーツイベントの1つ、ツール・ド・フランスが開催されています。

(2019年の総合優勝、今年のジロ・デ・イタリアチャンピオンのエガン・ベルナル選手)
初日からひどい落車が続きました。その内1回は観客の行為が原因でした。危険なコースに憤慨した選手はストライキで一時レースを中断することもありました。

(2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム優勝の新城幸也選手、東京五輪での検討を祈ります!)
ひどい落車を見るのは、自転車乗りとして辛い…有力選手もリタイアしています。
しかし、レース自体は最高です。世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップの猛烈なアタックでのステージ優勝やマーク・カベンデッシュが5年振りにステージ2勝をあげて、通算32勝目、偉大なエディメルクスの34勝に近づきました。
個人タイムトライアルでの昨年のチャンピオンのタディ・ポガチャルの走りはすごかった!
これから本格的な山岳地帯を迎えるのが楽しみです。
後は、とにかく安全でひどい落車が起こらないことを祈るばかりです。