軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

大河原峠

2019-08-05 20:30:04 | 日記

8月4日(日)大河原峠(標高2,093m)を登ってきました。

今年初めての超級山岳への挑戦です。

暑い!

とにかく暑い日です。ボトル2本用意しましたが、ほとんど飲みきりました。

宇宙観測の巨大なパラボラアンテナ、昨年登った時はまだ形が全部できていませんでしたが、出来上がってみると何ともでかい!

大河原峠は、佐久から登るといきなり激坂ですが、実は登りはじめの激坂は大した苦労はなく登れます。

美笹湖近くでフラットな区間があり、それに続く別荘地の中もそれほど苦労なく登れますが、別荘地がとぎれる頃から、パラボラアンテナの付近更にその先、果て無く続くようなだらだら坂が足を削ります。

時々ダンシングをしますが、加速するためのダンシングではなく、速度低下を防ぐため、力なく腰を上げて体重をかけてやっとペダルを踏んでいく、力ない、休むためのダンシングです…

ようやくゴール。

上の方は雲が出ていて展望はありません。

私の足では2時間34分もかかってしまいました。

峠の頂上は登山客の車が駐車場からあふれて路駐していました。

夏ですね。

遠くで雷様が鳴るので、短時間の休憩で下りはじめました。

それでも途中で季節の花などの撮影をしました。

可愛い花ですが、咲いているのは頂上のWCの下です。

標高2,000近くになると木の枝に地衣類がぶら下がっています。

8月なのにナナカマドの葉が赤くなっています。秋になると赤い実がつきますが、以外にも果実酒にすると良い香りのお酒になり、炭酸割がお勧めです。

下り始めは標高が高く寒い。しかし標高2,000mの地域にも別荘があるので驚きです。

遠くで雷が鳴っていましたが、何とか天気が持ってくれました。

ヨーロッパでも今年は降雹と土砂崩れでツール・ド・フランスがコース短縮になっています。

自然を相手にするスポーツでは何があるかわかりません!

亜高山帯から高山帯にかけてこんな可愛い花が咲いていました。

熊さんも大好きなキイチゴの実です。枝はどうしようもないとげとげのバラですが、実は美味しい。

私も一粒つまんで食べてみます。プチプチの種の感触と得も言われぬ香りが好きです。

 高度が下がってくるとだんだん暑くなります。

スタート地点のすぐ上からの佐久平の風景です。

何とか雷雨に遭わずに、酷暑の下界に戻ってきました。

自宅に帰ると大河原峠の路傍に咲いているのと同じ花が咲いています。

オオバギボウシの花です。

若い頃の茎は癖がなく美味しい山菜です。軽井沢ではウリッパといいますが、一般的にはウルイといいます。最近ではスーパーツルヤでも売っています。

桔梗も美しく咲きました。

ユウスゲの花も咲きました。

ボトル約2本の水分を摂り、下山後も水分補給しているというのに、帰宅して体重を測ると朝と比較して1㎏体重が減少していました!皆さんも水分補給をしっかりしながら酷暑の夏を乗り切ってください。

 

 

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