るるの日記

なんでも書きます

決める 10 小さな達成感で分泌されるエンドルフィンが人生を楽しくする

2021-01-05 19:04:34 | 日記
前に進むことにつながる目標を「創造ゴール」と呼ぼう。創造ゴールは消費ゴールと違い目標を実現した後でしか報酬を手にできない

目標を実現すると、その達成感からエンドルフィンが分泌される。報酬が得られると感じられればその高揚感を使って実現まで近づける。もうすぐ成果を得られ自分の人生が良くなると実感できれば、気分は最高だ

そうゆうとき「しなくてはいけないこと」もすべて乗り越えられる。回避タスクに取り組むエネルギーは、創造ゴールで生まれる

また消費ゴールから生まれるエンドルフィンや高揚感を、創造ゴールの燃料にすることも可能だ。仕事の後の休暇を楽しみにする気持ち、仕事の後の美味しい食事、映画鑑賞などからエネルギーを得て、創造ゴールの実現に使うのだ。ころが前向きな姿勢の維持や人生のマンネリ化防止につながる

決める 9 2種類のモチベーション

2021-01-05 18:45:13 | 日記
体内で生成される脳内物質の役割は、人間が生まれつき持っている2つのモチベーションの現れだ。2つとは「喜びを最大にして恩恵を求めること」「苦痛を最小限に抑えて確実に生き延びること」だ。脳はこの両方に私たちを駆り立て、日々のモチベーションが生まれるのだ

人間の土台である「生き延びたい」というモチベーションは、不安を感じれば現れる

私たち先祖は本能に従って行動していればよかった。彼らは本能に従わないとどうなるか気づいていた。それは現代に生きる私たちも同じだ。恐れや不安は「しなくてはいけないこと」【買い物・食事準備・食事・後片付け・ゴミだし・洗濯・通勤・仕事・掃除・納税・支払い・通院、、、】について考えたときに真っ先に感じる感情の1つとしていまなお健在だ

しかし現代は、生き延びることを本気で心配する必要はなくなり、自分のために使える時間が増え、生き延びること以外に考える余裕が生まれた。自分の人生を自分に問う機会に恵まれるようになった。「自分の人生で何がしたいか?」これが人を突き動かすもう1つのモチベーション「欲求」だ

モチベーションは
不安から生まれるもの(しなくてはいけない何かをしない場合の苦痛への不安)と、
欲求(自分の人生にプラスをもたらすものと、動きをもたらす何かを欲する)から生まれるものの2種類がある

人は両方のモチベーションからエネルギーを得ている。また脳内物質を使って両方のモチベーションを高める。ただしどちらのタイプのモチベーションからエネルギーをもらうかを決めるのは自分自身だ

この決断が現状維持の人生を続けるか、前に進んでよりよい人生にしていくのかを決める重要なカギとなる

決める 7 エンドルフィンつづき

2021-01-05 18:10:04 | 日記
エンドルフィンは、分泌された時に経験していたことを繰り返させようとする働きがある。また何か楽しいことが起こると期待しただけでも、エンドルフィンの働きによって、熱意や幸福感が生まれる(休みの前日の仕事は面倒に感じない、終わりに近づくにつれ爆発的エネルギーもたらされ頑張れる)

何かしらの苦痛(退屈や苛立ちといった不快感を含む)に襲われると、脳は苦痛を和らげるためにエンドルフィンに頼ろうとする

決める 6 エンドルフィン

2021-01-05 17:58:57 | 日記
エンドルフィンは体内に備わっている鎮痛剤だ。ストレス、不安、喜び、痛み、興奮、といった刺激に反応して体内で生成される

エンドルフィンの本来の目的は、苦痛を和らげて高揚感や幸福感を高め、前に進められるようにすることである

この働きは、私たちの先祖が、敵や脅威に出逢ったときに発揮していた身体反応にさかのぼる。エンドルフィンは一時的に障害(痛みや疲労)を克服し、目の前のタスクに取り組ませる作用があるのだ

現代、エンドルフィンが体内で分泌されるのは、運動、刺激物(香辛料やチョコなど)、恋愛、鍼治療、光などで物理的な刺激を受けたときや、ジェットコースターなどでスリルを味わったとき、
他人から注目される、笑う、競う、達成感を得るといった精神的な刺激を受けたときも分泌する

どんな些細なタスクでも、それをやり遂げると達成感によって、エネルギーと熱意が高まる。やり遂げたタスクの重要性が高いほど、幸福感は強くなる