るるの日記

なんでも書きます

決める 16 時間に行動を決めさせるな

2021-01-06 09:47:28 | 日記
不安以外に自分のモチベーションを高める方法をしらない人や、不安をエネルギー源にすると決めた人は、絶えず何かを先送りにして自分自身をおびえさせることになる。いつ終わるともしれない慌ただしさとストレスのある状態が生活の一部となり、支配権は締め切りという時間が持つことになり、そして品質は平均以下となる

「先回り対応」で対処する時は、ストレスと緊急の度合いは低く品質は可能な限り高めることができ、支配権は自分自身にある

品質重視のタスクに取り組むときは、不安以外からそのタスクをやり遂げるための持続的なエネルギーを引き出す必要がある

それはゲイン(自分が心から人生に望む何かの獲得)から力を引き出す必要がある。ゲインからはいつでも必ずやる気と刺激がもらえる。ゲインタスクには締め切りも、それをしなかった場合の苦痛もない。

先送り屋の頭の中には「しなくてはいけないこと」で一杯で「やりたいこと」(ゲイン)について考える余裕がない。

重要なゲインタスクに最初に取り組めば、不安だけでなく、ゲインタスクをこなしたことで得られるエネルギーを活用できる

決める 15 先送りの最終判断

2021-01-06 09:22:47 | 日記
品質が重視されないタスクなら先送りしてもよい。反省、分析、リサーチ、フィードバック、ブレーンストーミング、演繹適推理、熟考のいずれも求められないタスクだ。ゴミだしの上手い下手は誰にも評価されない。ゴミを出しさえすればいいのだ

先送り習慣の人は、ありとあらゆることを先送りする。先送りに適さない仕事を先送りしたせいで、自分のスタンダードを下回る質のものを自分のした仕事だと言わざるをえなくなったり、後悔するはめになる

品質重視されるときは、不安をモチベーションアップに使ってはならない。品質は落ち、不安によって生じるストレスに、不安が生み出すエネルギー以上のエネルギーを奪われかねない。そうなると深刻な燃え尽き症候群が待っている

決める 14 先送りのデメリット 束縛

2021-01-06 09:06:45 | 日記
先送りのデメリット

1 ストレスにさいなまれる
先送りするとプレッシャーを感じる。ストレスは様々な健康障害を引き起こす
ストレスが生じると短期的にエネルギーが生まれる。しかしこれは生き残りやすくするためのもので、長期に維持はできない。先送り人生は健康的でないし落ち着かない。その先は燃え尽きが待っている

2 質が落ちる
プレッシャーと品質は相反関係にある。プレッシャーが高まると品質は低下する
プレッシャーに負けて失敗する人はたくさんいる。ギリギリに仕上げた仕事は「見通しが甘い」「熟考されていない」「明確ではない」「過去の反省が生かされていない」「調査が足りていない」「他者の意見が反映されていない」といったことが多い
締め切りを恐れる気持ちが創造の妨げとなり、視野が狭くなるのだ。ギリギリまで手をつけずにいた仕事の質は、適切な時間をかけて行ったときと同じレベルにはならない。期限に質を決めさせてはいけない

3 すべてを期限に支配される
何かを先送りすると、生活が締め切りに支配される恐れも生まれる
本来タスクに取り組む日時の選択権は自分にあるが、締め切りが近づけば、選択権はなくなる。タスクが完成するまでは、締め切りのことだけを考えざるをえなくなる

先送りの「締め切り間際」という時間帯は、決してタスクに取り組むのに最高であるわけではない。先送りのメリットはタスクを早く終わらせたいというモチベーションが生まれるからである。しかしモチベーションが上がりペースが上がったせいで自分の管理が行き届かなくなるとしたら?

ギリギリまで手をつけずにいると、そのタスクに取り組むのに最適なタイミングや、最短でできるタイミングを自分で選べなくなる

状況を支配する権利を自ら手放し、期限までに完了できるかどうかを天の配剤にまかせるようなものだ。それは人生に深刻な影響を与えかねない


決める 13 先送りのメリット

2021-01-06 08:39:47 | 日記
先送りのメリットは、不安とアドレナリンがあれば、一気に作業を進められ、作業にとりかかるために自分に強いるエネルギーを集める必要はない

1 エネルギーが生まれる
これが先送りの最大のメリット
取りかかっていないことが不安になるまで放っておくと、体内にアドレナリンが分泌され、すぐさま取り組みたくなる
「取りかかる」というのが最も大変な部分。不安の波に襲われないと取りかかれない人は、先送りするといい。ギリギリになれば自然に取り組んで、完了に向かっている自分がいる

2 集中力が上がる
このおかげで集中する対象が明確になり、意識がはっきりしプレッシャーを感じる仕事をやり遂げる
アドレナリンが駆け巡り、どんな中断も許さなくなる。外部からの邪魔も一切認めない

3 スピードが上がる

4 労力が減る
自制心が必要なくなり、不安が自制心の代わりを果たす
締め切りまで数日あると、取りかかるのにずいぶん自制心が必要になる。しかし先送りすれば不安が自分を駆り立てる。
自制することに楽しみはないし、とても難しい


先送りしてしまう人の答えは、やりたくないことをするエネルギーを得るためである。不安を有効に使ってモチベーションアップをはかる。先送りは素晴らしいメリットがあるでしょ?
しかし、仕事の質は対象にはなっていない。対象としているのは量であり、ある程度の量の作業を確実に終わらせることを重視している


決める 12 不安からわくエネルギーの活用(先送り)

2021-01-06 08:13:08 | 日記
「先送り」、、、ギリギリになって取りかかるとすぐアドレナリンが放出される。達成感からでなく「間に合わなかった場合を不安に思う気持ちからエネルギーを引き出す」のだ。これはストレス反応で、短期的に心身の活動を楽にする作用がある
全エネルギーを目の前の脅威に注げるようになるねで生存の確率が増すというわけだ

上司へ期限までに報告書を提出することと、敵から逃げることはほぼ同じ反応を示す。不安は人を行動に駆り立てる

やる気がないと自覚している時は、締め切りのギリギリまで放置しておけばいい。そうすれば怖くなってやらずにいられない。先送りにもメリットがあるのだ