不安以外に自分のモチベーションを高める方法をしらない人や、不安をエネルギー源にすると決めた人は、絶えず何かを先送りにして自分自身をおびえさせることになる。いつ終わるともしれない慌ただしさとストレスのある状態が生活の一部となり、支配権は締め切りという時間が持つことになり、そして品質は平均以下となる
「先回り対応」で対処する時は、ストレスと緊急の度合いは低く品質は可能な限り高めることができ、支配権は自分自身にある
品質重視のタスクに取り組むときは、不安以外からそのタスクをやり遂げるための持続的なエネルギーを引き出す必要がある
それはゲイン(自分が心から人生に望む何かの獲得)から力を引き出す必要がある。ゲインからはいつでも必ずやる気と刺激がもらえる。ゲインタスクには締め切りも、それをしなかった場合の苦痛もない。
先送り屋の頭の中には「しなくてはいけないこと」で一杯で「やりたいこと」(ゲイン)について考える余裕がない。
重要なゲインタスクに最初に取り組めば、不安だけでなく、ゲインタスクをこなしたことで得られるエネルギーを活用できる