■【性格の核】は遺伝とは無関係だが
【外側に対する性格のパターンは、遺伝や環境に影響される】
■外側に対する性格パターン
★知性→知的活動能力高いか、普通か、低いか
★外向性→周囲への溶け込みやすいか、普通か、溶け込みにくいか
★神経症的傾向→感受性尺度
ストレスを感じやすいか、普通か、強いか
性格の核を、遺伝や環境によって肉付けし、他者や外界に対する基本的パターンができる。
(外への活動性、外との順応性、外の反応の強弱、外から影響される気分の質などの傾向性)
■家系環境の基本である親子関係は、与えられた環境の出発点です。
親という環境によって性格パターンは形づくられます。
※気分屋の親
言うことがその時々によって違うと、子は困惑し、言葉より顔色をうかがうようになり、消極的性格になる。
※比較し批判する親
自分は人より劣ると常に感じるようになり、自分に自信はなくなる。
※支配的過保護な親
何でもやってくれるので依存心が強くなり、自分で考えて行動できなくなる。
■人は家系因縁の中で生まれ育ち、同時に新しい自己因縁をつくります。
家系の悪い因縁を繰り返さず、自分の代で終わらせたいですね。
家系の因縁とは、家系に流れる癖で、その癖どうりに生きてしまいます。跡取りの役目を背負う人は善きにつけ悪しきにつけ、家系の癖が多く流れています。
■因縁=家系に流れる癖の元は「行為と言葉」です。それによって「感情」は生まれます。感情は感動を呼ぶことも、全てを失うこともあります。
感情は心に刻まれ消滅せず因縁の元になります。感情は行為と言葉を生みます。
■鶏が先か?卵が先か?
やはり初因縁は行為と言葉が一番の根本原因だと思う。なぜなら感情なくとも行為と言葉は発せられるから。それを他者がいかに受けとめるかで、他者側の感情は動き、行為と言葉を発する。
よって因縁とは他者がいないと始まらない。初対面の二人がいて、他者が他者に投げ掛けた表現が初因縁を生むのね。その場限りの出会いであれば、因縁は生まれないかもだが、家族となると、強固な因縁となる。
家庭内ストレスが、家系に影響します。
■人が怒ったり、悲しんだりして強いストレスを感じると、ノルアドレナリンが分泌されます。それは強い毒性があり、ストレスばかりだと病気になります。
怒りや悲しみは、「自分さえよければと、人の恨みをかわれるような欲望を持つ」ことで生まれます。なぜならその欲望を叶えるまでの過程で怒り、悲しみの感情は引き起こされ、たとえ欲望を叶えても消滅せず、しまいには滅びの方向へ向かいます。
■人が喜んだり、感謝したり、心地よくいれたら、エンドルフィンが分泌されます。これは脳内モルヒネと呼ばれ、ますます多幸感をわかせ、元気になります。
■怠け癖を出して暮らしていると、前に進むのが面倒になり、堂々巡りの人生になります。そして体調不良、情緒不安定となります。
なぜかというと、人の本質は活動で、その本質とつながらない怠け暮らしをしているからです。
怠け癖を改善するには、よほどの意識改革が必要です。なぜなら怠け癖は無意識に、「体を使うこと、痛み、疲れること、与えること等を避け、快楽だけを求め、どんどんだらけたい」を選ぶから。無意識は潜在意識に影響を与え、潜在意識は顕在意識に影響をあたえ、今私は「怠け」を選択しています。