るるの日記

なんでも書きます

分かりにくい

2022-12-10 21:25:19 | 日記
■同一は区別を含む
【すべては自己自身に等しい】
【AならばAである】
「私は私自身であり(同一性)、あなたはあなた自身(同一性)ある。そして私とあなたは違う(区別)」

「植物とは何か?」という問いに対して、「植物とは植物自身である」という答え

「ルルとは何か?」
「ルルはルル自身である」

「生きているとは何か?」
「生きているとは生きている自身である」

「生きていないとは何か?」
「生きていないとは生きていない自身である」

「海とは海自身である」
「空気とは空気自身である」
「月とは月自身である」

A=A、それはこれ以上何事も語らない同一性である。
だが、これらの対象(植物、ルル、生きている、生きていない、海、空気、月)相互間は、無関係なものと考えている。

同一性「すべてのものは、自己自身に同じである(ルルはルル自身である)」
には
「自己自身(ルル自身)以外のすべてのものは異なっている」
ことが含まれていて、

同一性から区別への展開がはたされることになる。

■排中律は、同一性の中に対立的区別を見る
対立とは、相互にまったく対極的であり、同時に不可分離的であり、
それぞれが他者を映し出し、
他者がある限り、自らもある
他者との関係の中でしか、自らの規定を持たない。他者も同様に。
それぞれは【自らの、他者の、他者である】

生と死
善と悪
男と女
上と下
濁と浄
【A】対【非A】
Aであるか、非Aであるかのいずれかである。
Aでもなく、非Aでもないものは存在しない

★「ルルはルル自身である。
そのルル自身は、生きているか、生きていないか2つのいずれかであり、3つめは無い」
「ルルというものは生きているでもなく、生きていないでもない、ようなものではない」

★「明日とは明日自身である。
その明日自身は、地震が起きるか、地震が起きないかのいずれかである」
「明日というものは、地震が起きるでもなく、地震が起きないでもない、ようなものではない」

■矛盾
同じ対象者に、肯定判断と否定判断を主張すること。

肯定判断→SはPである
「ルルは生きている、である」
否定判断→SはPではない
「ルルは生きている、でない」

♦️ここからがムズイ
無限判断→Sは非Pである
「ルルは生きているにあらず」である
生きている概念無しである?
生きている自身が無い?


無限判断の肯定否定判断
Sは非Pである
「ルルは『生きているではない』であり、『生きているではない』でない」、、、

フム、、

続く、、






矛盾律

2022-12-10 09:00:07 | 日記
■排中律
★Aか、非Aであるかのいずれかである

「生きているか、生きていないかのいずれかである」
それ以外は無い

排中律は、排中律だけで論じることはできず、
「同一律」、「矛盾律」と併せて考察する。

★排中律
Aか非Aのいずれかである
「生きているか、生きていないのいずれかである」

★同一律
AならばAである
「生きているならば、生きている」
★矛盾律
Aであり、非Aである、ということは無い
「生きている。同時に、生きていない、ということは無い(否定の否定やから、つまり、【生きていると同時に生きていない】ってこと」

■同一性
同一律
「AならばAである」
「生きているから、生きている」
「植物とは何か?」の問いに対し
「植物は植物である」という答は
海は海、空気は空気、月は月と、それぞれ無関係なものと考える
なので、同一律とは同一性ではなく、区別である。
よって同一性から区別へ展開する。
■区別
排中律

「生きているか、生きていないかのいずれかである」
生きている、生きていないの対立があり、必ず第三者が成立している。
「あなたは(第三者)、生きているか、生きていないかのいずれかである」
第三者の中で
生きている、生きていないの両者は、否定的統一にある

【差異性】
〈ペンとライオン〉は、無関係として理解する
A・B・C・Dは、それぞれ無関心的区別とする

【対立】
〈ペンと剣〉は、無関係ではないような、、対立的だと区別するように、生死は、無関心であるわけにはいかず、相互に他なしでは成立しえない

同一性の中に対立的区別を見る
善悪・男女・上下なども同一性の中に、対立区別して理解する
生死という対立は、それぞれが、それぞれを映し出す。生があるから死があり、死があるから生がある。
この関係性の中でしか、自らの規定は持たず、生だけなら死は無く、死だけなら生は無い
その関係性は、自らの他者の他者

【差異から対立へ】
差異の真実は対立だという観点で見る。差異も対立的に区別する

■矛盾
矛盾律
「【生きている】と同時に、
【生きていないではない、ということは無い】(生きて死んでいる)」
不可能性
同じ対象にある規定と欠如を主張
肯定「ある人物は生きている」
否定「生きてはいない、ではない、ということはない(生きていない)」
排中律の成立
「ある人物は生きているか、生きていないかのいずれかであり、それ以外であることはない」
という排中律が成立
真実は矛盾として隠されている。
その真実が「隠れなきさまにもたらされる展開が繰り広げられ」
根拠へ至る
【生きている世界がそもそもいかにして成立するのか?あるいは、なぜそれが常に、既に、成立しているのか?】
その生成の瞬間を、矛盾の概念に定位して明らかにする。

排中律の中にはすでに

「生きているか、生きていないかのいずれかである」
【生きているでもなければ(生きていない)、生きていないでもないような(生きている)、あるものは存在しないが、この対立に無関心であるものも、存在しない】
が含まれている、ことを見逃してはならない

■排中律と矛盾律
るるは生きているか、生きていないか2つのどちらかであり、3つめ以上は存在しません。
主語の「るる」は、の部分は複数存在します。

■矛盾関係とは、
「主語るる」は、他に対してなにものであるか
「生きているか、生きていないか、どちらかである」
他との関係から切り離して「主語るる自体」がなにものであるか
「生きていて、生きていない」
の関係であり

るるはるるという同一性と、
生きているか、生きていないという対立性の関係である
いかなる述語も、対象に属するか、属さないかである
(対象自体の観点か、対象以外の他者の観点か)

★肯定・否定判断
るるは生きている
るるは生きていない

★無限判断
「るるは、るるではない、である」
そうなると、るるは空虚
生きている、生きていないで満たすしかない。生きている、生きていないという対立はるるを満たす。
同時にその観点は「るるはるる」という同一性が先立つから、「るるはるるではない、である」との対立としても現れる。
「るるはるるという有るもの」
「るるはるるではない空虚」
との間の循環構造が矛盾

■本質
本質は過去を含み
本質は「現在、生きている、生きていない」という現象ではない

「るるはるるという同一性」は、現象の後に規定された「生きている、生きていない」を待って生成する第三者であり、「るるであるるる」ではない。

るるをるると根拠づけられるのは生死であり、同時に生死は根拠づけられるるるによって、生死を根拠づけられている。