弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

A3複合機を購入

2011-08-18 12:20:00 | 買い物
さる8月15日(月曜日),ブラザー工業株式会社のジャスティオA3カラー複合機(MFC-J6710CDW)ムラウチドットコムにて購入した.そして先ほどそれが届いたためセットアップ作業を行った.

現在我が家には
A3対応プリンター(Canon BJC-465J)
A4対応スキャナー(Canon FB636U)
A4対応コピー機(Canon FC220S)
B4対応FAX(SHARP UX-T8)
があるが,いずれも古く,いろいろと気難しくなってきていた.今回はこれらを一掃して一台の複合機にまとめてしまおうという趣旨であった.

奮発してブラザーのMFC-J6710CDWにしたのは,ひとえにA3対応にこだわったからである.A3の書類を印刷したいことは時々あるし,スキャナーで読んで電子化したいA3の書類もあるのだ.ムラウチドットコムから買うことにしたのは,他所よりも安かったこと(これは発注翌日にヨドバシドットコムのポイント還元率が13パーセントとなったため崩れたが)に加え,社長の村内伸弘さんが「同志」だからである.


開梱前 (箱の左手前に150 mmの直尺を置いてある)


今まで使用していたコピー機とFAX



開梱作業中


設置完了
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ptexlive-20110322 (Ubuntu 11.04, 64 bit)

2011-08-12 21:40:30 | Linux
今度はUbuntu 11.04の64ビット版にptexliveをインストールした.やり方は
32ビットの場合とほぼ一緒であるが,今回は少し整理して書くことにする.詳細は土村先生のFrontPage - ptexlive Wikiを参照されたい.

1. ptexliveのコンパイルに必要なパッケージ類をインストールする
$ sudo apt-get install wget \
nkf \
build-essential \
bison flex \
libpng12-dev \
libgd2-noxpm-dev \
libncurses5-dev \
libice-dev \
libxaw7-dev \
x11proto-print-dev \
libmotif-dev libt1-5 \
libfontconfig1-dev \
cmap-adobe-japan1 \
cmap-adobe-japan2 \
gs-cjk-resource

2. TeX Live 2009をインストールする
$ sudo mount -t iso9660 texlive2009.iso -o loop /media/TeXLive2009
$ cd /media/TeXLive2009
$ sudo ./install-tl
(スクリプト中のプロンプトでは"I"を選択)

3. ptexliveのファイルをここからもらってきて解凍しインストールする.
$ mkdir /tmp/ptexlive/
$ mv ptexlive-20110322.tar.gz /tmp/ptexlive/
$ cd /tmp/ptexlive
$ tar xvf ptexlive-20110322.tar.gz
$ cd ptexlive-20110322
$ cp ptexlive.sample ../ptexlive.cfg
$ texteditor 8_test.sh
(225行目: "Loop in Pages tree"←"recursive calls")
$ make
$ sudo make install

4. あとはいずれかの方法でパスを通す.
$ texteditor .bashrc
(追加: "export PATH=/usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu:$PATH")
$ texteditor .cshrc
(追加: "setenv PATH /usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu:$PATH")
$ sudo editor /etc/profile.d/texlive.sh
(書き込み: "export PATH=/usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu:$PATH")
$ sudo editor /etc/profile.d/texlive.csh
(書き込み: "setenv PATH /usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu:$PATH")
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ptexlive-20110322 (Fedora 15, 64 bit)

2011-08-06 11:02:10 | Linux
日本語LaTeX環境(ptexlive)をFedora 15 (64 bit)にインストールした.ptexliveのバージョンは20110322である.

まず,ptexliveならびにそのベースとなるTeX Live 2009のインストールに先立ち,開発環境
development-tools
wget
development-libs
patch
libXaw-devel
fontconfig-devel
をインストールした.

まずはTeX Live 2009のインストールから始める.これは,パッケージマネージャーを用いる方法ではなく,ソースファイルなども含んだISOイメージが必要であるが,2011年現在はどこから手に入れたらいいのかは不明である.ともあれ,これはDVDに焼いてもよいし,もちろん
# mount -t iso9660 -o loop texlive2009.iso /media/TeXLive2009
などとしてもよい.

こうしてマウントしたTeX Live 2009のディレクトリ(上記の例では/media/TeXLive2009)に入り,
# ./install-tl
と打ち込んでTeX Live 2009のインストールを行った.install-tlの中では"I"と打ち込んで,ありったけのファイルをHDDにインストールした.

次は,ptexliveのインストールに必要な情報やファイルを得るため,いつもの土村展之先生のサイトを訪れた.
FrontPage - ptexlive Wiki
手順はこのサイト内のREADMEに詳しく書かれているので参照されたい.

あとはここからptexlive-20110322.tar.gzを取ってきてインストールした.具体的には,/tmp/あたりに/tmp/ptexlive/ディレクトリを作り,ダウンロードしたtar.gzファイルをその中に入れ,そこで
$ tar xvf ptexlive-20110322.tar.gz
$ cd ptexlive-20110322
$ cp ptexlive.sample ../ptexlive.cfg
$ emacs ../ptexlive.cfg
何か必要であれば編集する
$ emacs 8test.sh
225行目: "Loop in Pages tree" ← "recursive calls" (注)
$ make
# make install
# exit
$ emacs .bashrc
ptexliveのインストールされたディレクトリにPATHを通す.
"export PATH=/usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu/:$PATH"



(注)
8test.shをそのままにしておくとmakeの過程で
[CVE-2007-0104] test
CVE-2007-0104 is not fixed.
make: *** [stage8] エラー 1
なるエラーが出る.これは動作報告/99にて議論されており,その中でchocolatさまから,8test.shの225行目を
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep > /dev/null; then
から
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep > /dev/null; then
へと変更するという処方箋が出されている.
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ptexlive-20110322 (Ubuntu 11.04, 32 bit)

2011-08-05 17:16:04 | Linux
FedoraからUbuntuに乗り換えて久しいが,やはり再びptexliveのお世話になることにした.Ubuntuのptex-binは文字コードがEUCでなければならず,UTF-8で書かれたファイルは処理できなかったのだ.

ptexliveをインストールするにはコンパイラなど開発環境が必要である.Fedoraであれば
development-tools
development-libs
patch
libXaw-devel
wget
fontconfig-devel
を入れておけば問題なかったのだが,Ubuntuでは何をインストールしたら良いのか分からず途方にくれていたところ,達哉んさまのブログ記事を見つけた.
達哉ん書斎 ~ほぼ毎日更新~: Ubuntuにptexliveという選択

これによれば,ptexliveのページの動作報告93を見ればよいらしい.報告者の方が添付ファイルとして上げてくださったptexlive.zipを解凍してディレクトリptexlive/を作り,そこにptexlive-20110322.tar.gzを解凍してディレクトリptexlive-20110322/を作り,さらにTeX Live 2009のisoイメージを置き,あとは
$ chmod +x ubuntu_ptexlive.bash
$ sudo ./ubuntu_ptexlive.bash
とやればよいようである.このスクリプトは,ptexliveのインストールに必要なパッケージのインストールから,TeX Live 2009のisoイメージをマウントしてインストールし,さらにはptexliveをコンパイルするところまで一気にやってくれる.ただし,インストールに必要なファイル一式の入ったディレクトリptexlive/は/tmpに置いておく必要がある.

私は,ptexliveのコンパイル過程をroot権限でやるのが少し気持ち悪かったので,TeX Live 2009のインストールが終わったところでスクリプトubuntu_ptexlive.bashを止めて,あとは普通に
$ make
$ sudo make install
として無事にインストールが完了した.

ちなみにptexliveのソースファイルはいつものところからptexlive-20110322.tar.gzをいただいてきた.

なお,makeの途中(8test.sh)で
[CVE-2007-0104] test
CVE-2007-0104 is not fixed.
make: *** [stage8] エラー 1
なるエラーが出るのは相変わらずだったので,再び動作報告/99にてchocolatさんが書かれていたように,8test.shの225行目を
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep "recursive calls" > /dev/null; then
から
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep "Loop in Pages tree" > /dev/null; then
へと変更して対処した.
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標準軌間 (1435 mm)

2011-07-26 22:22:22 | 広軌改築論
世界の鉄道は六割方この標準軌間で敷設されていると言われる.この軌間は路面電車や地下鉄から,300 km/hを超える超高速鉄道までをカバーしている.広軌(1668 mm)を採用してきたスペインですら,今や1435 mm軌間に鞍替えしている.標準軌間1435 mmは鉄道の世界におけるデファクトスタンダードなのだ.

こう言うと,「やっぱり鉄道は標準軌でなければ!」とか「日本の鉄道も狭軌から標準軌に改軌すべきだ」という声が聞こえてきそうである.実際,私も比較的最近までそう思っていた.

しかしある時,私はふと思ったのだ.この1435 mm~そもそもは4フィート8.5インチ~という中途半端な数字に,何か技術的な意味があるのだろうかと.

標準軌 - Wikipedia

毎度のことながらWikipediaのお世話になっているが致し方ない.標準軌の起原を辿ると,炭鉱の中を走る鉄道の軌間が4フィート8インチ(1422 mm)だったこと,さらには馬車のトレッドに行き着くらしい.半端な0.5インチは,車輪のフランジの摩耗を減らすために付け加えられたという,何ともいい加減なエピソードまで載っている.その軌間が,対抗馬であった7フィート(2140 mm)軌間を数と政治の力で退け,やがては世界標準に成り上がったのである.

いま世界各地を走っている鉄道車両は,かつてイギリスの炭鉱で走っていたそれらとは,輸送量もスピードも異なるはずである.現在の鉄道システムにとって1435 mm軌間とは,技術的な検討の結果とはまったく無縁のレガシー的な規格である.そして私は思った.現在そして将来を見据えた鉄道システムを構築するにあたり,白紙の状態から理想的な軌間について検討すれば,おそらく1435 mmとは違った数字が出てくるのではないのか.鉄道に携わる日本の技術者たちが1067 mmの狭軌に泣かされてきたように,現在は世界の技術者たちが1435 mmの標準軌に泣かされているのではないのかと想像したのだ.

私は,日本の鉄道が狭軌から卒業するするというのであれば,改軌する先は標準軌などという成り行きの産物ではなく,真剣に技術的な検討を重ねた結果でなければならないと考えるに至った.そして,そうした検討を技術者たちにさせたならば,おそらく出てくる結果は1435 mmなどよりはるかに大きな値になるであろう.広軌にはメリットもデメリットもあるが,横方向の外乱に対する抗力は広軌ならではのメリットであり,反面,広軌によりもたらされるデメリットである曲線通過性能の低下には技術的な処方箋があるからである.
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エアコンフィルター交換 (HP11)

2011-07-23 20:30:00 | 
今回は日産プリメーラ(GF-HP11, 2000年式)のエアコンフィルターを交換した.


取り付けたフィルターはパシフィック工業株式会社の「クリーンフィルター」(日産車用PC-205B, 純正部番: B727C-79925)である.



グローブボックス(閉)


グローブボックス(開).この下部裏側にあるヒンジピンを抜いてグローブボックスを外す.


取り外したグローブボックス(ヒンジピン付き)


取り外したヒンジピン


六ヶ所あるネジを抜いてこのカバーを外す.


左下のネジ


左上のネジ


中央上部のネジ(二ヶ所)


右上のネジ


右下のネジ



エアコンフィルターが挿されている箱(金具を外す前の状態)


その金具


金具を外した状態


エアコンフィルターを抜いた状態


抜いたエアコンフィルター


新旧エアコンフィルター

あとは新しい方のフィルターを差し込んで順次部品を組み付けていけばよい.
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千円券(D券)との邂逅

2011-07-11 20:00:00 | 弐千円札/雑記
駅の券売機にてSuicaチャージを行ったところ,釣りとして出てきた千円札がD券,さらにピン札であった.守礼門を入れて夏目漱石が出てくるとはすばらしい.
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その後の三井住友銀行

2011-07-02 23:40:00 | 弐千円札/雑記
この3月に三井住友銀行で大変うれしい気持ちになったのだが,そうした喜ばしい現実は長くは続かなかった.私がよくお世話になる支店の両替機からは,再び二千円札が消えていたのだ.

そのようなところに,あるサイトで三井住友銀行下高井戸支店には二千円札を出金するATMがあるという情報があったので,私はわざわざ平日休みにして片道1時間ほどかけてその支店へと向かった.しかしそこにも冷厳なる現実が横たわっていた.
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エアコンフィルター交換 (CPV35)

2011-06-12 11:20:00 | 
本日はスカイライン(CBA-CPV35, 6MT, 2007年)のエアコンフィルターを交換した.先日ディーラーで12ヶ月点検を受けたときにもエアコンフィルターの交換を勧められたのだが,あまり乗っていないので大して汚れていないだろうと思ったことと,工賃や部品代で何千円も取られるのも馬鹿らしいと思ったことにより,その時は交換しないでおいた.しかしながら,安価な社外品の存在はかねてより気になっており,今回それを購入したので自分で交換してみることにしたのだ.

作業に取りかかろうとグローブボックスを開けてみたら,前回の交換は2008年ということが判明した.12ヶ月点検のたびに交換していたような気がしていたが,何だかんだで3年も経っていた.そもそも交換の目安は1年あるいは12,000 kmということなので,ここでフィルターを交換したのは正解であった.

作業の内容は,とれ子さまのブログ記事
【みんカラ】 V35 エアコンフィルター交換( ´(00)`) 前編|スカイライン/日産|整備手帳|とれ子 - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
【みんカラ】 V35 エアコンフィルター交換( ´(00)`) 後編|スカイライン/日産|整備手帳|とれ子 - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
を参考にさせていただいた.世の中には親切な人がいるものである.この丁寧な解説のおかげで作業は30分もせずに終了した.





グローブボックスの下についているプラスチック製のトレイ状の部品.



グローブボックスの左下にあるプラスチック製のカバーを外す.まずは奥のナットから.


留まっている箇所は手前と奥の2ヶ所である.クーペの場合,手前の方は「向かって右向き」に引っ張る.奥の方は手前に引っ張るという点はセダンと同じである.














(追記)
怪我防止のため,作業にあたっては手袋を着用することをお勧めする.プラスチックの部品は思わぬところに鋭利な形状がある.
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二千円札流通促進委員会が解散

2011-05-25 21:30:00 | 弐千円札/雑記
二千円紙幣の流通促進活動に取り組んできた「二千円札流通促進委員会」が2011年3月31日をもって解散していたことが分かった.
二千円札コーナー|日本銀行 那覇支店
流通のめどがついたのか,ただ単にあきらめたのか,解散の理由については記されていない.おそらく後者であろう.また,我々の身分である「二千円札大使」も本委員会から付与されたものであるゆえ,これから我々は肩書きなしでの活動を余儀なくされることとなった.

二千円札流通委員会という大きな(有名無実の)後ろ盾を失い,我々の闘いはより一層孤独なものとなった.しかしながら,フィードリーダーなどに目を通せば「二千円札」「2000円札」などといったキーワードを含むブログ記事が日々書かれており,二千円札との出会いを渇望している人々が存在することも確認できる.そうした人々に二千円札を届けるべく,私はこれからも活動を継続していく.
Comments (2)
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