擦過傷

一週間ほど前，私は肘を擦りむいた．間抜けなことに，玄関先にある段差を踏み外してバランスを崩し，車に肘をぶつけてしまったのだ．

幸いなことに車に損傷はなかったが，肘には擦過傷ができてしまった．それがまだ治らない．擦り傷とは一週間経っても治らないものなのか，けがをするのも久しぶりなので見当がつかない．

新車を買うと雹が降る

私が車にカバーを掛ける理由は自己満足のためであると先日書いた．現時点ではそれで間違いない．

しかし，車のカバーを最初に購入しようと思ったきっかけは，少し異なる．新車を買ったばかりの私は，車を『降雹』から守りたいと思ったのだ．カバーを掛けることにより車体が多少蒸れようと，カバーと擦れてボディーに細かい傷ができようと，雹でボディーがボコボコになるよりはましであると考えたのだ．

我が家の車(日産プリメーラHP11)ならびに私が前に乗っていた車(日産マーチK11)は，いずれも購入後まもなく雹に降られた．幸いにして小さな雹(霰か)だったため大事には至らなかったが，大変に肝を冷やした．私にとって，新車を購入するということは，とりもなおさず雹に対峙するということなのだ．

本末転倒

私は車のボディーにカバーをかけている．雨が降っても水垢による縞模様がつきにくくなるし，風が吹いて物が飛んできても傷がつきにくくなる，というのが理由であるが，ほとんどは私の自己満足によるものである．

当然のことながらカバーは汚れる．それをいかに洗って干すかというのは，頭の痛い問題である．カバーは大きいので，風呂場で洗うのもベランダで干すのも不便である．

しばらく考えた後，カバーを車のボディーにかけたまま水をかけて洗い，そのまま干せば簡単であるという結論に達した．本末転倒な気もするが，これも自己満足のためである．多少おかしなことになっても致し方ない．

一万キロ突破

本日，わがスカイラインクーペ(CPV35)の走行距離が10,000 kmを超えた．エンジンオイルを4回，トランスミッションとデファレンシャルギアのオイルを3回も交換し，ていねいに慣らし運転をしてきた．買った当初と比べ，エンジンの噴け上がりやギアシフトの感覚が軽快になったように感じるのは，気のせいだけではないはずだ．

さて，スカイラインクーペに乗り換えてから，私の運転はおとなしくなった．慣らし運転中であったとか，ガソリンがもったいないという理由もあるが，何より私の心がおだやかになったのである．自分の前に割り込まれてもイライラしなくなったし，赤信号ではかなり余裕を持って停まるようになった．

動力性能の高い車は，私に安全運転を促すようである．それは大変に結構なことであると思う．

Advan Neova AD08

先日，横浜ゴムのアドバンネオバがモデルチェンジしてAD08となっていることに気づいた．

AD07は18インチまでしか対応していなかったが，調べてみると，AD08では19インチも設定されている．しかしながら，扁平率は30と35しかない．40も設定されていれば私の車に履かせられたのに，残念である．

ゴールド免許

警視庁より「運転免許証更新のお知らせ」が届いた．私にとって初めてのゴールド免許となる．

ゴールド免許となること自体はめでたいことである．しかしながら，それは私が車を運転しなくなったこと，車を動かしてもスピードを出さなくなったことに起因している．そこに一抹の寂しさをおぼえる．

かつて，私は年に一度くらいのペースで捕まっていた．すべてスピード違反である．通勤や帰省に車を使うことの多かった私にとって，車を走らせてスピード違反で捕まることは，ガソリンが減るのと同じくらい仕方のないことだと考えていた．高速道路において視界を遮る車がいないとき，アクセルを踏み込まないでいることに罪悪感をおぼえた．それは，「今やれることは今やる」という私の哲学に反するからである．

あの頃の私には，良いか悪いかは別として，情熱(パッション)があった．向上心もあった．しかし，それらは今の私にはない．

部品交換

今回は，実家で使っている車(日産プリメーラP11, SR20DE)の部品を交換した．一週間ほど前にエンジンが始動しなくなったらしいのだが，話を聞いたところ点火系が怪しいように思われたので，スパークプラグとプラグコードを交換することにした．プラグはCHAMPIONのイリジウムスパークプラグ9001，コードはNGKのパワーケーブル10Nにした．プラグだけでなくコードまで換えることにしたのは，多く買い物をすると送料がタダになるといった理由による．見事に通販ショップの思惑通りである．

さて，まずはコードを換えて試運転してみたところ，音が静かになったような気がした．あくまで，そういう気がした，といった程度である．次にプラグを交換してみた．するとエンジンのかかり方が軽くなったようだ．これは良いことである．

このたび取り外したプラグはNGKのBKR6EIX-11P，コードはメーカー純正品である．プラグは思っていたより劣化していなかったが，まだ外側電極の先端がテーパーカットされていない仕様で，時代の変化を感じた．

オイル漏れ

先日，車を六ヶ月点検に出した．このご時世，自分の車を六ヶ月点検に出すなど，ほとんど車屋さんに対する慈善事業のようなものだ．

無事に点検が終了して車が戻ってきたのはよかったのだが，どうもエンジンオイルが漏れているらしい．早速また車を引き取ってもらい処置してもらった．前回のオイル交換は○ートバックスで済ませてしまったため，そこで何かあったのかもしれない．

ともあれ心配である．無事に車が帰ってくることを祈るばかりだ．

日産フェアレディZ

日産自動車から新しいフェアレディZが発売された．先代と比べて価格帯も上にシフトし，ちょっと金を貯めれば買えるといった感じではなくなってしまった．それはある程度仕方のないことである．

しかし，タイヤが(前)245/40R19，(後)275/35R19というのには絶句した．交換の時期になれば，合うタイヤを探すのも一苦労である．もちろん出費も莫大なものになろう．私の車は(前)225/40R19，(後)245/40R19であるが，それでも合うタイヤが店頭にないことは多い．通販で安いタイヤを手配しようにも，ここまで特殊なものになると業者が扱っていなかったりもする．

スポーツカーに乗るのであれば，タイヤの値段は気にせず，ホイールの側面を少しばかり擦っても気にせず．．．というのが正しい姿なのであろう．

スカイラインクーペ

私の愛車はスカイラインクーペ(CPV35)である．買ったのは2007年の5月(CPV35の生産が終了する寸前)だった．

当然のことながらというわけでもないが，トランスミッションは6速MTである．この時代，大排気量のエンジンを積んだFR車をマニュアルで味わうというのは，なかなかの贅沢である．レアに焼いた米沢牛(松阪牛でも神戸牛でもいいが)に塩だけかけて味わうのと同じ感覚であろうか．

エンジンオイルを4回，ミッションオイルを3回換えつつ10,000km程度の慣らし運転をすると，新車時に少し鈍重だったエンジンの回転が軽やかになり，多少ガサガサしていたギアのシフト感が滑らかになった．約一年かけて新車が良い状態に仕上がってきてくれるのは嬉しいものである．これでミッションが故障して載せ換えなんて事態になったらと思うとぞっとする．