ビタミン屋

気が向いた時だけ書いてます。日常や旅行、趣味の記録。

東欧の手しごとを愛でる会

2023-10-06 22:36:21 | 手芸・洋裁

今日は、「東欧の手しごとを愛でる会」に参加するため、逗子のBaharさん

まで行ってきました。

今回は、東欧で買付を行ったり、

伝統的な刺繍やガラスボタンなどの収集を行っているチャルカさんから

色々なお話が伺えるということで

楽しみにしていました。

チャルカさんの「ハンガリーのかわいい刺繍」という本を購入して以来、

すっかりハンガリーの刺繍に魅了されてしまい、

自分でも刺繍や洋裁をしているので、

古い時代のハンガリーの刺繍や図案、そして今も伝統を守って暮らしている

ハンガリーの方たちの映像やお話を聞けるこの機会を逃すまい!と。

(こちらの玄関の写真と料理の写真は載せてよいとのことでした)

Baharさんに入ると、お宝がぎっしり💖

カロチャやクロスステッチ、マチョーなどの素晴らしい刺繍作品の数々が!

古い書籍やもう今は廃業してしまったガラスボタンのサンプル、手書きの刺繍図案まであります。

チャルカさんが貴重な品々の解説をしてくださり、夢のような時間でした。

特に圧巻だったのは、ハンガリー各地の刺繍を集めたサンプル。

現地の方から頂いたものだそうです。素晴らしかった。

過去にハンガリーをおとづれた際の映像も見ながら、刺繍に込められた歴史や

人々の想い、文化などを教えていただきました。

刺繍にも、戦争の影響が色濃くあるそうです。

かつてのハンガリー帝国は第一次世界大戦により、国の面積が3分の1に

なり、現在のハンガリーになったそうです。現ハンガリーに入れなかった国々

は故郷の文化を大切にしたい思いがあり、伝統的な文化を今も守っている人たち

が多いのだそう。逆に現ハンガリーは列強に追いつきたいと、古い価値観や文化を捨

てて来た歴史があるそうです。

(色々教えてもらったけど、ヨーロッパの歴史が複雑で、覚えきれなかった💦

ちゃんと勉強して、背景がわかるともっと刺繍が楽しくなるそうです。)

刺繍は、家紋のような役割を果たしており、どこの地域の人なのかがわかるのだそう。

映像には、赤い刺繍のタペストリーがたくさん飾られた教会もありました。

赤い色は生きていることの象徴で、家族(息子など)を亡くした女性が悲しみを癒す

ために刺繍をし、教会に寄付したそうです。

ランチにはBaharさん特製のハンガリーの伝統料理をいただきました。

グヤーシュ…ボルシチっぽいスープ。ボルシチより汁がサラサラ?

ホガーチャ…塩パン。フォカッチャに似ています。

レシピもいただきました。

グヤーシュは煮込んだ素材の味がスープに溶け出していて、とてもおいしかった。

ホガーチャも軽い食感で、サクサク食べれてしまう。高カロリーなのに、それを感じ

させない危険な食べ物!!

そのほかにも、ビーズ刺繍のエプロン(結婚式で新婦が着る民族衣装)などの試着体験もあったり、盛りだくさんでした。

今回、参加者は自分を入れて3名。

そのうちのお一人が見たことあるなあ、と思っていたら、おしゃれ工房のMCもされていたタレントOさんでした。

(お名前出していいのかわからないので…)

色々、出かけてみると、本の著者に会えたり、タレントの方とご飯食べたりすることもあるんだなあ。

もう一人の参加者の方とは、鎌倉駅まで一緒にバスで帰り、色々手芸のお話しをしました。素敵なワンピースとお手製のイヤリングをした、お洒落な方でした。

またどこかのイベントでお会いできたら嬉しいな。

今日はとても貴重な1日を過ごせました。

 


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