ビタミン屋

気が向いた時だけ書いてます。日常や旅行、趣味の記録。

神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル㉑

2017-06-25 20:27:00 | ヨルダン・イスラエル
イスラエルからパレスチナ自治区に入ります。

スタバもどきのカフェを発見!
ロゴは違うけど激似。メニューも似ているのかな?

まずは、昼食会場に向かいます。

ここのお料理は、なかなかおいしかったです!

お肉のトマト煮↑

お肉は、砂肝っぽい味。
甘いお菓子のデザートも出て、ボリュームたっぷりでした!
昼食後は、イエスが生まれた場所に建つ聖誕教会を見学します。

この教会の地下にはイエスが誕生したとされる地下洞窟がありますが、小さな空間のため、観光客でものすごい行列になっています。

後ろからもどんどん押してくる人がいて、気を抜くと転びそうで危ない。
こういうことは本当にやめてほしいですね…(+_+)

星のあるところがイエスの生まれた場所。
とにかく混みすぎで、写真とるのも難しい。
スタッフの人に「マダム!ハーリアップ!」と怒られた。
階段下りたばっかでまだ全然見ていないのに…。
ガイドさんに聞いたところ、このすぐ後ろに偉い人が来ていて、その人のために観光客を蹴散らしたかったらしい。

この教会では美しいモザイク画を見ることができます。
現在は補修工事中で、ちょっと見えずらいのですが↓


聖誕教会から聖カテリーナ教会へ向かう中庭のような場所にこんな人形がありました。

イタリアから贈られたものらしいです。
東方三博士がイエスの誕生にかけつけた、というシーン。
クリスマスツリーのオーナメントでもよくこのシーンを模したものがありますよね。
ガイドさんいわく、イエスの時代の実際の服装とは全然違うらしく、この人形の時代考証はだめだそうです。
個人的には、ヒツジや鶏がとてもリアルだなあ、と思う(どうでもいいけど)。

では聖カテリーナ教会へ!

教会の前に建つこの男性の像は、ヘブライ語の聖書をラテン語に翻訳したヒエロニムスという方。
この教会の洞窟にこもって翻訳をしていました。
この人の翻訳作業を支えたのがパウラという女性で、この人が死んだ後も、その遺体をそばに置いて翻訳作業を続けたそうです。
足元に頭蓋骨があるのは、そういう理由なんですが、なかなか壮絶な話だなァ…(;^ω^)


教会内にある聖母と赤ん坊のイエス。
こちらのイエスは、クリスマスのときは、聖誕教会の洞窟の星マークの上に移動するそうです。


こちらの部屋は、ヒエロニムスが翻訳していたとされる場所。
絵はヒエロニムスとパウラ、パウラの娘だそうです。

ベツレヘムでの観光はこれにて終了。再びイスラエルへ戻ります。


神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑳

2017-06-18 19:38:00 | ヨルダン・イスラエル
マリア永眠教会のあとは鶏鳴教会へ。

地下にイエスが投獄された牢獄があります。

ステンドグラスがかわいい。

イエスがゲッセマネの園でとらえられて、最後の夜を過ごした牢獄もみることができます。

上から見たところ。
上からつるされたらしいです…。
下へ降ります。



壁に手をあてて、熱心にお祈りをしている男性がいました。

外では、弟子のペテロの像があります。
 
自分に罪が及ぶのを恐れたペテロが「イエスのことを知らない」とうそをついた庭がここだそうで。
「鶏がなく前にお前は嘘を3回つく」というイエスの予言がこの教会の名前の由来になっています。

教会の前には古い階段が。
イエスの時代のものだそうです。
ゲッセマネの園へ向かうのにこの階段を使い、捕らえられたあと連行されて再びこの階段を通ったそうです。

階段のところにはその様子をあらわしたレリーフがあります。



シオンの丘エリアでの観光は終了!
次はイエスが生まれたというベツレヘムへ向かいます!

神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑲

2017-06-17 14:30:00 | ヨルダン・イスラエル
ゴルゴダの丘の墓の脇に地下つづく階段があります。
こちらをいくと、古い祭壇と真っ暗な洞穴に出ます。

洞穴は暗すぎて、写真を撮っても真っ暗になってしまった…。
イエスの時代の埋葬場所の跡だそうです。
洞穴に遺体を安置していたらしい。
こちらの方が、当時の様子がよくわかる、とのこと。
上の霊廟は装飾が立派で、当時の面影はなし、なので。

聖墳墓教会をあとにして、シオンの丘へ向かいます。



メズサが売っている。
装飾が美しいものが色々あります!


こんな個性的な人形も見つけました。


古い時代の遺構が街のあちこちにあります。


シオンの丘へ到着!
旧市街の南西の、シオンの門の外にある場所です。

古代イスラエルのダビデ王の墓の入口にある、ダビデ王の像

鼻がかけてしまっています。
中は観光客や、地元の小学生くらいの集団やらで、人がいっぱい。
お墓は真ん中で壁で仕切られていて、男女は別々の入口から入ります。

棺にはダビデの星が詩集された布が覆われています。

こちらは、イエスが最後の晩餐を行ったとされる部屋。

ダビデ王の墓のある建物を出て、裏の階段を上った場所にあります。

当時は、寝転がって食事をとっていたそうなので、テーブルを囲んで椅子に座って食べている絵は時代考証的には間違いらしい。レオナルドダヴィンチとか。

次はマリア永眠教会へ。1910年に完成した、比較的新しい教会。

永眠するマリアの像

ここの教会は美しいモザイク画や壁画がいくつもあります。





神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑱

2017-06-11 16:13:00 | ヨルダン・イスラエル
教会に入ってすぐ、右手の狭い階段を上ります。


第11ステーション。
イエスが十字架に釘付けにされた場所。

ローマ・カトリックの釘付けの祭壇と悲しみのマリアの祭壇。

その左が第12ステーション。

イエスが十字架上で息を引き取った場所。
とてもきらびやかな祭壇です。
人がかがみこんで下をのぞいていますが、ここに十字架が建った岩が残されています。
みんなこの岩を見ようと、ものすごい行列になっているんです。
私たちは、時間の関係で並ばす、遠巻きに眺めるだけ(^-^;
2000年前の処刑場の岩が現存しているってすごいな。

第13ステーションは11と12の間にあるマリアの小祭壇。

わかりづらいけど、〇でかこったところです。
イエスが十字架から降ろされて母マリアがイエスの亡骸を受け取った場所です。

祭壇の左手の階段から下に降ります。
大きな美しい壁画があり、そのそばに香油をぬる板状の岩がおかれています。



十字架から降ろされたイエスの亡骸に香油を塗った場所なのだそうです。
今も、香油が塗られています。

そして、第14ステーション。
ヴィアドロローサの終着点はイエスのお墓。

ここもすごい行列なので、並ぶわけにもいかず。
イエスが葬られたあと、復活したというのは新約聖書に書いてある話。
というわけで、ここは空(から)のお墓です。
この墓はもともと洞窟だったそうですが、現在は写真のとおり幻想的な空間になっています。
各派によって共同管理されているらしい。


神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑰

2017-06-11 14:58:00 | ヨルダン・イスラエル
第3ステーション

イエスが十字架の重みに耐えかねて、最初につまずいた場所。

第4ステーション

母マリアが群衆にまじってイエスを見守ったとされる場所。
ここも教会になっています。

第5ステーション

シモンという人がイエスの代わりに十字架を背負わされた場所。

↑イエスが手をついた跡だという、へこみが壁に残っています。

第6ステーション

ベロニカ教会。
ベロニカという女性が、イエスの顔をハンカチで拭うと、そのハンカチにイエスの顔が浮き上がったといわれています。

街中をきょろきょろしながら歩く(・ω・)
異国情緒あふれる光景。少しでもいろんなものを記憶にとどめたいな、と。


第7ステーション

十字架の重みで再びイエスがつまずいた場所。

第8ステーション

イエスがエルサレムの娘たちに「私のために泣くな。自分と自分の子供たちのために泣け」と言ったとされる場所。
ここのおみやげやさんで、ヴィアドロローサのパンフレットを買う。
ちゃんと日本語版です。日本人観光客もけっこう多いってことか。
1$なり。
今、このブログを書くのにめっちゃ役立っていますw

第9ステーション

イエスが3度目につまずいた場所。
コプト派総主教府入口腋の壁の一部をなす柱がそうです。
左手はエチオピア教会修道院の中庭です。
中央に見えるのは、聖墳墓教会の地下にある聖ヘレナ聖堂の丸屋根。

次の第10ステーションから14ステーションは聖墳墓教会の中にあります。

教会の中を通過。

聖墳墓教会の入口へ。
こちらの鍵は近くに住むイスラム教徒の方が管理しているそうです。
聖墳墓教会はいくつもの宗派が関わっていますが、各宗派間でトラブルがあったため、200年ほど前に「聖墳墓教会のものは一切この瞬間から動かすのは禁止!」というルールができたのだそう。
そのときにたまたま鍵を持っていたイスラム教徒のある一族が、ずっと世襲制でこの聖墳墓教会の鍵の管理人になることなったらしい。
ちなみに、写真上部の梯子は、200年前のそのときから場所を動かしていないそうです。
修道士の人が昔、薬草(ハーブ?)を育てていて、その時に担いだ梯子なんだとか。
梯子ひとつにも歴史が( ゚Д゚)!!
ちなみにここが第10ステーション。
イエスが衣服を脱がされた場所です。
ではでは、聖墳墓教会(ゴルゴダの丘)へ入ります!