今は春まっさかり
何処へ行っても 桜色が目に飛びこんでくる
見上げた 桜は 晴れわたった青空をバックに咲きほこっていました
少し向こうの山々にも 桜色がポツ ポツ ポツとみえて
良い眺めです
日本人は ずっと昔から 桜が大好きな民族なのでしょうか
その桜好きの遺伝子が 脈々と
私のなかにも あなたのなかにも 受け継がれ。。。
桜の季節が来ると
桜を愛でに 出掛けなくては居れないみたい♡
車を走らせて 県境辺りまで出かけたのは
もう 以前のことになりました
コロナあり・・・体力なし・・・自信もなし💦
直ぐ近くの小高い山へと 坂道を歩きでのぼっていきました
去年までは こんなに疲れた印象がなかったのに
今年は 途中で何度も足をとめて休みました
すっかり 老人の仲間入りです。
そりゃあそうです!
後期高齢者ですものね・・・さびしいねぇ~
そんなお花見をして2日経ち
今日、畑仕事から帰って留守電を聞いていた夫が
思わず、 大きな声で
えっ! と
どうしたのかと 思いましたら
4学年下の 同僚の訃報を知らせるFAXだったのです
脳梗塞を患われた その方
幸い、言葉は不自由なく喋れるようでしたが
足が不自由になられたのだと、言ってました。
月に一度ほど、どんな様子かと電話をしていた夫
つい先日も電話をしたばかりで、
その時は 今までと変わりない様子だったというのです。
(その電話をした日の翌日に亡くなられたそう)
まだ日が浅いので、どうしようかと迷いながらも
電話をすると
奥様が
「ピンピンコロリと 逝きました」と
桜の季節に そういう旅立ち。。。
悪くはないなと。。。
自分のことならそう思いますが
これから暫く 夫は気が晴れない日々を過ごすことでしょう
意外に 人情味のある人で、涙もろいところがあります。
願わくは花の下にて 春死なん その如月の望月の頃
西行法師
。。。。。。。。。。。。。。。。。
加筆
ピンピンコロリの意味がよくわかりませんでしたが
2日ほど経つうちに少し情報がはいりました。
夫が電話をした翌日(亡くなられた日です)
とても良いお天気で
奥様と少しお散歩に出られたそうです。
散歩の途中に動脈瘤破裂を起こし
帰らぬ人となられたとのことです。
訪問下さった方も、どうしたのかしらと
きっと気になられると思いましたので
加筆させていただきました。
桜の花って、語り尽くせないほどの想いや思い出がこめられていますよね。
満開の桜の下にいると、私も「こんな桜を眺めながら○けたら、どんなに幸せかしら」といつも思います。。
「願わくば…」は、何百年も前に詠まれた歌ですが、今もその想いは日本人の心に受け継がれてますよね✨
最後になってしまいましたが、ご主人様のご同僚の方のご冥福をお祈り申し上げます。。
美しい桜には、人それぞれの思い出がたくさんありますね。
春は新生活がスタートするときだから、その節目と共に桜があって、日本人の人生とは切り離せない花かも知れないです。
亡くなられた方の奥様やご家族の方にとって当分は、
桜が悲しい思い出と重なってしまうでしょう。
でもきっと、それを乗り越えて桜の中にある楽しい美しい思い出を膨らませてほしいと願っています。
コメント、有難うございました。