テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

お買物に最適な性能  カンガルークーラー

2022-08-15 17:30:00 | Outdoor
 

昨日の今日で何だろうとは思うのですが、基本、車でお買物するワタクシは、車にクーラーボックスを常備してます。

ただ、あらかじめ大量の生鮮食品や冷凍食品を買うつもりの場合はともかく、普段は7Lのハードクーラーを倒れたりしないように後席の足もとに置いてある。

というのもハードクーラーのデカいのは、邪魔だし、固定しないとドッカンと転がる事も有るし、コストコのクーラーバッグは作りもお粗末で保冷力もプア。

何よりかさばって重いのが嫌だね〜って感じで、自宅駐車場でクーラーから食品を取り出す必要があるから。

ただ7Lのクーラーでは中が狭くて、特にトレイごと肉や魚を入れにくい。

で、カンガルークーラー。

ご覧のように、大中小がひとつにまとまって軽いため、クルマにポンと放り込んでおけば、買うものや買物行のスケジュールに合わせて容量や保冷力を調整できる。

今回は黒のカンガルークーラーを買ったので、軽さや柔軟性やデザインも併せて、持ち運んでも負担や違和感が少ない。

特にこのお盆休みにぶらぶらと車で出かけて出先や道中で買い物した時、冷たい飲み物の残りを車に持ち帰った時などに大変重宝した。

 

もちろん凡百のソフトクーラーよりずっと優れた保冷力が前提となる使い方なので、カンガルークーラー大中で、¥6,490-(来年値上げするらしい)、ミニクーラーバッグ(クリーム色のヤツ)¥2,990-が必要になるのですが、車でお買物する方には超おすすめ。

今は両方とも売り切れているけど、ミニクーラーもう一個買うつもりでいます。

興味の有る方は

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WILDTECH/F.C.P ECサイトやYoutube FUKUさんのサブチャンネルをご覧あれ。


軽さという性能 カンガルークーラー 〜ソフトクーラー最先端〜

2022-08-14 20:24:00 | Outdoor

クーラーボックスというものがあります。

釣りとかキャンプとかBBQなどアウトドアで食品や飲料を保温(主に保冷)するための箱です。

昔から釣りをしていたこともあり、いろんな製品を手にしてきましたが、その保冷力の高さで 30年以上ずっと使っているのが真空断熱パネルでデュワー瓶に迫る保冷力の製品、写真下のD社のプロバイザースーパーシンクー13L

真夏の3日間、車(セダン)のトランクに入れてあちこちドライブして、何回となく飲み物を入れ替えても、最初に入れたブロック氷が残ってた超保冷力です。

ただ小さいのはどうしようもなく、昔から何度となくイグルーとか購入しようと考えていましたし、キャンプに行くようになってからはイエティとかにも食指が伸びそうになっていました。

ただ、5080Lクラスの大型クーラーはデカくて重い。使う時はもちろん使わない時でも付き纏う制約です。

で結局は、上記のスーパーシンクーとシマノの20L 第一精工のエビクーラー7L、いずれもハードクーラーで、合計40L程のキャパシティにて、2泊のデュオキャンプでも充分に事足りていました。

小さな7Lにもハードタイプを使うのは、やはり保冷力を重視してのことで、近年たくさんの製品があるソフトクーラーにはあまり興味がなかった。

ソフトクーラーの性能がいくら向上したといっても、ハードタイプに保冷力で敵わないのは歴然としていたから。


ところが今回のお題のカンガルークーラーという製品、見た目はフツーのソフトクーラーだけども、実はこの中にもう一つ一回り小さなソフトクーラーが入っていて、二重で使用すると某Y社のハードクーラーをも凌駕する保冷力らしく、さらには同じWILDTECH/F.C.Pブランドのミニソフトクーラーを入れると真空断熱タイプ同等以上(ブログ主調べ)の性能だった。

カンガルークーラーの横に有るのは、ワークマンの真空断熱タイプだけど、カンガルー+ミニソフトは、これに勝る保冷力と言うことです。


でカンガルークーラーを入手して使ってみると、軽さが想像以上に便利、中に飲食品を入れても肩の負担が軽い。ソフトな外殻なので、腰や身体にあたった部分にも荷重が僅かに分散されるのか、ハードタイプと同じ重量にしても軽く感じる。

それに使わない時保管するのも、ハードタイプとは比べものにならないくらい、手軽。物置きの上からS字フックで吊るすとか、本棚の上、天井との隙間に押し込むとか。


もちろんソフトクーラーなので、30年使うとかは無理だろうし、上に座るとか出来ないし、排水とか乾燥とかハードタイプより面倒だとは思う。


ただ、この軽さという性能は使うまでは実感しがたい、だけども、特筆すべき性能だと思うのです。


新しいテント

2021-09-26 19:02:00 | Outdoor

モンベルーンライトキャビン4

 


 

新しい幕を9月のキャンプ、

今回で3度目となるお気に入りのキャンプ場にて早速張って見ました。

今までの幕(ムーンライトダブルドアタイプだから2世代目かな)

比べて圧倒的に広いので、当初は連泊予定だったけど、台風の影響などで一泊のみでした。

 

まずはムーンライトテントの紹介から。

文字通り月明かりの下でも設営が出来るというのがウリのムーンライトシリーズ、2019年までは、1型、2型、3型、5型、7型、9型、計6型の種類があってガチの山岳テントでこそないものの、例えば、9型などは探検隊のベースキャンプに使われたり、いわゆるファミリーキャンプ用のテントとは一線を画していた。

それ故に、近年のオートキャンプや直近のソロキャンプブームには少しそぐわないというか、折角の超楽ちん設営の割にはキャンプ場で見かけない製品でもあった。

2020年にムーンライトシリーズは一新され、1(1型とほぼサイズ変わらず)2(3型より縦に+10cm、横に-15cm)4(7型とほぼ一緒のサイズ)3型に集約され、同時にモンベル初の2ルームファミリテント、ムーンライトキャビンの登場が発表されました。

型番表示からは、これまで山岳テントに則した最低限の就寝スペースを基準とするもので無く、テント泊そのものをリラクゼーションとするというか、初めてテントを選ぶファミリーキャンパーにもわかりやすい区分けとなりました。もちろんそれ以外にも全製品で大幅に軽量化されて、最新の工夫もあちこちに細かくなされています。

特に幕の素材はそれまでの70デニール150デニールから20デニール40デニールとかなり薄くなっています。

当然軽量化の大きな要因ですが、モンベルのテントの特徴であったアウトドアでの丈夫さや耐久性は?と懸念されそうです。

しかしながら、軽量ウィンドシェルジャケットでは7デニールという極薄素材をも製品化している技術と知見が充分に活かされて、耐久性など、問題無いとの事。

で、今回のお題であるムーンライトキャビンは68デニール、70デニール、他社の2ルームファミキャンテントと比べると薄く感じるかもですが、張った感じでは充分な強度でした。

 

ここから実際のムーンライトキャビン(ムンキャ)の設営について。

テントのフレームは、ムーンライトの特徴的なA型フレームが2組と真っ直ぐな天頂フレーム一本。これらは濃いめのグレーで、キャノピー展開用のシルバーのポールと間違う事は有りません。

本体を広げたら、ショックコードで連結されたフレームを組みます。

フレームの連結点も従来の樹脂パーツで無くアルミ合金製で視覚的にも戸惑うこと無く組め、A型フレームをテントのグロメットに差し込み、天頂フレームをスリーブに通して、A型フレームの上に載せれば、骨組みはほぼ完成、後は各フック類をフレームや連結点、最後にフレーム端に引っ掛ければ、形が完成します。

床の四辺にガイドテープがあるので、それらが張るように位置を調整して、最低テントの四隅はガイロープをペグダウンして下さい。風が強い時は、両側のA型フレームが交差する中央付近のガイロープもペグダウンすれば、旧ムーンライト9型以上の高さのムンキャも充分に耐風性がある感じです。

必要に応じて後室ループをペグに掛け、前室キャノピーを付属ポール2本で展開してペグダウンする、これで超完成。

力を入れてフレームをしならせたりする必要は全く無しです。

高さが有るテントですが、例えばワンポールテントの立ち上げ時の様な力を入れて踏ん張ったり、沢山のガイロープを調整して廻ったりする必要も無しです。

 

いとも簡単にロッジテント並みの居住空間ができてしまうのは呆気に取られるほどです。

従来のスタイルだったムーンライト3+ヘキサタープ小川張りよりずっと楽です。

 

撤収も然り。

付属の収納バッグもある程度余裕があり、長辺方向のサイズさえ間違わずに畳めば、ポールも楽に入ります。

 

細かな部分の使い易さや便利さも充分に考えられていて、軽くて丈夫で広くて簡単。


クライミングパンツ

2021-05-02 11:59:00 | Outdoor



昔は無かった、岩登りに使える足が自由に動き、耐摩耗性も有り、文字通りロッククライミングにも使えるズボン。

パタゴニアのロックパンツやグラミチのナローパンツ、ニューナローパンツなどを嚆矢にタウンアパレルでもクライミングパンツと銘打ったものも増えてきた。

特徴は股下にガゼットクロッチという菱形の布帛を切り替えて有り、大きく開脚しても突っ張らず、膝も立体裁断や縫製で深く曲げても太ももから膝下にかけて突っ張らない。

まあ沢山選択肢が増えたので、色々履いてはきたけれど、やっぱりグラミチのが一番良い感じで、こればっかり履いてる時期もあった。何よりジャージと同じように家でリラックスして履けて、かつそのまま出掛けても大丈夫なデザインが良い。上の写真の前から2枚がグラミチ。




一番手前は少し変わり種の3レイヤーアクティブパンツ、ナイロンの撥水防風透湿素材で、後ろポケットは止水ジップ、縫い目もシーム処理された、レインパンツとしても使えるモノ。




2枚目は定番ストレッチナローパンツ、これしか履かない時期もあった。




34枚目が今回の記事を書くきっかけの製品。3枚目がユニクロのナイロンギアパンツ、4枚目がワークマンのエアロストレッチクライミングパンツ。ユニクロが¥2,990-→¥1,990-、ワークマンが¥1,900-、この価格で、履きやすくて、機能的。


ユニクロのナイロンギアパンツは5ポケット、前後の4つに加え、左太もも脇に小さめのジップポケット、後ろポケットはセンターにスナップボタン、全てのポケットは内側がポリエステルメッシュ、何よりナイロンの生地感が良い。ストレッチ性には乏しいものの、綿のような風合いで、薄くないが、通気性は良い。シワになりにくく、耐久性も有りそう。



ワークマンのエアロストレッチクライミングパンツは、唯一、ウェビングテープ+クイックバックル仕様じゃなく、ドローストリング(単なるヒモ)で締めるタイプだけど、ベルトループがある。先日のキャンプではベルトを通してウエストポーチをぶら下げていた。6ポケットで後ろ通常のポケット外側やや下がったところに大きなマジックテープ留めのポケットが有る。片側に500ml ペットボトルが2本入るようなチョーでかいポケット。デカポケ以外のポケは裏が細目のポリエステルメッシュ。裾はドローコードとストッパーで絞れて、それ以外に膝下までまくって留められるマジックテープもあり、ギミックはてんこ盛り。一番薄い素材で涼しい。このBRチャコールだけは、ゆったりデザイン、他色はかなり細目。ストレッチ性最大。




まあ、定番のグラミチがその座を譲ることは無いものの、ユニクロとワークマンのコスパの高さは、ちょっと他のスポーツアパレルブランドの製品では太刀打ち出来ないレベルです。


QUECHUA (ケシュア) キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼

2021-03-14 10:15:00 | Outdoor




フランスのアウトドア、スポーツ用品メーカーデカトロンのウッドストーブです。

キャンプで使われる焚き火台の一種で、焚き火を調理用などの熱源として効率よく燃やす為のストーブです。
同種で有名なモノにSolo Stove がありますがそれと同様に枯れ枝や木片、小割りにした薪から木炭までを良く燃やす、いわゆる二次燃焼ストーブです。
何故Solo Stove にしなかったかと云うと一緒にキャンプに行く人がSolo Stove titan を購入していて、かつそのサイズ違いのCampfire の価格が高騰している(定価13,200税込が22,000〜30,000円)のと、ミニマムなデザインで機能美溢れるSoloStoveとは異なる趣きのデザインが気に入ったからです。

木を燃やす焚き火では通常煤混じりの煙がボカボカ出るイメージもありますが二次燃焼ストーブは一旦火がまわると煙が殆ど出ません、何故普通は煙が出るのか?二次燃焼とは何か?燃焼の三要素を考えると仕組みが分かりやすくなります。
可燃物、酸素、熱が燃焼の三要素です。木材が熱せられて発生した燃焼性ガス、一酸化炭素や水素などは酸素を瞬時に消費する炎の近くでは、酸素不足で燃え尽きることができません。また炎の中で水素が燃焼して発生する水は気化熱を大量に奪って水蒸気となって膨張し周りの可燃性ガスを周囲に押しやります。

ちなみに炭火が木の焚き火より高温となる要因の一つが炭素のみの炭と炭化水素が主な木の水素の存在

炎から少し離れたところでは、酸素は供給されていますが、熱せられた上昇気流に引き寄せられた常温の空気が急激に温度を下げます。
二次燃焼ストーブは燃焼室、内筒で熱せられた空気を外筒で上昇させ、内筒上部に内向きに開けられた穴から吹き出させて熱と酸素を供給し燃焼性ガスに着火します。一酸化炭素の発火点は605℃なのでそれ以上の熱い空気の供給で二次燃焼は本格化します。
円筒形状は上昇気流によりチムニー効果を生み、更にケシュアのウッドストーブはやや先細りになって一層効果が増すようです。





ここまで説明すると二次燃焼ストーブはいいこと尽くめのようにも思われますが、構造が複雑、燃料の消費が早い、揺らめく大きな炎が見えにくいなどの欠点もありますし、本格的な薪ストーブやロケットストーブのようにほぼクローズドな燃焼室と効率よく設計された煙突で充分な高温と一次燃焼エアーを得られるストーブでは二次燃焼の仕組みは不要かもしれません。

ハカマの機能性

2019-12-23 05:49:00 | Outdoor
プールやシャワー、サウナなどの後、乾ききってない肌にまとわりつくのが嫌で、スポーツウェアを着ることが多いのですが、吸湿速乾性に優れ着心地の良いウェアを季節に合わせていくつか持ってます。
その一つにアディダスの
M ICON TOKYO テーパードパンツ
というのが有ります。







ご覧のように腰から太ももにかけてかなりオーバーサイズのパンツなのですがこれを履いていて、気付いたことが一つ、他の例えばUAのジョガーパンツなどと比べて、脚を大きく動かしても、まとわりつかず、動きやすい。ジョガーパンツも股間がガゼットクロッチ(股関節下側に横長ひし形のマチがあって180度開脚しても突っ張りにくい)になってて、動きを妨げないように出来てるのではありますが、前後に大きく脚を交差させる、例えば片膝を両腕で抱えて片足立ちするような場合、抱えた脚の臀部、立ち足の前側の股上部分が少し突っ張ってしまう。このテーパードパンツは腰から太ももがダボダボなので、全くスムーズ。鳶職の方が履くニッカボッカにも似たシルエットのこのパンツ、じつは日本の忍者が着用してた、忍者袴から着想してデザインされた製品で、同じコンセプトでデザインされたトップス(肘から手甲風な切り替えのついたサムホール萌え袖付き)もあります。


思えば、戦後間もない頃のプロ野球のユニフォームも、ダボダボの、ニッカボッカ風だったですが、ストレッチ素材の進歩で現在の身体にフィットしたフォルムになりました。しかしながらストレッチ素材といえど、伸びたら縮もうとする収縮力が働くわけで、特に太もものような大きな部位が動くとそれを覆う布帛の動きも大きくなります。テーパードパンツの腰、太ももまわりの余裕はその大きな動きを充分カバーして膝や張り詰める筋肉の突っ張りは、素材のストレッチ性が十二分に追従します。よってこのパンツ、少し大またで歩くような時でも、普通のジョガーパンツに比べて、スムーズに感じます。そういえば、脚を前後に大きく開く競技の代表みたいな陸上の障害走、ハードルを飛び越えるアスリート達のウェアって、真冬でも短パンやホットパンツ以外のイメージがないですね、男子のはみケツなんて誰得ですが。
閑話休題、アディダスがつくったこの忍者ふうパンツ、結構気に入ってます。


半袖シャツ

2019-08-18 20:50:00 | Outdoor
かなり昔、当時パタゴニアのウェアにハマっていた私は、シルクウェイトキャプリーンという半袖シャツに感銘を受けました。
着心地がよく、通気性があって涼しく、濡れたり、洗ったりしても、驚くほど早く乾く。
ただ当時でも(まだ消費税の無い時代)4000円という価格はアンダーウェアとしては高価で、たった2枚を何度も何度も着ていた。
その後約20年ユニクロがボディテックというシリーズでスポーツ用の化繊アンダーウェアに進出して、現在まで続く機能性インナーの隆盛期となったように思う。ユニクロ製品ではイージーエクササイズというアンダーウェアがお気に入りだった。
で、昨年の猛暑、今年の夏と暑さに耐えられる半袖シャツを渉猟したので、まとめて紹介しようかと。
使用環境は、昨季、今季とも40度を超える場所でさらに大量の輻射熱を放散する設備の至近で、ユニフォームの下に着用して行動。炎天下より遥かに暑い環境で長時間居たら汗まみれ必至の条件。


ユニクロのエアリズムメッシュ
通気性まあまあ、着心地良好(メッシュの割に)、速乾性まあまあ。



ユニクロのエアリズムシームレス
メッシュとほぼ変わらず。



テスラのコンプレッション
着心地良好、通気性良くないが、割と涼しい、速乾性まあまあ。



ユニクロのドライEX
着心地、通気性まあまあ、あまり涼しくない、速乾性まあまあ。



アディダスのクライマチルエアフロー
着心地そこそこ、涼しい、背中の点々は、接触冷感のある軽金属リベット、速乾性良好、通気性まあまあ。




カリマーのdelta S/S crew
名の通りポーラテックのデルタという機能性ファブリック使用。着心地まあまあ、涼しい、通気性、速乾性良好。少し生地が弱い。



フーディニのACTIVIST M TEE
テンセルという繊維を使用してるのが特徴。ウール混にもかかわらずチクチクしない、着心地良好、涼しさまあまあ、通気性まあまあ、速乾性良好。ブランドバリューのせいか、高い。



モンベルのジオラインメッシュ
着心地まあまあ、涼しい、通気性良好、速乾性極めて良好。



デサントBRZ+
着心地良くない、さほど涼しくない、通気性良好、速乾性まあまあ。



ミズノドライベクター
着心地サラサラで良好、涼しさまあまあ、通気性、速乾性良好。



ミズノ アイスタッチクイックドライ
着心地まあまあ、涼しい、通気性、速乾性良好。



ユニクロのエアリズムアレキサンダーウォン
着心地かなり良好、あまり涼しくない、通気性、速乾性まあまあ。



しまむらファイバードライ+クール
着心地、涼しさ、通気性、速乾性良好。安い。



ワークマンクールシールドNEO 
着心地良好、かなり涼しい、通気性良好、速乾性そこそこ良好。



コンプレッションウェアのバイオギアやCW-X、UAの製品は値段的にも用途的にも趣旨が異なるので省略。

で、どれがいいのって結論ですが、涼しさでは、アディダス、ミズノアイスタッチ、ワークマンクールシールドNEO が良い。どうしようもなく大量に汗をかくときはジオラインメッシュ一択。ポーラテックデルタは、もう少し生地が丈夫なら、かなり好バランス。しまむらのコストパフォーマンスは魅力。

ちなみに金属製のハンガーはTAYAって言うトコのTシャツ専用ハンガー。





















キマダラミヤマカミキリ

2014-05-08 22:38:28 | Outdoor
まあ、身近な昆虫シリーズとでもいいましょうか、自宅近辺で捕集したムシの紹介です。
全長2~3cmの小さめのカミキリで、鞘翅が、毛足の長い体毛に密に覆われていて、そのビロード状の表面が光の当たる方向によって、金色に見えたり、茶色に見えたりするキレイなムシです。


最初、小さめのポリ袋に入れてたのですが、しばらく置いておくと厚手のポリ袋を大きな顎でボロボロになるまで噛んでました。
身の危険を感じると、体節をこすり合わせて、キューキュー鳴くのは、なんかカワイイのですが、前述の顎には気をつけないと、かなり凶悪な威力を秘めています。
カミキリムシの類は、幼虫が生木を食い荒らす為、綺麗な成虫(ルリボシカミキリ等)でも、農業、林業関係者には嫌われていますが、かなりの種類は倒木などの腐朽した木を食べるので、一概に害虫というわけではないのです。

去年の買い物一等賞

2014-05-05 23:45:40 | Outdoor
今年の買い物一等賞は、何になるだろう、と考えていたのは、現状の最有力候補、ニコン18×70をのぞいていたときです。バカでかいだけで、何故そんなに高いのか分からない、と言う人もおられましたが、じっくり見てもらうと、その見え味に感心しておられたようなので、贔屓目無しに、よく見える双眼鏡の筆頭格でしょう。
で、そんなら、去年の一等賞はなんだ?と考えて見た時、長い間に渉って拙ブログにお付き合い頂いている方なら、恐らくは、年頭からミニ連載を企画した、勝間光学機械さんの双眼鏡、WP7×50RB-Dか、HM6.3×40SK-Dのどちらかじゃないの?と思われることでしょう。
実際、両機種はその見え味と信頼に足る堅牢性から、文字通り、座右の双眼鏡になっていますし、今後もその扱いは変わらないでしょう。タフな外装のおかげで、枕元にいつもむき出しのままぶら下がっているWP7×50RB-Dは、たまに頭をぶつけて、イテッとなりますが、なんかそのイテッというのがごく気に入っているのです。もちろん、ぶつけるための道具ではないので、星空の様子を確かめるために夜空を見上げるとき、肉眼の次に持ち出すのがこの双眼鏡で、大きな瞳径ととびきりシャープな中心像、広い視野が、夜空の状態(星が綺麗に見えるかどうか)を如実に教えてくれます。HM6.3×40SK-Dの方は、いままであまり強調してこなかった長所を挙げると、外装の色です。これからの時期、日中にアウトドアで使う場合、黒、というのは昆虫などにとって警戒色にあたり(厳密には人間の目に見える黒ではなく、IRもしくはUV領域での色合いも考慮しないといけないらしいのですが)、特に小さな野鳥にとってはカラスを、ハチにとってはクマや大型甲虫類というライバル、天敵を想起させる色らしく、例えば、セレブなバードウォッチングの代名詞、スワロフスキーの上級機には、黒、がありません。まあ、好みを優先させても問題ない程度だとは思うのですが、実際にベランダ等で野鳥を観察するとき、サッシのガラス窓に映った自分の姿を見て、黒い双眼鏡(特に金属+皮革外装のもの)を持っているときと、カーキ色の双眼鏡を持っているときとでは、同じようにガラスに映る背景の草木との溶け込み方が異なるように見える場合があります。そういう観点でもこのHM6.3×40SK-Dは評価できると言うことです。

で、それらの双眼鏡を押しのけて一等賞になっているのは、GO-KOT(ゴーコット)です。
先日、昨冬の寒い時期を全て寝袋で就寝したと書きましたが、その際、一番寝心地のヨカッタのがマットや厚い布団じゃなく、ゴーコットなのでした。また、日常で幾度となく酷使しても、フレームや脚はもちろん、張り布やその縫い目まで、全くヘタリが見えず、この軽さ(4kg)でよくもまあ、と思わせる耐久性と頑丈さが、実は最大の評価ポイントです。このブログ、トップページでなく、それぞれの記事タイトルをクリックして、単ページの記事を表示すると、このブログの人気記事、というのが下に現れますが、このところ、昨年のゴーコットの記事がいつもランクインしています。これから、アウトドアシーズンですから、さもありなんと思いますし、私も、これから何度もアウトドアで使うことになる(ごろ寝星見主体)はずです。ローコットとして、価格は高めですが、それに見合う価値のある製品だと思います。いままでは、専ら家の中で使う、それも結構な頻度で使っていたので、折り畳まず、ベランダのサッシのカーテンレールに脚を引っ掛けてぶら下がっているのが私の部屋の風物詩でした。「何、これ」と疑問を感じた方には、心ゆくまで寝心地を味わってもらうと、欲しがる方も多い(?)のです。



後追い確認記事

2014-02-27 13:58:53 | Outdoor
以前の記事で、バックスキンの甲皮のトレッキングシューズを普段履きにしてると書き、靴に限らずアウトドア用品全般に撥水スプレーを使ってると記事にしました。
ここのところの都会に降った雪の期間にも、その組み合わせを履いて歩いていたのですが、ビブラムソールのおかげで滑らなかったのは当然で、さらに、はしゃいで雪の中を歩いても、甲皮に雪がこびりつかず、快適に過ごすことが出来ました。
その昔の革製の登山靴などでは、革に浸ませてあるオイルが乾いてくると、雪と水分がこびりついて凍ったりするために、近年の軽快な登山靴では、ナイロンアッパーのものが主流になりましたが、より水分が浸みこみ易そうなバックスキンの靴で、全く水が滲んだ様子もなく、雪が乗っても、濡れずに色々なトラブルの気配すら無かったのは、改めて、撥水スプレー(コロンブス アメダス)の威力を認識した次第です。以前から、大雨のなかを歩いて帰っても、ソール以外には濡れた様子もないのは分かっていたのですが、雪が乗って、恐らくはその接触面で微妙に雪が溶けてでた水分さえもはじいていたわけで、この二つの製品に対する信頼が増しました。


ビクトリノックス スイスカード

2014-02-23 23:24:06 | Outdoor
いつも持ち歩いている(Every Day Carry)ツールに小さなビクトリノックスクラシック、とレザーマンのスクウォートがあるのは以前にもココに書きました。
スクウォートはカバンに入れてる上の写真の旧タイプ以外にミニシザー(ハサミ)のついた新しいのも持っていて、、身ひとつで出かける際にはそれをベルトクリップで留めて持ち歩きます。
要は、クラシックなどにも付いてるミニシザーが、ツール類のなかで何気に便利だからです。ところが、繁華街などでは、上記の製品を職務質問の際、咎められることがあると聞きます。ナイフのブレードが付いてるのがダメみたいで、そう言えば、以前は旅客航空機でも、咎められることが殆ど無かったクラシックも、最近では機内持ち込みが難しいそうで、〝セキュリティ〟という制約が増大してるようです。
で、財布のカードケースに入り、一応ブレードは付いてますが、ほぼ見咎められることがないという、スイスカードを財布に入れています。
クラシックと同等のツール、ブレード、ヤスリ、マイナスドライバー、トゥースピック、ミニシザー、ピンセットに加え、ボールペン、7.5cm(3インチ)の直定規、50°までの分度器の機能があります。
カードケースの中で、鎮座していますが、家人の礼服のベンツの合わせ糸を切るのに役立ちました。式場で外套を脱ぎ、ポーチもなにも持ってない時でも、財布はいつでも持っていますから、出番が来た、ということです。


意外にご存じない方が居られた二つのTips

2014-01-31 23:43:15 | Outdoor
最近紹介した、モノに関する、ごく簡単なTipsを二つ。

ファミリーキャンプなんて殆どしたことが無く、あまり知らない方とテントを並べることなど無いのですが、たまたま、ニアサイトで就寝することになったとき、とある方が、シュラフを開いてファスナーを下ろしたあと、再び閉められずに困っていました。
シュラフのファスナーは、殆ど上下から開く背面のダブルスライダーになっています。


布団をはらうようにスライダーを下げて、末端に埋まり込んだ状態になり、その方はスライダーをほじくり出すように閉めようとし、見かねたお連れの方が、さらにウりウリと引っ張り出そうとしましたが動きません。


見かねた私は、裏返すと簡単ですよ、と角の部分を裏返し、ファスナーを真っ直ぐの状態にして、ちょっと閉めてあげました。


なんでも、いつもこの状態になって閉めるのに苦労するので、シュラフから出るときは、勢いよく払いのけるようにして最後まで開ききってはダメ、と注意していたようですが、ファスナーの構造を考えていれば当たり前のことを失念しておられたようです。



もう一つは、クリップ類から、ストラップなどを外す時。
ゲートクリップとかスナップフックとか云われている留め具、便利ですが、片手では外しにくい場合があります。フックから外す、のではなく、通っているひもをもう一度通す、という考え方をすると、殆どの場合、片手で簡単に外せます。

この状態から、


手前のひもを向こうに回し、



こういう状態にして、引っ張ると外れます。





また、ひもにテンションが掛かっていて、自在に取り回せない場合、

クリップをひねります(ひねる方向が分かりやすいよう、ひもを開いています)




さらにひねって、


なおさらひねって、この状態にして、外します。


山登りで、カラビナを扱ったことがある方ならご存じの、意図せずロープが外れる原因となるねじれを利用した外し方ですが、これをご存じない方のまえで、手首を軽くひねって、スナップを外した際、まるで手品でも見ているかのような様子だったことを思い出します。

Walkstool Comfort(ウォークスツール コンフォート)その後

2014-01-20 23:03:45 | Outdoor
休日や、深夜、早朝に近辺を徘徊するとき、ウォークスツールを持ち歩いています。
軽いですし、本体についている吊りさげループで引っ掛けておけるのが便利です。
星見でもそうですし、近傍の水辺や公園で、双眼鏡を持って散歩するときでも、見たいものや鳥や情景があったら、スッと腰掛けてゆったりと見てます。
たとえ低倍率の双眼鏡でも、立ったまま見るよりずっと安定し、また場所も選ばないのが良い感じです。高めの倍率の双眼鏡を持ち出して、見つけた鳥を同定しようとするときでも、普段は片膝を着いて、低めの安定した姿勢で見たりするのですが、このスツールに座っているとそんな必要もありません。

同じ時間歩いていても、ところどころでウォークスツールに腰掛けながら動き回っていると、よりゆったりとした感覚で過ごせ、ちょっと贅沢で得した感じです。
かなりお年を召したバーダーの方から、声を掛けられて、そのイスいいですね、と云われましたが、値段には少々驚いておられました。

使っている内に分かってきたのは、このウォークスツール、脚の石突きが開く方向に滑りやすい場所ではステディを使った方が、剛性感が増します。要は、脚の角度などが、石突きで地面に突っ張る力をトラス構造として生かすように設計されているようです。
まあ、そのままでも充分に強度は有りそうなのですが、深い砂利、砂が浮いた固い土、等ではステディが殊の外有効で、軽量でありながら、頑健無比に使えます。



あと、私、煙草を嗜むのですが、いくら携帯灰皿を持ってるとはいえ、立ったまま吸っているのは、歩行喫煙みたいですが、ウォークスツールに腰掛けて吸ってるとそんな感じはしないかな、などど独自理論を自らに言い聞かせていたりもします。

S-Biner

2014-01-16 20:58:25 | Outdoor
最初に登場してから、ここ数年で扱ってるお店が飛躍的に増えた便利グッズです。
もともとは登山用のカラビナを、キーリング代わりに使い、そのうち、デザインカラビナと云うべき登山用でないアクセサリーが沢山でたのち、所詮流用だったD環や洋梨型でなく、

耐久性以外のカラビナの便利さを追求して産まれたのがS-Biner(エスビナー)だと云うことです。




たしか、2008年ごろから幾つかを入手し、主に普段使いのデイパックなどに付けておき、なにかをぶら下げたり、留めたりするのに使います。もちろん、登山用のカラビナほどの強度はないのですが、何より付け外しし易く、プラスチック製、ステンレス製で豊富なサイズ、栓抜き付き、や開閉ロック付きのものなど多様化しています。



特に、対面ダブルスライダーのファスナーのロックとして重宝していて、パンパンに詰まったザックでも、不意にスライダーが開いてしまうことがありません、プルタブを絡めておくより、手軽で信頼性が高いのです。



Walkstool Comfort & Walkstool Steady

2014-01-11 15:01:15 | Outdoor
スウェーデン製のアウトドアチェア、ウォークスツールには、スウェーデン製のComfortとチャイナ製のBasicがあります。Comfortの方は踏ん張りの効きそうな大きな硬質ゴムの足(石突)が付いていますが、それでも、柔弱な砂地草地泥濘地などでは、荷重をかけるとかなり沈み込むでしょう。
また、メーカーのHPでは
People using Walkstool outdoors with the risk of having the rubber feet sinking into the ground – typically hunters.(例えばハンターのような地面にゴム足がめり込んでしまいそうな屋外で使う方)
Professional users working on slippery surfaces with the need of making Walkstool even more sturdy and reliable.(滑りやすいところで、ウォークスツールをより堅固に信頼性高く使いたい作業者)
Big people in need of a portable seat that will hold their weight for years to come.(長い間ずっと使っても大丈夫そうな携帯イスを必要とするおデブ)

に、Walkstool Steadyというオプションを勧めています。




前回の記事の自分の写真にもこのWalkstool Steadyを装着してありましたが、ゴム足の部分をよく見てみます。


足の石突の拡大画像です、ゴムらしいですが、かなり硬く容易に曲がりません。


Walkstool Steadyは、イスのサイズごとに調整するようになっており、もとのゴム足をくるんで、ドローコードで締めます。





使用状態、実際、このSteadyで上下ともに簡易なトラス構造が出来ることになり、強度は高まり、よほどの柔弱な地面でない限り、大きく沈み込むこともなく、また、この手のアウトドアチェアで真っ先に傷みやすそうなゴム足も保護されることになります。

ただこのSteady自身はごくフツーのナイロンベルトのようで、引っ張り強度はともかく、コンクリートなどの、硬い粗面では、傷むかもしれません。


同じ幅の分厚いテープが手もとにありました。


ホットナイフやハンダごてで穴を開けます。


一方をまつって、もう片方を適当な長さで切り、端部はホットナイフでほつれないよう熔着し、Steadyに重ねます。


これで、強度も充分でしょう。取り外し、交換も簡単です。


ただ、Steadyを使わない場合に(現実にはそのほうが多いと思います)、土の地面やアスファルトはともかく、コンクリートやセメント面では、ゴム足は削られてきます。
メーカーのHPでは、このゴム足も含め、各種のスペアパーツが個別に購入できますが、一工夫してみます。


自転車の古チューブをこのようにカットします。


引っ張って被せます。ローカットの靴下みたいな要領です。

これで、硬質リノリウム、鉄板などの硬い面でも滑りにくくなり、同時に不用意にゴム足が削られることもありません。また、屋内外ともに使う場合でも、汚れたチューブの靴下は、使い捨てても惜しくありません。


まあ、生来、貧乏性なので、結構お高いアウトドアチェアを大事に使おうという、試みなのです。