テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

大晦日

2013-12-31 23:04:11 | Outdoor
今年の大晦日は、例年になく、することがありません。
お掃除も殆ど終わっていまして、朝から、明日の初日の出の場所の下見に行って、ついでに広いフィールドで、SW-550の広視野ぶりを改めて堪能してきました。
その後、残りの御手洗いの掃除をして、一服の後、最近よく使うようになったナンガのシュラフのファスナーのスライダーのプルタブに、ひもを付けました。



末端をほつれないように炙って熔着したパラコード(パラシュートなどに使うひも、芯が入っていて、伸びず、絡みにくく、ほぼ切れない)を裏表のプルタブのホールに通し、末端をきつく結ぶのです。こうすることによって、両方のプルタブを同時に引くようになり、もともとファスナーの回りの生地を噛みにくくなってる構造と相まって、どんな状態からもほぼスムースに、ファスナーを一気に引き上げることが出来ます。ひもの真ん中を掴めば約20cm、片方の結び目を掴めば40cm強の長さになって、シュラフを使ったことのある方ならお分かりでしょうが、足下まで下ろしたファスナーでも、無理なく引き上げるのに役立ちます。前のイスカのシュラフには、施してあった工夫ですが、このナンガのシュラフにするのを忘れていまして、余った時間の多い今日に、やっと出来たわけです。マミー型のシュラフでも有効ですし、テントの入り口や、大きなケースなど、長いファスナーの殆どに有効なので、お試し下さい。

年末に思う

2013-12-30 22:57:37 | 日記
昨年末に、天体イベントの当たり年(金環日食等)と感じたことを憶えています。
今年は、期待のアイソン彗星がポシャったのにも端的に顕れていますが、さほど、盛り上がる年ではありませんでした。実際、安物とはいえ天体望遠鏡は、一度も取り出しませんでしたし、2月に旅行で、非常に条件の良い観望地へ出かけた以外、遠くへ遠征もしていません。でも、一通り、各種の双眼鏡が揃い、夜になったら空を見上げては、こまごまと星空を眺めたり、ベランダから、鳥を追ったり、足もとのちいさな虫をしげしげと見つめたり、昨年よりずっと双眼鏡に親しむ一年でした。換わって、あれほど沢山買い漁った懐中電灯、電池の補充や充電器は追加しましたが、今年は一本も買いませんでした。実際に使う場面において、昨今の超大光量なライトの必要性が薄いということもありますし、魅力的な製品が少なかったということもあります。写真のほうは、今年はとうとう35mmフィルムを一本も使いませんでした。デジタルの優位性にはまだまだ疑問がありますが、なにより、ファインダーを覗くより、双眼鏡を覗くのが愉しかったということに尽きます。カメラのファインダーを覗く場合、構図や露出、その他が常に意識につきまとい、双眼鏡を気楽にあちこちに向けているのとは、趣向が違います。
このブログでは、機種ごとの特徴などをお伝えするために、割とこまごましたことを確認しながら双眼鏡を覗いているような印象だと思いますが、実際は、窓の外から景色を眺めるように、同じ景色やよく似た風景であっても、飽きずに眺めているのがいつものスタイルです。極端な言い方をすれば、写真は、とった画像を評価して愉しむ、のに対し、双眼鏡はその映像をただ体験して、堪能する、といった違いになるかと思います。ただその体験にも、使う双眼鏡によって、様々な風味の違いが出てきますし、肉眼では気づけない何かに心惹かれる事もあり、飽きずに眺めているのだと、思います。

双眼鏡以外の何らかの記事を検索してここに来られた方にも、是非とも、一台、双眼鏡を手にして頂いて、こんなブログ主の思いを分かち合って頂けたらなぁと分不相応の願いを持っていたりもするのです。

星空を観て、そしてくつろぐ。

2013-12-29 21:35:36 | 双眼鏡 望遠鏡
今日、暗くなるまで所用で都会の中心部へ出かけており、帰りがけに駐車場で空を見上げると、珍しく星が沢山見えていました。持っていたSW-550で見上げると、馴染み深い星座達も見えてきます。ただ、東の空は、煌々と照りつける水銀灯が邪魔をして、冬の星座の代表格、オリオンは見えませんでした。
自宅に戻り、空を見上げると、オリオン初め、肉眼でも、冬の星座達が追えます。僅か15キロほど離れたところでは、肉眼では無理で、オリオンが見えないために、SW-550でも、他の星、星座から追うしかなかった天頂付近で輝くすばるが、肉眼で捉えられます。
も一度SW-550を取り出して星空を眺めます。すると、悪条件下では、並び方が分かるだけでしかなかった星座が、それぞれの特徴的な形を主張し始めます。片手に荷物を持ったまま、クルマの横で、しばらく天球のあちこちに散らばる星座たちを追います。このような見方をするとき、SW-550の広視界は、有り難いのです。条件の向上が、SW-550の魅力を増していることも、プラスの要因です。やはり、低倍広視野の双眼鏡は、条件の良い星空で、グンと伸びます。でも、一旦家に戻り、ベランダに身体を預けて、SS10×50SK-Dですばるを捉えると、もう、その美しさは格別です。しばらく見蕩れた後、部屋に戻り、熱いエスプレッソを点てて、くつろぐのでした。

ミザール SW-525とSW-550の比較

2013-12-28 17:15:19 | 双眼鏡 望遠鏡
最初に結論を書きます。
SW-525をお持ちの方で、SW-525に満足している方は、SW-550を買う必要はありません。
実際、私の主要用途である星見では両機種の見えにほぼ差はなく、軽量で持ちやすい分、SW-525のほうが良い印象です。

SW-550は改良型で、ミザールテックのHPでは、
>ご好評を頂きながら生産終了となりました先代のSW-525の後継として誕生したSW-550をご紹介いたします。
>対物、接眼レンズとも新設計です。
>15.8度と広視界にもかかわらず視界周辺の色収差や像の平坦性が従来機より優れています。
>又ボディーやレンズハウジングもより高精度に仕上げてありますから耐久性もアップしています。
>対物レンズ側には防塵用の平面ガラスが取り付けてありますので風の強い日でも安心してご利用頂けます。
>平面ガラスを含め対物、接眼レンズともマルチコートを施しています。
>プリズムは大型のダハプリズムを採用しています。
>重さは強度アップを図ったため旧型より80g重い520gです。
>それでも重量バランスが良いのでそんなに重く感じないと思います。

とありますが、日中の使用でも、差はごく僅かです。実視野の差も微妙ですし、若干クリアでヌケもよく見えるSW-550との差異も、個体差の範囲です(実際、手元のSW-525と同様なSW-550もあった)。コリメート撮影して両者の実視野の差異をお見せしようと思いましたが、これらの見掛け視野は70度以上、カメラの短辺側では、35mm換算で18~20mmの超広角レンズでも、視野円が納まらないはずで、私が使用した感覚で説明させて頂きます。

両機種とも、対物キャップを留めている陣笠を外すと、1/4ネジ穴がありますが、ネジ穴が浅すぎて、殆どの三脚アダプターで、固定できません。

仕方なく、ワッシャー(水道栓用パッキンやコルクシート)をはめて、固定しました。
上の状態で、かわるがわる見てみましたが、全体的な印象は周辺のピントズレの少なさについては、SW-550>SW-525。同じく周辺の像面湾曲の少なさについてはSW-525>SW-550。中心部の解像感はややSW-550(のこの個体)が良い感じです。

SW-525

SW-550

SW-550はやや緑系がカットされたような色調で、クリーム色の壁が、うっすらとピンクがかって見え、SW-525は茶色、もしくはアンバー系の色味がかかっていて、この僅かな着色の差異がクリアさにも影響しています。逆光で、空気が白んで見えるような条件のときには、アンバー系が幸いして、SW-525もコントラストが増します。ただ別のSW-550はこのSW-525と同様な着色で、見え味の印象も同様でした。

このSW-525にも、奇妙な点はあって、SW-550でも改良されていない偽瞳の出方が左右で異なります。

SW-525

SW-550
SW-550の偽瞳は左右とも、外側上方に出ているのに対し、SW-525はご覧の通りです。対物から覗いてみても、プリズムの取付角度が左右で違い、これが、果たして仕様なのか、それとも、組立ミスなのか、謎です。
もう一つ、このSW-525には光学上の欠点があって、左側の視野中心の上下で若干ピントが違います。具体的にいうと、数百メートル離れた高層ビルを視野中心、見掛け視界の1/3位に収めて見た時、ビルの最上階にピントを合わせると、下層階が僅かにボケます。ピントリングの動きで、数度の差異ですが気になります。他にも視野上下でのピントの差を指摘しておられるブログもあるので(その方は右でしたが)この現象はSW-525の少なからぬ個体にあるということでしょう。近くのでこぼこな壁などにピントを合わせようとすると、紋様がくっきりと浮かぶ、ピントのあった範囲が上下して奇妙です。
あと、前回の記事でも書きましたが、SW-525の視度調整リングは軽すぎます。比較の際にも、気付かぬうちにズレていたりしますし、接眼キャップ含め、SW-550のほうが良い印象です。テーパーしたSW-550の接眼部にキャップは付け外しし易いですし、SW-525のキャップのブリッジ部分の形状は、形こそジクザグの蛇腹状になっていますが、厚みとか向きとかよくみてみると、却って内側に曲がりにくい、眼幅にあわせて折った状態では更にはめにくくなる形状です。まっすぐのほうがマシ。

両機種とも、アイカップの役割を果たすものがないので、安定させて覗く場合、このブログの最初の方の記事に書いたように、両手の親指人差し指で接眼部より手前で輪を作りアイカップの代わりにして支える見方をするのですが、その場合、SW-525では視度調整がずれやすく、SW-550は525よりフロントヘビーで、持ちにくいです。MIZARさんの言う、「重量バランスがよい」のは、あくまで鏡筒中央を持った場合のハナシで、ブラックアウトしやすい両機種をそんな持ち方で覗こうとは思いません。
まあ、結論としては、SW-525の対物、鏡筒にSW-550の接眼部を合体させ、出来ればアイカップがつけば、更に魅力が増すだろうと思います。




上で述べた、クリアさ、コントラストとも、以前に述べた様にパピリオ君以下のレベルでのハナシなのですが。。



MIZAR SW-550

MIZAR SW-525 と SW-550

2013-12-27 23:16:23 | 双眼鏡 望遠鏡

このブログをご覧頂いている双眼鏡ファン、特に勝間光学さんの双眼鏡に心酔されている方からSW-525をご提供頂きました。当然ながら、当方のSW-550と比較しようというワケなのです。
SW-525も、超広角双眼鏡として評価された機種でしたが、早々に廃盤となってしまい、SW-550が発表、発売されるまでは、幻の超広角双眼鏡めいた扱いをされていました。

外見ですが、SW-525はSW-550の対物の防塵用カバーレンズ分全長が短く、スペック通り、軽い印象です。ボディーを覆うラバーは、表面の仕上げが雑ですが、SW-550もキレイではあるのですがどことなく玩具っぽい雰囲気なので、一長一短です。
このSW-525には対物キャップは無かったのですが、接眼キャップについては、SW-525のものは、材質や形状の所為で、若干硬く、使いにくい印象です。
Web等で確認できる範囲では、SW-525はフルマルチコートということですが、一部レンズの裏面など、マルチコートとは思えない部分もあります。でもSW-550よりもマルチコート面は多いようです。

SW-550はこの個体含め、三台に触れましたが、どれもピントリング、右接眼部の視度調整リングともかなり重い印象でした。SW-525は双方とも軽く、ピントリングはともかく、視度調整リングは、不用意に動きそうです。
実はこのSW-550は所謂”当たり”と思われる個体なのですが、接眼側からライトで照らしてみると、この当たりのSW-550に較べて、SW-525はやや内部(特にプリズム)に微細なホコリや汚れが目立ち、鏡筒全体の透過光も僅かに濁った印象がありますが、これは、新旧経時の差異かもしれません。

総じて、構えやすい持ちやすいのは、軽いSW-525の方で、少なくとも私は、SW-550がこの点では後退しているように感じました。



続く

MIZAR SW-550

この国に生まれ育った一個人としての個人的宗教観

2013-12-26 23:45:52 | シロートの戯言
小さい頃はじいさんばあさんと同居してたので、おじゅっさん(住職さん)が来て、読経をするときには、ばあさんの後ろに座って、一緒に手を合わせていたものです。
岩おこしなど、なんらかのお菓子をもらえるから、というのが理由の一つではあったのですが、それでも、礼讃偈(らいさんげ)や佛説阿弥陀経などは、幼い子どもに特有の記憶力で諳んじていたものでした。
長じてからは、日本人らしい無神論者(外国人から見た場合)っぽい意識で、特に宗教を意識することなく過ごしていますが、それでも、先祖や亡くなった家族を敬い、祀る気持ちはあります。
遠い世代の親族には、戦没者、戦中戦後に病気や怪我で亡くなった方も居られますし、小さな頃には、繁華街で戦傷者の社会鍋にお金を入れたこともあります。
そういった、ごく普通の気持ちに対し、戦後の歪んだ教育、世論などが、戦前戦中の日本の体制を全否定する誘導方針から、無辜の戦没者をも含む慰霊施設に対し欺瞞に満ちた糾弾を行ってきました。その尻馬に乗るように、極東軍事裁判の当事者ですらなかった中共や、さらには同じ敗戦国であり戦犯とされている人すらいる韓国が、日本のエセ左翼の尻馬に乗る中共の更にその尻にへばり付くようにして、同じように糾弾しているのは、哀れみすら感じるような滑稽さだと感じます。
敢えて些事に囚われた見方をすれば、戦犯合祀の問題や政教分離の問題はあるかもしれませんが、今の日本という国、国体は、WW2を含む歴史の上に建つものですから、国民の代表を任ずる人が、戦没者の慰霊に赴くことは、個人的な宗教観からも、なんらおかしいことでは無いように思いますし、サンフランシスコ講和条約や、各国との国交回復時の諸条約により、日本国内での問題に口を差し挟むのは、それに呼応する国内のマスコミなどが無い限り、奏功するものでは無いと考えます。
以前にも述べた様に、この国では、亡くなった方々は、仏や八百万の神々とよく似た立ち位置の先祖となり、現世の人の間のどこかにあります。その形は、どんな言葉で横槍が入ろうと、連ねられてきた思いとして、変わることの無いものです。

年末の早朝に彷徨う

2013-12-25 23:22:52 | 日記
今朝は殊の外お天気が良く、未明の星空観望からそのままちょっと足を伸ばして、郊外の山の麓を彷徨いました。
ガスっぽい雰囲気も全くなく、この時期の遅い日の出とともに、気温も上昇し、小さな羽虫が河原に飛び交う様子を、ぼんやりと双眼鏡で眺めていました。
被写界深度が深く、非常に良好な解像度の双眼鏡では、対岸の河面すれすれを飛び交う虫の様子が良く分かり、あの行動にはどういう意味があるんだろうなどと、僅かばかりの時間ですが、無為に過ごすことができました。丁度、海辺での凪の時間のように、風も殆ど無く、咥えた煙草の紫煙も、ゆっくりと上に昇っていき、遠くからじんわりと聞こえる高架道を行き交うトラックの音以外、耳を騒がすものもありません。
思いの外、早く過ぎた時間に、ちょっと慌てて自宅へ戻り、年末の喧騒に戻るのでした。

出刃包丁

2013-12-24 23:36:24 | 脱線して底抜け
最近の家庭には、出刃包丁の無いところが多いそうです。
肉はもとより、魚をさばくことが無くなったので、必要が無いと言うことでしょうか。
確かに、パックの切り身ばかり買っていれば、出刃包丁は、必要ありません。逆に一匹の魚を三枚におろすのには出刃包丁が無ければ、ひどく面倒なことになります。
刃厚の薄い万能包丁では、微妙に刃先がたわんだり、あるいは、中骨から身をそぐことも、素早く出来ません。
確かに、スーパーやフードマーケットはおろか、魚屋さんでも切り身の魚が売れ筋のメインでは、出刃包丁は必要ないのでしょう。
私の育った家では、この時期、隣県の魚市場に買出しに行き、正月用の魚をドンと買ってきて、数家族で分けるのが常でしたので、この時期になると、きれいに魚がおろせるように出刃包丁を研ぎに出すのが恒例でした。
私も、西洋の刃物、ナイフや牛刀など両刃の刃物は、結構研げるのですが、出刃包丁のような片刃の刃物は切刃の見栄えを整えながら、切れ味を良くするのが難しくて、満足のいく仕上がりに出来たためしが有りません。家庭用の回転砥石では直径が小さすぎますし、ナイフ砥ぎに使ってるランスキーでは全く出刃包丁には歯が立ちません。
実家では、父親が大きな魚を釣ってくる度に大きな出刃包丁を入手してましたから、何本もありましたが、ウチには一本だけですので、あまり大きなことは言えないのですが。


座面の高いアウトドアチェア

2013-12-23 23:40:53 | Outdoor
・・を探しました。
星空観望で、さまざまな条件がよく、長時間観望でき、場所もクルマからそう離れていなければ以前にもご紹介した、プロワークチェアが鉄板なのですが、移動、撤収を繰り返す状況には向いていません。また、よい観望が出来、気分も高揚してるときなら、椅子などなくても、まあ平気なのですが、消沈して、悪あがきしてるときなど、身体全体でガックリ感を醸し出すには、スツールに腰掛けて、肩を落とすのが最適です。で、表題のように、座面の高いアウトドアチェアを物色したのです。
といっても、アテは有って、以前にリクライニングチェアを探したとき、GCI OutdoorのEVERYWHERE CHAIRという製品を検討しましたが、

そのときにPACKSEATという、結構良さげなスツールを見つけていました。

値段も3Kほどで、座面高さも55cm、ちょうど良いのです。
ところが、このパックシート、以前に見つけたときは結構高評価のレビューが多かったのですが、今年の夏以降、とんでもない不良品が出回り、輸入元で回収する事態になったようです。

販売してるお店のブログによると、改善の見込みが無いということで、製造元が供給先の意向を軽視、あるいは無視してる様が窺がえます。
で、大丈夫そうなのを探したところ、

スエーデン製のWALKSTOOL Comfortという製品に辿りつきました。
サイズも豊富で、75cmなんて、どんな進撃の巨人が使うんだろうと思わなくも無いのですが、この商品なら軽量、頑丈、耐久性も高そうです。
でも、高い。お目当ての55、65で日本で13~14K、海外でも80~90$前後、躊躇しています。

消沈

2013-12-22 23:22:31 | 日記
現在時刻まで、空を見上げる回数は、普段の数十倍になりますが、どうも、具合がよろしくない。薄い雲が連綿と湧いては流れているようで、どうも、上層大気とその下層に温度差があるようで、日本海を渡ってきた湿った空気が、結露して雲の原因になってるようです。
一旦、携帯のサービスエリアまで下りてきて、気象関係のWebをチェックして、夜食を啄み、一縷の望みを託して、再度山頂付近に向かいます。悪あがき、かもしれませんが。

観望日和

2013-12-21 22:13:19 | 双眼鏡 望遠鏡
おそらく、22~23にかけて、非常に条件が良くなると予想しています。
月の入出没と月齢は、さほど好適な条件ではありませんが、ここしばらく降り続いた雨と、気温と風の安定状態から、そう判断したわけです。
まあ、クリスマス前の休日なので、山に行こうという奇矯な方々も少ないかな、などと都合の良い思いもあります。
で、手持ちの双眼鏡類の限界を試すべく、準備は入念です。

イージースライダー

2013-12-20 23:56:36 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
以前に記事にした、ACAM-E25、イージースライダーストラップ、単体でのバリエーションも増えていますが、バゲージ類とセットにした製品も出ています。

実はこのバッグ、ベビーカーをご利用のとあるママさんに非常に評判がよろしいのです。
すっと長さを調整できるストラップは、身につけるときと、ベビーカーのフックに掛けるときに何気に便利だということなのです。
もちろん、このバゲージ類、プロ用ヘアメイクバッグ、ワンショルダーのカメラバッグなどはそれなりに高価な商品なのですが、ミラーレス用ショルダーポーチは、単体で6K以上するストラップと組み合わせてるにしては、安めの定価設定なので、量販店などで値引きされた場合では、ストラップ単体を買うよりかなり安い場合があります。極端な例としては、ヨドバシで一部の色が投げ売りされたこともあるようです。

まあ、ストラップ単体としても、凡百の安価な製品とは違う、しっかりした作りと品質は、大変お気に入りなのですが。

エナガ、キバシリ、メジロ、シジュウカラ、キクイタダキ

2013-12-19 20:48:41 | 双眼鏡 望遠鏡
今朝は、降ったり止んだりの天候で、止んだり、の時に、鳥たちが忙しく動き回ります。
夜明けに騒がしかったヒヨドリたちは、どこかに飛んでいってしまい、様々な小鳥たちが、まだ残った木の実を啄みに、枝を闊歩しています。
目立つのが、シジュウカラとメジロ。そして茶色い枝や枯れた葉に紛れるように、エナガ、キバシリが垣間見えます。低いところに目をやると、キクイタダキが可愛らしく見えています。離れたところにいると、一層小さく見えて、黄色いてっぺんはげ模様が無いと、判別しづらいとはいえ、こまっちくて良い感じです。遠くの枝に、横じま模様を見ましたが、同定できるほど見えてはいなかったのですが、おそらくコゲラでしょう。
朝の僅かなひととき、沢山の鳥たちを見つけた今日なのでした。

今朝はずっと朝から雨

2013-12-18 22:51:03 | 日記
未明から降り出した雨が、止む気配がなかったので、年末お掃除お片付け第二弾、サッシの網戸の掃除を朝早くに行いました。
網戸掃除に一番活躍するのは、ブラシ、洗剤等ではなくて、メラミンフォーム。そう、激落ちくんなどという商品名で売ってる、メラミンスポンジです。
昨年の記事でも書いたように、細い繊維による粗い構造が、こすりつけられることで、表面の汚れに微細に食い込んで、汚れを巻き込んで崩れ、微妙に磨り減りながら、綺麗にします。

これが、網戸に非常によろしい。スポンジが汚れすぎるとすすぎが頻繁になるので、流水で流れる汚れを落とした後、水で絞ったメラミンスポンジで軽くこするだけで、驚くほど綺麗になります。洗剤も使いませんから、すすぎ洗いの必要もありません。
網戸を掃除して今ひとつ綺麗にならないと思われている方は、是非ともお試し下さい。
何気に、素早く簡単です。

超音波洗浄器

2013-12-17 23:13:37 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
世間一般の身近では、眼鏡屋さんによく置いてあったりする超音波洗浄器ですが、うちでは、もともとは、電気シェーバーの刃や、腕時計のベルト、ブラシなどを洗浄するために買ったものです。
3~4K位のお値段で買ったものですから、さして期待はしていなかったのですが、アルミホイルを入れて作動させると、見る間にボロボロになっていくくらいの性能で、家電としては充分に使える製品です。ただ、この製品も、販売元のツインバードはともかく、MADE IN CHINAらしく、当たり外れがあるようで、中には眼鏡の油膜すら落とせないものもあるようです。この製品に限らず、長期に渉って同型のまま販売してるMADE IN CHINA家電のレビューでは、ここ数年、良くない評価が増えてきてるように思います。曰く、出資した現地工場、あるいは下請けが、現地化を加速し、取引、販売先である外国企業の意向を軽んじてきているから、と仰る方がおられるのですが、その方の知る例によると、まず人事面、賃上げ要求や、サボタージュ(ストはあまりやらないらしい)へ迅速に対応するため、だんだんと現地法人の現地人の権限を強めて、そのうちに、契約に抜け道を見つけ(あるいは更新時につくり)、最終的に、その法人まるごとサボタージュすることで、自らの意向を押しつけるというのが常套手段らしいのです。法人ぐるみのサボタージュといっても、明らかに企業倫理に違反するようなものでは無く、セキュリティ、安全衛生上の問題で、生産できないとか、人材教育に費用がかかるとかいう表向きは真っ当な理由なのが始末に負えないということらしく、結果、検品基準が現地法人の言うがままになったりするらしいのです。
まあ、何事に付け、変遷、は世の常ですから、いつまでも変わらないモノはなく、その状態、事情に対応しなければならないと思ったりもするのです。
ウチでも、当初の目的とは違い、この超音波洗浄器、眼鏡を洗うのが一番多くなっています。