大阪空港(伊丹、豊中)近辺では、双眼鏡活用スポットが二つあります。
もちろん最初はジェット旅客機の発着や、低空で頭上を追加する様子を観望することです。
2006年に伊丹市側に伊丹スカイパークという、隣接した公園が出来、駐車場やトイレ、噴水やちょっとした遊具などが備えられ、格好の飛行機観望スポットになっています。
不意に、限られた時間ですが、訪れる機会が出来たので、取りあえず、幾つか双眼鏡を持って観てきました。
ツァイスポケットや、アリス6×16も持って行きましたが、主に比較したのは、汎用良好機、Samrai8×42ダハ(ライト光機製)と、勝間光学機械さんのHM6.3×40SK-D、WP6×30SB-Dです。
滑走路含めた飛行場内には、うっすらと陽炎がたち、双眼鏡観望では、それが強調されるため、若干の不利があります。特に、8×42ダハでは、さほどピントリングを回す必要がある状況でこそ有りませんでしたが、合焦範囲がやや狭いため、フォーカスレンジ前の陽炎が、ボケて滲むためか、陽炎の確認できる方向での観望では、ヌケ、コントラストが悪く、極端な場合、白んでみえるほどでしたので、早々に観望用から脱落です。もっとも、陽炎の少ない方角での解像度は流石で、コクピットが明るく見えるような角度では、パイロットの顔立ちまで見て取れるくらいで、「お~、オッサンだ」などと独り呟いておりました。
勝間機2種は、双方とも、陽炎の発生してる最近接距離から無限遠までが、パンフォーカスレンジ内に有ったためか、陽炎の揺らぎこそ少し画像を五月蠅くしていましたが、クリアに抜けていて、やや低い倍率も、思いのほか近距離を滑走する飛行機を追うのに有利だったように思います。
陽炎の揺らぎ
晴れときどき薄曇りの天気で、間違っても瞳径が5mm以上に開くような条件ではありませんでしたが、やはり、HM6.3×40SK-Dの方がWP6×30SB-Dより、明るく感じます。白いビルの窓枠など、色収差に厳しい対象では、偽色が皆無に等しいWP6×30SB-Dと、厳しく観れば判別できるHM6.3×40SK-Dに、差異はあります。ただ、8×42ダハの色収差と較べれば、問題にならない程度でもあります。そういえば、このダハと勝間ポロでは色収差の出方が逆でした。
上の画像で中央の黒窓の上側に紫、下側に緑系の偽色が見えますが、これはダハと同じ見え方で、ポロでは上下の色が逆でした。
ひとしきり、轟音と力強い離着陸を眺め、ほんとならそのままもう一つの伊丹の見所、伊丹市立こども文化科学館のメガスタープラネタリウムを観たかったのです。
西日本で常設のメガスターはここしかないはずで、関東のメガスターでは、肉眼で判別できないくらい細密に投影されたプラネタリウムを観るために、双眼鏡貸し出しまで行っているというその威力を、愛用の双眼鏡で確かめたかったのですが、あいにく平日の上映回数は限られ、都合がつきませんでした。
もちろん最初はジェット旅客機の発着や、低空で頭上を追加する様子を観望することです。
2006年に伊丹市側に伊丹スカイパークという、隣接した公園が出来、駐車場やトイレ、噴水やちょっとした遊具などが備えられ、格好の飛行機観望スポットになっています。
不意に、限られた時間ですが、訪れる機会が出来たので、取りあえず、幾つか双眼鏡を持って観てきました。
ツァイスポケットや、アリス6×16も持って行きましたが、主に比較したのは、汎用良好機、Samrai8×42ダハ(ライト光機製)と、勝間光学機械さんのHM6.3×40SK-D、WP6×30SB-Dです。
滑走路含めた飛行場内には、うっすらと陽炎がたち、双眼鏡観望では、それが強調されるため、若干の不利があります。特に、8×42ダハでは、さほどピントリングを回す必要がある状況でこそ有りませんでしたが、合焦範囲がやや狭いため、フォーカスレンジ前の陽炎が、ボケて滲むためか、陽炎の確認できる方向での観望では、ヌケ、コントラストが悪く、極端な場合、白んでみえるほどでしたので、早々に観望用から脱落です。もっとも、陽炎の少ない方角での解像度は流石で、コクピットが明るく見えるような角度では、パイロットの顔立ちまで見て取れるくらいで、「お~、オッサンだ」などと独り呟いておりました。
勝間機2種は、双方とも、陽炎の発生してる最近接距離から無限遠までが、パンフォーカスレンジ内に有ったためか、陽炎の揺らぎこそ少し画像を五月蠅くしていましたが、クリアに抜けていて、やや低い倍率も、思いのほか近距離を滑走する飛行機を追うのに有利だったように思います。
陽炎の揺らぎ
晴れときどき薄曇りの天気で、間違っても瞳径が5mm以上に開くような条件ではありませんでしたが、やはり、HM6.3×40SK-Dの方がWP6×30SB-Dより、明るく感じます。白いビルの窓枠など、色収差に厳しい対象では、偽色が皆無に等しいWP6×30SB-Dと、厳しく観れば判別できるHM6.3×40SK-Dに、差異はあります。ただ、8×42ダハの色収差と較べれば、問題にならない程度でもあります。そういえば、このダハと勝間ポロでは色収差の出方が逆でした。
上の画像で中央の黒窓の上側に紫、下側に緑系の偽色が見えますが、これはダハと同じ見え方で、ポロでは上下の色が逆でした。
ひとしきり、轟音と力強い離着陸を眺め、ほんとならそのままもう一つの伊丹の見所、伊丹市立こども文化科学館のメガスタープラネタリウムを観たかったのです。
西日本で常設のメガスターはここしかないはずで、関東のメガスターでは、肉眼で判別できないくらい細密に投影されたプラネタリウムを観るために、双眼鏡貸し出しまで行っているというその威力を、愛用の双眼鏡で確かめたかったのですが、あいにく平日の上映回数は限られ、都合がつきませんでした。