ようやっと、ポケットグラスをじっくりと見て、他の双眼鏡と比較することができました。
まず、キャラ丸被りのSHIRSTONE BINOCULARS Samrai 8×24 DCF WPとの比較では、中心解像度では流石にポケットグラスが上で、細かい文字の判読では僅かですが、明らかな差異があります。ヌケのよさ、コントラストでは更にその差は小さいですが、色乗りの良さも相まって、ポケットグラスが上、明るさについては、自身の瞳径が3mm以上に開くような薄暮より暗い環境では、流石に口径の差は如何ともし難いようで、Samraiが上です。
視野がややSamraiの方が広いのですが、それでも、良像範囲はSamraiが僅かに上で、ニューアペックス同等以上だけのコトはあり、購入価格(ポケットグラスの1/6以下)からすると大健闘です。
視野については、カタログデータ比較では、
Samrai8x24
Zeiss8x20
※PDはPupillary distance、瞳孔間距離のコトで、メガネ関連でよく使われる略語です、双眼鏡関連では眼幅と云われる場合が多いように感じます。
上の画像のように、差異は無いか、ややSamraiの方が狭いかな、という印象なのですが、
実際にはSamraiのほうが明らかに広く見えます。
もっとも、両者とも、倍率、実視野角、1000m先の視認範囲、見掛視野角をそれぞれ全て明示している訳ではないので、実際の見えから、Samraiの方が広いからといって両者の公表スペックがいい加減なわけではありません。
因みに、倍率、実視野角、1000m先視認範囲、見掛け視野角は、倍率と、あとどれかひとつが分かっていれば、三角関数(tan,arctan)で簡単に計算することができます、エクセルでも、RADIANとDEGREEに注意すれば、簡単に計算表が作成できますので、スペック比較を頻繁にされる場合、作っておくと便利です。
より大口径のSamrai8x42や、勝間のWP6x30との比較では中心解像度、明るさ、いろんなトコロで、やはりポケットグラスの方が、分が悪いです。購入価格では、上記の2台合計でポケットグラスの一般的最安価格になるので、純粋に、”見え”を追求して、手にする双眼鏡として、ポケットグラスは万人にお勧めできるモノではないかもしれません。ただ、やはり、20年以上前から、ワタシが心惹かれ続けているそのコンパクトな収納性について、8倍双眼鏡でこれ以上のモノは未だに無く、付属の高級感ある革製のベルトポーチ型のケースから出して、シリコンクロスにでも包んでやると、ワイシャツの胸ポケットにすら入ります。その名の通りの双眼鏡なのです。
あと、ストラップについて、このポケットグラスはピントリング、視度調整リングの付け根から細い編みヒモが生えていて、一般的なストラップ環がありません。生えているヒモが気に入らない場合は根本から切る、抜く、ことしかできず他のストラップをつけたい場合は要注意です。
まず、キャラ丸被りのSHIRSTONE BINOCULARS Samrai 8×24 DCF WPとの比較では、中心解像度では流石にポケットグラスが上で、細かい文字の判読では僅かですが、明らかな差異があります。ヌケのよさ、コントラストでは更にその差は小さいですが、色乗りの良さも相まって、ポケットグラスが上、明るさについては、自身の瞳径が3mm以上に開くような薄暮より暗い環境では、流石に口径の差は如何ともし難いようで、Samraiが上です。
視野がややSamraiの方が広いのですが、それでも、良像範囲はSamraiが僅かに上で、ニューアペックス同等以上だけのコトはあり、購入価格(ポケットグラスの1/6以下)からすると大健闘です。
視野については、カタログデータ比較では、
Samrai8x24
Zeiss8x20
※PDはPupillary distance、瞳孔間距離のコトで、メガネ関連でよく使われる略語です、双眼鏡関連では眼幅と云われる場合が多いように感じます。
上の画像のように、差異は無いか、ややSamraiの方が狭いかな、という印象なのですが、
実際にはSamraiのほうが明らかに広く見えます。
もっとも、両者とも、倍率、実視野角、1000m先の視認範囲、見掛視野角をそれぞれ全て明示している訳ではないので、実際の見えから、Samraiの方が広いからといって両者の公表スペックがいい加減なわけではありません。
因みに、倍率、実視野角、1000m先視認範囲、見掛け視野角は、倍率と、あとどれかひとつが分かっていれば、三角関数(tan,arctan)で簡単に計算することができます、エクセルでも、RADIANとDEGREEに注意すれば、簡単に計算表が作成できますので、スペック比較を頻繁にされる場合、作っておくと便利です。
より大口径のSamrai8x42や、勝間のWP6x30との比較では中心解像度、明るさ、いろんなトコロで、やはりポケットグラスの方が、分が悪いです。購入価格では、上記の2台合計でポケットグラスの一般的最安価格になるので、純粋に、”見え”を追求して、手にする双眼鏡として、ポケットグラスは万人にお勧めできるモノではないかもしれません。ただ、やはり、20年以上前から、ワタシが心惹かれ続けているそのコンパクトな収納性について、8倍双眼鏡でこれ以上のモノは未だに無く、付属の高級感ある革製のベルトポーチ型のケースから出して、シリコンクロスにでも包んでやると、ワイシャツの胸ポケットにすら入ります。その名の通りの双眼鏡なのです。
あと、ストラップについて、このポケットグラスはピントリング、視度調整リングの付け根から細い編みヒモが生えていて、一般的なストラップ環がありません。生えているヒモが気に入らない場合は根本から切る、抜く、ことしかできず他のストラップをつけたい場合は要注意です。
そして、この親記事を非公開のママにしていたコトに気づいて、少し慌てたのであった。
すいません。