テキスト主体

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(当然、その他についても、語ったりする)

軽さという性能 カンガルークーラー 〜ソフトクーラー最先端〜

2022-08-14 20:24:00 | Outdoor

クーラーボックスというものがあります。

釣りとかキャンプとかBBQなどアウトドアで食品や飲料を保温(主に保冷)するための箱です。

昔から釣りをしていたこともあり、いろんな製品を手にしてきましたが、その保冷力の高さで 30年以上ずっと使っているのが真空断熱パネルでデュワー瓶に迫る保冷力の製品、写真下のD社のプロバイザースーパーシンクー13L

真夏の3日間、車(セダン)のトランクに入れてあちこちドライブして、何回となく飲み物を入れ替えても、最初に入れたブロック氷が残ってた超保冷力です。

ただ小さいのはどうしようもなく、昔から何度となくイグルーとか購入しようと考えていましたし、キャンプに行くようになってからはイエティとかにも食指が伸びそうになっていました。

ただ、5080Lクラスの大型クーラーはデカくて重い。使う時はもちろん使わない時でも付き纏う制約です。

で結局は、上記のスーパーシンクーとシマノの20L 第一精工のエビクーラー7L、いずれもハードクーラーで、合計40L程のキャパシティにて、2泊のデュオキャンプでも充分に事足りていました。

小さな7Lにもハードタイプを使うのは、やはり保冷力を重視してのことで、近年たくさんの製品があるソフトクーラーにはあまり興味がなかった。

ソフトクーラーの性能がいくら向上したといっても、ハードタイプに保冷力で敵わないのは歴然としていたから。


ところが今回のお題のカンガルークーラーという製品、見た目はフツーのソフトクーラーだけども、実はこの中にもう一つ一回り小さなソフトクーラーが入っていて、二重で使用すると某Y社のハードクーラーをも凌駕する保冷力らしく、さらには同じWILDTECH/F.C.Pブランドのミニソフトクーラーを入れると真空断熱タイプ同等以上(ブログ主調べ)の性能だった。

カンガルークーラーの横に有るのは、ワークマンの真空断熱タイプだけど、カンガルー+ミニソフトは、これに勝る保冷力と言うことです。


でカンガルークーラーを入手して使ってみると、軽さが想像以上に便利、中に飲食品を入れても肩の負担が軽い。ソフトな外殻なので、腰や身体にあたった部分にも荷重が僅かに分散されるのか、ハードタイプと同じ重量にしても軽く感じる。

それに使わない時保管するのも、ハードタイプとは比べものにならないくらい、手軽。物置きの上からS字フックで吊るすとか、本棚の上、天井との隙間に押し込むとか。


もちろんソフトクーラーなので、30年使うとかは無理だろうし、上に座るとか出来ないし、排水とか乾燥とかハードタイプより面倒だとは思う。


ただ、この軽さという性能は使うまでは実感しがたい、だけども、特筆すべき性能だと思うのです。