テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

セスジスズメガの幼虫

2011-10-07 21:59:03 | 脱線して底抜け
ちょうど一年ほど前、田畑の中を走る幹線道路の脇にいたセスジスズメガの幼虫。

見ての通り、エキセントリックなデザインである

しかもホワイトトップの尾角(しっぽ様のモノ)をかわいらしく前後にフリフリしながら動くのですが、
全体のイメージは蠢くメダマヒモ。

なにより行動が奥ゆかしくなく、近くにヒトがいても一心不乱に食べ続ける
けっこう大量発生する
毒はないらしいんだが、鳥も気味悪いのか、こいつを捕食しようとしない
知的センスが微塵もない
そこはかとなく、コワい
群れていると、妖怪百目そのもの
じっとしていない

嫌われる要素てんこ盛りのムシなのですが
2、3日後に通りかかると



えさであり、すみかでもある雑草と一緒に、刈られていた。

「あ~全滅したろうなぁ」
と無常感につつまれたが、憐れだとは、つゆほども感じなかった。

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