テキスト主体

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(当然、その他についても、語ったりする)

二重反転プロペラの扇風機

2012-06-07 20:59:48 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
扇風機を買わねばなるまい、と思っているヒトは多いだろうと思います。

ワタシも昔は気合いを入れて、1/f ゆらぎの風、リモコン操作立体首振りの機種を使っていました。

マニアックな話をすると、上記の松下製でも、昔、国内の松下精工で作っていた頃の扇風機は、極限まで潤滑油(主にグリース)の使用量を減らしながら、非常に長寿命だったモーターの精度といい、立派な家電製品だったのですが、最近の機種は、単価の高いエアコンに夏の季節家電の王座を奪われ、安易なコスト争いから中国マレーシアはじめ、海外製になってその質は明らかに低下しています。

去年くらいから流行のバルミューダは、なんか高すぎるわりに、ツクリが雑すぎてイヤ。もちろんダイソンのエアマルチプライヤーもなんか購入意欲が湧かない。両機種とも、パチモンが出始めてるので、特にバルミューダのほうはいずれ値崩れすると思ってますが、気流を制御する同心円の異形ファンという機構に僅かに惹かれはするものの、サーキュレーターにしろフツーの扇風機にしろ、使いこなしで、脈動の少ない風をカラダに受ける方法はあり、結構まえから実践してるので、あの莫迦高い値段には得心がいかない。値段を高くしたら、季節家電の主役の座を奪回できるわけじゃあない。

取りあえず自宅用には、いままでリビング扇をサーキュレーター代わりに使っていたので、サーキュレーターを一台購入しました。

でデスクのPC席用には、いままで冷房を補う、超微風まで無段階調整で風量の設定できるコンパクトなUSBファンを使っていたのですが、昨年くらいから、節電のあおりで、空調の設定温度が上がり、今年になって、暑くなり始めて、いささか心許なくなって、デスクトップファンを捜していたのです。



無印良品のUSBファン、ロディのチョロQと比べても、かなりコンパクトです。







最大の特徴は前7枚、後ろ5枚の二重反転プロペラ。

これはイケマセン。WW2のレシプロ機(主に枢軸側)を愛し、松本零士の戦場まんがシリーズ”衝撃降下九十度”のあの機体を、二重反転ペラ含め、スクラッチで作った身としては、どうしても買ってしまいます。というかみんな買って下さい。

ツクリは流石に中国製らしく、コレと言って感心するところはなく1710円としては、お買い得感はないのですが、なんといっても二重反転プロペラ、これに尽きます。
風量はコンパクトさに似合わない、かなり強いと感じるくらい、それでいてさほどうるさくもありません。モーターの回転軸精度もそこそこでしかないのですが、されど二重反転プロペラ。

「この商品は長時間連続での使用には適しておりません」
【定格寿命】1400時間
と書いてあっても、二重反転プロペラ、です。




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