3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

弾丸

2008-04-20 23:59:15 | 映画
世間は今週末をいかがお過ごしなのでしょうか。
新社会人の皆様はこの二日間の休みがとても貴重なものなのでしょうね。
毎日が夏休みのような人間にはわからない事なんでしょうね。

この二日間とても贅沢な時間を過ごし、
今、帰宅してみるとブログを書く気が全くしない。

なぜだろうかと思ったが、
そのことを考えるのがめんどくさいので、考えるのを止めた。
そんな日常。

所沢でつけ麺を食べてみたり、
ビリヤードをしてみたり、
ビールを飲んでみたり、
あまりにも贅沢な時間を過ごした。

俺は立場が立場だけにそんな贅沢な時間を過ごすと、
罪悪感を感じてしまう。

そんな事は自分でやるべきことをやっていればいいだけの事なのだが、
人間そう簡単に感情をコントロールできたら苦労はしない。

言い訳というか、自分を納得させるように、
その後、勉強なんかをしてみる。
そんな日常。




映画についてのことを一つも書いていなかったので、
書こうとしたら、書くことがなかった。
因みにテレビ番組の事もこのカテゴリの中に書いていこうと思う。
まあ、俺はテレビほとんど見ないんですけど。

そんな中にも最近、好きでよく見るテレビ番組がある。
土曜日の夜にやっている、
「世界弾丸トラベラー」という番組だ。

この番組はあるゲストが(女性ばっか)
世界中好きなところにいける、好きな事できる。
ただし、そこにいられるのは24時間のみ。
こんな感じだ。

24時間しかいられないという事で、
当然、その旅は超過密スケジュールになり、
一泊五日なんてのはザラにある。

俺が最初に見た回が非常に俺好みの場所だったので、
それからよく見ていたのだが、

やはり当然、当たり外れがある。
因みに今週の回はあまり面白くなさそうであった。

台湾でエステだからな。
俺が見て果たして面白いのかって言う内容だ。

俺はそのゲストが、
アフリカのサバンナを上から気球で見下ろしてみたり、
本場の中華のエビチリを食べてみたり、
北欧の絵本に載っているような城を見てみたりするのを見て、

自分もそこに行った気になるのが好きなのである。
そして
「ここ行きてー」などという妄想を膨らますのが好きなのである。

最近、旅に行きたくてしょうがない衝動に駆られている俺としては
そのゲストの旅に自分を映し、
行った気になり、
ここに行きてーという妄想を膨らませるような旅が見たいのであるが、
まあ、毎回そういうわけにもいかない。
テレビだからな。

つか、旅番組なんてものは全てそうじゃないかと思う。
その旅に自分を映す。
自分を映し、行った気になり、
ここいきてーという妄想を膨らましていく。

そういう意味では金を腐るほど持っているような人が
超贅沢な旅を悠々とされても、
個人的には面白みがない。
そこに自分を映す事ができないからだ。

だから、逆に時間に追われている芸能界を生きるゲストが
ガッチガチの過密スケジュールの中を旅することで、
そこでの時間がゆっくりに感じたり、
あるいはそこでの時間を大切にしようと思うのを見て
視聴者はまた、そこに自分を映す。
俺もその一人だ。

次回はニュージーランドらしいので次回は非常に楽しみだ。
予告ではクルーザーで湖を渡っていた。
こういうのがいいんだよ。
非日常っていうかさ。
次回が楽しみだ。

そして特筆すべきは音楽である。
この番組BGMが非常にマッチしている。
このシーンでこの音楽といった感じで、
絶妙なタイミングでぴったりの曲がかかる。
ラブサイケデリコという懐かしい名前もあるのだが、
あの映像と音楽のマッチは一見の価値があると思う。

そして最後にナレーターは
キャイーンの天野氏が担当している。
そして全くふざけることなく、
とても巧妙に進行させていく。
普段とのギャップがこれまた面白いので、
一聴の価値あり。


てことで、俺のお勧めテレビでした。
30分枠にしては濃いよ。