3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

美しい名前

2008-12-06 00:31:29 | 徒然
ぽっかりと時間が空いてしまったので、
日記でも書こうかと思う。

で、何を書こうか。

よし、決めた。
(この間約一秒)

俺の日記の書き方はホントに脊髄反射の自動書記だ。
書き終わって気付いてみたら
へ~こんな内容だったんだ、今日の日記はと納得する。

俺のいつも乗っているJR山手線の車両に、
たまに障害者の子がのっている。

なぜか妙に恐がっていて(そう見えて)、
時々奇声を発したりする。

その彼女をいつも母親らしき人物が、
ずっと抱きしめている。

その行為が、
「大丈夫だよ、恐くないよ」
という雰囲気を発している。

まあ、当然の如く、
その空間の周りは少し人がいないんだが。

そんな光景を見ますとね、
なんか凄くいやな気分になるんですよ。
嫌って言うのは嫌悪とかそういう気持ちではなくてね。
(そう信じたい)
なんか複雑なきもちっつうんですか。
いわゆるいたたまれないきもちっつんですか。

そのような状況を見たとき、
人としてどのような気持ちを持つべきなんでしょうかね。

どのような気持ちを持つことが人として
正しい事なんですかね。

もちろん、正解なんて一括りにできる事ではないと
分かって言ってますが。

俺はいつも、
「あ~、俺は普通に生まれてきてよかったな」って思ってしまう。
もしこれが最低なら、
事実そう感じてしまった俺は人間として最低の野郎だ。
冷たい人間の仲間入りだ。

かく言う俺も立派な障害者なんだが、
一人の障害者として言わせて貰っても、

余りに不平等じゃないかと、
感じてしまう。

どんだけお前は上からもの言ってんだと言う感じだが。

彼らがどのような精神状態でいるのかは判らないし、
彼らが幸せだとしたらまったく問題はないんだけど、

だけどあえて神の如く上から言わせて貰えば、
生まれつき腕が無かったり、
足が無かったり、
中学生になっても3歳児程度の知力しか持つ事が出来なかったり
いわゆる普通の中学生が当たり前のように
遊んだり、勉強したり、運動したりする事ができない事を
不平等と言わずしてなんと呼ぶんだ。

別に程度問題だし、
人間なんてそりゃ生まれながら誰でも不平等でしょって話だけどな。

いわゆる特別に支援を必要としている子、人たち。

もしも人類を“平等”に創った全知全能の神様がいるなら、
コイツほど信用できないヤツはいない。

輪廻転生とかいう考えがありますけど、
本当に彼らは、
生まれつきハンデを持ったまま一生を送らなければならないほどの
罰を受けなくてはならなかったんですか。
そもそも彼らに罪があるんでしょうか。

そんな今の自分に何の関与も無い“前世”なんて言葉で
単純に片付けようとしてくれるな。


また知識は無いけど、思った事を書きます。

障害も個性とかいう話を聞いたことがあるけども、
それは完璧に“健常者”の跡付けである。
その当の本人が個性と感じている場合には難しいけど。

でも、
本当にそう望んできて生れてきたいと思いますか。

以下に書く事は強制する事ではないけども、
あえて書きます。


現代は医療も科学も技術も色々と進歩している。

特に遺伝子技術も発達しているんじゃないでしょうか。

クローン人間が誕生して、
人間としての領域を超えた!とか騒いでる前にさ、
どうにか自分が幸せと感じることが出来ないような子が
一人でも生れないようにする事は出来ないでしょうか。

電車の中で無駄に怯えてる様な子が一人でも
減ってくれないでしょうか。

これが結構リアルな俺の切なる願いです。

人間の遺伝子をいじくるのはどうなのって気もする。
当然出来ないから今までできなかったってのも知ってる。
それよりも彼らが生きる環境をよりよい物にするほうが
重要だ!という意見も十分分かる。
単に俺の傲慢だってのも分かる。

そんなの関係ない。

単に一人の最低な障害者の願いだから。