3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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厳戒態勢の冬の旅 5 ―ブリュッセル&帰国編―

2016-01-24 00:10:46 | 
2015年12月30日

ヨーロッパ紀行4日目。
このヨーロッパ紀行もいよいよ最終日を迎えた。

昨日と全く同じのメニューで朝食を。
やはり温かい朝食は本当にうまい。
このホテルにも本当にお世話になった。ホテルの前で記念写真を一枚。

この日はまず昨日行くことができなかったマグリット美術館へ。
と言いたいところだが、ホテルの近くにあるマニアックなブリュッセル名所があるのだ。

ブリュッセルと言えば、ジュリアン君こと、小便小僧は超有名である。
しかし、ここには小便少女も存在することはご存じだろうか。

その小便少女は泊まったホテルから徒歩一分の場所。
ここに本当に名所が存在するのかというような小さな裏路地にそれはあった。

その少女は座って放尿していた。

なんて言うか…
リアルというか、生々しいというか…
複雑な感情を抱かずにはいられない。


そして通り道なので、中央駅へ。
まずは空港までの切符を購入する。
今日の4時にはブリュッセルを去るために空港に行かなければならない。
迷彩柄の銃を持った警官たちがいるなか、切符売り場に並び、無事購入することができた。
空港行きの列車はここから15分おきに出ていることはすでに確認済みである。

次にRelayという店で最後のインターナショナル用の切手を購入、その中にあったポストに投函した。
これで何とか無事に日本にポストカードが届くだろう。

用事を済ませ、いよいよマグリットの美術館へ。
中央駅のからくり時計が鐘の音を鳴らしていた。

ここマグリット美術館は実は古典美術館というとても大きな美術館の一つなのである。
古典派美術館のほかに、世紀末美術館、現代美術館といくつかの美術館が一つの大きな美術館の中に入っている。
チケットを購入し、中へ。厳重なセキュリティーチェックであった。

中はとても大きく、現代美術館も少し見てみたかったな。

マグリット美術館だけあり、数多くのマグリット作品を鑑賞することができた。
やっぱり彼はかっこいい。スーツにネクタイ、ハットという恰好がやはりツボだ。
ショップも充実の品ぞろえであった。
大好きなマグリットの作品を見ることができたため、目録を買ってしまった。

マグリット美術館を後にし、一服。
まだだいぶ時間がある。

この旅初めてブリュッセルでトラムに乗る。
地球の歩き方で路線を調べる。
美術館のすぐそばにトラム乗り場があり、Palais Paleizenという乗り場。

目的の停車駅はJansonという駅。これは流石に歩ける距離ではない。

目的のトラムは92番か93番だ。

駅の電光掲示板を見るとすぐに92番のトラムが来た。
乗り込んで車掌から一日券を購入。
ブリュッセルのトラムはこの一日券を検札器に挿入し、時間を印字する。

10分そこらで到着。

地球の歩き方の生き方に沿ってオルタ美術館へ。
ここも世界遺産にに登録されている。
中には入らず、外観だけ眺める。建築様式の独特な建物がずらりと並ぶ。
しばし辺りを散歩し、帰りのトラムに。先ほどの広場前に帰ってきた。

中央駅を抜け、いよいよこの旅も終わりに近づいてきた。

最後のグラン・プラス。
これでここともお別れか。

そして最後の最後、ベルキーに来たんだからということで、食べました、ベルギーワッフル。
グラン・プラス付近のワッフル屋でチョコレートとイチゴのワッフルを頼む。
これでもかってくらいの生クリームの量にびっくりした。

ホテルに戻り、バゲッジルームに預けていたスーツケースをもって中央駅へ。

既に切符は購入してある。

スムーズに列車に乗り込むことができた。予定よりも一本早く。
せっかく北駅方面に行くので、上からあの飾り窓地域を車窓から撮影しようと思ったのだが、車線が違いできず…

空港にはかなり早めに到着し、スーツケースもスムーズに預け身軽に。
空港内で日本へのお土産もばっちり購入。もう思い残すことはない。

出発前、最後のビール、レフをいただく。

これで本当に思い残すことはもうない。

これで心置きなく日本に帰れる。

日本に帰れる…

そのはずだった…