たぶん、本学ではだいたい同じ順序が踏まれているかと思いますが、私の研究室の修士論文、博士論文のまとめ方を記述します。
まず、研究の目標と計画を私と学生で話をしながら決定していきます。特に修士の場合には私が考えて指示する場合が多いです。
実際に実験がはじまると週一回の週報という報告会で、研究室全員の前で結果を報告します。新人の場合には実験に上級生が立会い、報告のまとめ方の指導もします。
週報で内容的に問題なしと確認されたデータが年に数回ある学会で報告されます。報告内容は研究室全員で発表練習も兼ねて、一人5回は吟味されます。
学会で報告されたものを公表論文として学会などの雑誌に投稿します。その時には指導教員たる私が内容をみて週報や学会発表報告した内容であるかどうか、確認します。
公表論文では必ずレフリーによる審査を受けます。審査に通過すれば掲載になります。ネイチャーで審査に通って掲載されたというのもこれにあたります。
博士論文は、このようにして公表された論文を中心にまとめられます。修士論文の場合は学会で発表された内容でまとめられます。
そして審査の前には研究室全員の前で何回も発表練習がなされて内容が吟味されます。研究室で得られていないデータがまぎれこむことは絶対にありえません。
このように大学における研究発表、審査は、厳密で、データの真贋が本人しかわからないということは絶対にないようにしています。私の研究室では少なくとも20人以上の目で確認して、それから外部の審査委員や学内の審査委員の厳しい目を通します。博士論文の結果のデータとして他の機関で得られたものが盗用されて掲載されるということは絶対にありえません。それが博士論文のプライドであり、博士の権威でもあります。
まず、研究の目標と計画を私と学生で話をしながら決定していきます。特に修士の場合には私が考えて指示する場合が多いです。
実際に実験がはじまると週一回の週報という報告会で、研究室全員の前で結果を報告します。新人の場合には実験に上級生が立会い、報告のまとめ方の指導もします。
週報で内容的に問題なしと確認されたデータが年に数回ある学会で報告されます。報告内容は研究室全員で発表練習も兼ねて、一人5回は吟味されます。
学会で報告されたものを公表論文として学会などの雑誌に投稿します。その時には指導教員たる私が内容をみて週報や学会発表報告した内容であるかどうか、確認します。
公表論文では必ずレフリーによる審査を受けます。審査に通過すれば掲載になります。ネイチャーで審査に通って掲載されたというのもこれにあたります。
博士論文は、このようにして公表された論文を中心にまとめられます。修士論文の場合は学会で発表された内容でまとめられます。
そして審査の前には研究室全員の前で何回も発表練習がなされて内容が吟味されます。研究室で得られていないデータがまぎれこむことは絶対にありえません。
このように大学における研究発表、審査は、厳密で、データの真贋が本人しかわからないということは絶対にないようにしています。私の研究室では少なくとも20人以上の目で確認して、それから外部の審査委員や学内の審査委員の厳しい目を通します。博士論文の結果のデータとして他の機関で得られたものが盗用されて掲載されるということは絶対にありえません。それが博士論文のプライドであり、博士の権威でもあります。