用水路で亡くなる方の全国総計は、一昨年1年間で55人。その前は60人から90人の間にありました。
一方、ため池で亡くなる方は例年20人から30人の前後に達します。
亡くなった方のうち、農家の人の割合が多いことに注意しなければなりません。
亡くなった方の命は一つですが、その方が亡くなることによってその方の田んぼや畑を続けなくなることもあります。そうすると、その分その実りを得て生きている人々の食糧つまり命にも影響が広がることになります。「毎年よくあることだ」とか「せいぜい数十人の話だ」といって無視することは簡単ですが、農業における死亡事故というのはその人が支えてきた命を危険にさらすことをしっかりと考えなければなりません。
一部では、用水路やため池の安全対策に補助金が手当されるようになってきているようです。それは「農業のコストが高くならないようにする」ということではなくて、「農業従事者ひとりの命が支える国民の命がある」という考え方で進められなければなりません。
一方、ため池で亡くなる方は例年20人から30人の前後に達します。
亡くなった方のうち、農家の人の割合が多いことに注意しなければなりません。
亡くなった方の命は一つですが、その方が亡くなることによってその方の田んぼや畑を続けなくなることもあります。そうすると、その分その実りを得て生きている人々の食糧つまり命にも影響が広がることになります。「毎年よくあることだ」とか「せいぜい数十人の話だ」といって無視することは簡単ですが、農業における死亡事故というのはその人が支えてきた命を危険にさらすことをしっかりと考えなければなりません。
一部では、用水路やため池の安全対策に補助金が手当されるようになってきているようです。それは「農業のコストが高くならないようにする」ということではなくて、「農業従事者ひとりの命が支える国民の命がある」という考え方で進められなければなりません。