斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

栃尾のとどの森

2010年10月03日 13時25分23秒 | その他
正式には杜々の森名水公園です。この公園内には全国名水百選に選ばれたおいしい水の出る場所があります。その水を求めて、多くの人がやってきます。

ここの水は、つぶしが利く水だと個人的には思います。雑味がなくて、甘さ、辛さがありません。カルシウム硬度が低く(14mg/Lという説あり)軟らかな水です。そのまま飲むよりは、食材の味をつぶしたくないような料理に使うとよいのでしょう。お茶とか昆布だしとか。

一方、富山の海岸部に湧き出る水は、カルシウム硬度が30mg/L以上あって、ほんのりとした甘さとねっとり感があります。舌を鍛えていないと、人によってはわからないかもしれません。こちらは水を楽しむという意味ではいい水だと思います。一度、富山県の水を売っていた人をびっくりさせたことがあります。産地が隠されて試飲に出されていた水を「富山でしょう?」といったら、どうしてわかったのですか?と。

ちなみに、私の特技は水温あてです。足を水につけると、1℃刻みであてられます。それからプールの水の甘さ、辛さ、比重もわかります。全国・世界各地のプールの水に独特な味があります。ある意味、プールっていろいろなエキスの集合体ですからね。泳いでいると飲みたくなくても飲みますし。

湧水の周りで何かのロケをやっていました。なんだろうと気になったのですが、遠くからロケの風景を撮影しました。役者はこの中に写っていません。長岡出身の映画監督、五藤利弘さんの次の作品でした。
http://jmjp.jp/topics/2010/09/post_3711.html
すでに公開されている五藤監督の作品は「モノクロームの少女」です。陰ながら応援しています。


栃尾の油揚げが有名ですが、栃尾におじゃましたときには、ほとんどのお店は売り切れでした。おいしいお店は、午前中にいかないとだめだそうです。栃尾の油揚げは全国の人に食べてほしい一品です。安くて軽くて、たいへんおいしくて、そこらで手に入らないような形状をしていて、お土産にたいへんいいものです。





着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm
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